
スッキリ美腸の日
12月13日は『「胃に胃散」の日』。今回は『「胃に胃散」の日』の意味や由来を解説します。
また、『「胃に胃散」の日』をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例をご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にヘルスケア業界の方や、胃腸薬を取り扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
12月13日は『「胃に胃散」の日』です。医薬品や医薬部外品、健康食品などを製造・販売する株式会社太田胃散によって制定されました。
日付は、「胃(1)に(2)胃散(13)」と読む語呂合わせが由来。同社が販売する胃腸薬「太田胃散」を通じて、身体や胃腸を大切にしてもらうことが、記念日制定の目的です。
同社は毎年『「胃に胃散」の日』に合わせて、記念日の紹介やキャンペーンの開催といった広報PR活動を行っています。特定の商品に関する記念日ですが、胃腸薬のプレスリリースに役立てたり、ヘルスケア情報と胃を紐付けたコンテンツを発信したりできるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
『「胃に胃散」の日』は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、『「胃に胃散」の日』に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。『「胃に胃散」の日』をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
『「胃に胃散」の日』をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.『「胃に胃散」の日』の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと『「胃に胃散」の日』をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
『「胃に胃散」の日』を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから『「胃に胃散」の日』に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後『「胃に胃散」の日』を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
株式会社太田胃散は、2023年12月13日の「胃に胃散」の日にちなんだ企画『「ありがとう いいくすりです」胃にゃん祭りキャンペーン』のプレスリリースを配信しました。期間中に条件を達成すると、オリジナルキャラクターのスマホスタンドが当たるSNSキャンペーンです。
「胃に胃散」の日を含む約1週間募集を受け付けており、キャンペーン開始日に合わせてプレスリリースを配信したのがGOOD。当選すると実際にもらえるアイテムの写真も掲載し、普段関連商品を使う機会のない潜在層にもアプローチした有用な広報PR事例です。
参考:「ありがとう いいくすりです」胃にゃん祭りキャンペーン 太田胃にゃん公式Twitterにて12月13日「胃に胃散の日」を記念した企画を実施!!
農林水産省が展開する「野菜を食べようプロジェクト」の野菜サポーター企業として活動するHUROM(ヒューロム)株式会社は、新商品のプレスリリースを配信。QOLの向上を助ける野菜・果物製品として、消化吸収に優れた生ジュースを提案しました。
「胃に胃散」の日にちなんだ事例ではありませんが、食生活が乱れがちな年末シーズンにフォーカスし「ジュースで胃腸への負担を軽減しながら栄養吸収する」という本商品ならではの強みを訴求したのがGOODです。また、より信ぴょう性を高められるよう医師のコメントを掲載したプレスリリース構成も魅力といえます。
参考:年末の疲れた胃腸にやさしい!スロージューサーのパイオニアヒューロムが『Hurom CARE JUICE』を開発
胃と腸のお薬『強力わかもと』を販売するわかもと製薬株式会社は、40〜50代の男性を対象に、「中年男性の胃腸の衰え」に関するアンケートを実施。結果を調査リリースで配信しました。
プレスリリースのタイトルをひと目見ただけで調査の内容や結果がわかるのがGOODです。各調査結果の項目では、色付きグラフやアンケート回答者のエピソードなどを交えて紹介。項目ごとに読みやすい構成が参考になります。
「胃に胃散」の日に関したプレスリリースではありませんが、独自の調査を実施し、自社商品のアピールにもつなげた好事例です。
参考:中年男性の胃腸の衰えについて実態調査!40~50代男性が昔と比べて食べられなくなってしまった食べ物ランキング1位は「天ぷら」
12月13日の『「胃に胃散」の日』は、胃腸の健康や漢方薬などに注目が集まりやすい日です。薬品の開発・販売を行う企業の方や、胃腸薬に関連するイベント・キャンペーンを検討している方にとっては特に、『「胃に胃散」の日』を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと『「胃に胃散」の日』をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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