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夏割りの日(7月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日夏割りの日(7月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月20日は「夏割りの日」。今回は「夏割りの日」の意味や由来を解説します。

また、「夏割りの日」にちなんだ広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や酒造メーカー、酒類を扱っている飲食店や小売店などはぜひ参考にしてみてください。

「夏割りの日」の意味・由来とは?

7月20日は「夏割りの日」です。お酒を炭酸などのほかの飲み物で割る夏らしい飲み物「夏割り」を多くの人に楽しんでもらいたい、との想いから酒造会社のキリンビール株式会社が制定。日付は、「な(7)つ(2)わ(0)り」と読む語呂合わせから決定しました。

お酒は、ストレートやロックで飲むほか、水割りやお湯割り、ソーダ割などさまざまな飲み方を楽しめます。中でもソーダ割りや水割りなどは、夏らしい「夏割り」の飲み方といえます。

「夏割りの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「夏割りの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「夏割りの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「夏割りの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「夏割りの日」を元に発信をする流れ

「夏割りの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「夏割りの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「夏割りの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「夏割りの日」を広報PRに活かした事例

「夏割りの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「夏割りの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「夏割りの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.奈良の山で採れた天然香木6種を原料にした商品を発売

山の原生植物の活用方法を考える研究所ブランド「日本草木研究所」を運営する合同会社山伏は、創業300余年の奈良の老舗「中川政七商店」とコラボレーションを発表。奈良の山で採れた天然香木6種を原料にした「奈良の森シロップ・サイダー」の発売をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、「奈良の森のシロップ」を使って炭酸割りやかき氷のシロップとして楽しむほか、琥珀糖にしたりフルーツゼリーにしたりするなどのアレンジレシピを紹介。レシピのバリエーションが見える炭酸や柑橘を使用した、さわやかさが感じられる写真がGOODです。記念日に絡めた事例ではありませんが、「夏に楽しんでほしい」という提案が隅々に感じられるプレスリリースです。

参考:中川政七商店×日本草木研究所 初コラボ7月31日発売。日本最古の森を飲む「奈良の森シロップ・サイダー」

事例2.梅酒専門店から夏季限定のデザートカクテルが新登場

リキュールメーカーのチョーヤ梅酒株式会社は、梅酒カクテル専門店「The CHOYA(ザ チョーヤ)銀座BAR」にて、夏の新作デザートカクテルを期間限定で販売することをプレスリリースで発表しました。

新作のデザートカクテルは、梅酒カクテルクリームソーダ「至極の完熟梅スプラッシュ」、梅干しカクテルクリームソーダ「至極の梅星 (うめぼし) ハイボール」の2品。同時期に開催する期間限定の「梅づくしアフタヌーンティー&ハイティー」コースのデザートとしても楽しめます。プレスリリースには、新作のデザートカクテルやアフタヌーンティーコースの写真を掲載。それぞれのカクテルの味がイメージできるよう丁寧に商品概要がまとめられています。

記念日にちなんだ事例ではありませんが、リキュール専門店ならでは飲み物を割る夏季限定の新メニューの発信は、「夏割の日」に活用できる要素が詰まっているのではないでしょうか。

参考:梅酒カクテル専門店「The CHOYA(ザ チョーヤ)銀座BAR」夏の新作!梅クリームソーダ!「至極の梅スプラッシュ」「至極の梅星ハイボール」新登場!梅づくしアフタヌーンティーコースのデザートにも!

事例3.夏に合う果汁感あふれる「シークヮーサーネードの素」を新発売

都内を中心にスーパーマーケットを運営する株式会社エムアイフードスタイルは「ISETAN MITSUKOSHI THE FOOD(ミツコシイセタン ザ・フード)」から新商品を期間限定で発売します。人気のクラフトドリンクシリーズから、『夏場に欲しい酸っぱい割材』をコンセプトにした「シークヮーサーネードの素」です。

商品の販売を告知するプレスリリースには、夏にぴったりのイメージ画像とともに商品の特徴を記載。暑い夏には、「炭酸」で割ることをおすすめしています。担当バイヤーからのコメントを掲載することで、より商品の魅力が伝わります。希少性と季節性が盛り込まれた商品の広報PRとして、参考になる好事例です。

参考:スカッと爽快なのどごしが暑い夏にぴったり!すっきり爽やかな酸味と果汁感あふれる味わい!期間限定「シークヮーサーネードの素」

「夏割りの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「夏割りの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「夏割りの日」は冷たいビールなどのお酒が美味しい時期でもあります。また、お酒だけでなく、希釈して飲むタイプのジュースなど「夏割り」が楽しめる飲料を製造・販売している場青は、積極的に発信するとよいでしょう。イベントやキャンペーンを実施するほか、調査リリースを出すのも一案です。

今一度、「夏割りの日」をきっかけに自社製品やサービスの広報PRを検討してみてはいかがでしょうか。

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