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お菓子の日(毎月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日お菓子の日(毎月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

毎月15日は「お菓子の日」。今回は「お菓子の日」の意味や由来を解説します。

また、「お菓子の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品・スイーツ業界の方や、小売業を手がける企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「お菓子の日」の意味・由来とは?

毎月15日は「お菓子の日」です。全国菓子工業組合連合会によって制定されました。日付は、1911年から開催されている全国規模のお菓子の展示会「全国菓子大博覧会」の第一回が、4月15日を中心に行われていたことから。

毎月の記念日ではありますが、2月はバレンタインデーがありチョコレートを中心としたお菓子に注目が集まることから、2月15日に特に力を入れてイベントやキャンペーンを行う企業も多いようです。

チョコレート以外のお菓子を扱う企業の方も、バレンタインデーに近い2月15日の「お菓子の日」に広報PR施策を行うことで、自社の商品をさらに盛り上げていくことができるのではないでしょうか。

「お菓子の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「お菓子の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「お菓子の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「お菓子の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「お菓子の日」を元に発信をする流れ

「お菓子の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「お菓子の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「お菓子の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「お菓子の日」を広報PRに活かした事例

「お菓子の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「お菓子の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「お菓子の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.グミ活と推し活を融合した新商品を「お菓子の日」から販売開始

大阪のひも製品メーカーの森製紐株式会社は、2024年12月15日の「お菓子の日」に、グミ活x推し活という社員のアイデアから誕生した新商品をプレスリリースで発表。自社ECサイト「モリスリーストア」にて、グミをぶら下げていつでも食べられる専用ホルダー「GUMIPPA!」を販売します。

プレスリリースでは、新商品の利用シーンがわかる画像をはじめ、商品の魅力が伝わる画像を複数掲載。テキストも太字や下線を用いて読み手にわかりやすいよう、メリハリを付けているのがGOODです。

「お菓子の日」を販売開始日に設定し、推し活といった話題性がある要素を組み合わせた広報PRが参考になります。

参考:グミ活と推し活を融合した新習慣!?大阪の老舗紐屋がバッグ等にぶら下げてパッと食べられるグミ専用ホルダー「GUMIPPA!」を12月15日(お菓子の日)新発売!

事例2.お菓子のクレーンゲーム対象のバレンタインキャンペーンを実施

アミューズメント施設の運営などを手がける株式会社GENDA GiGO Entertainmentは、全国のGiGOグループの店舗にて実施するバレンタインキャンペーンについてプレスリリースを配信。対象商品が投入されているクレーンゲームの1プレイごとに、明治のお菓子商品がデザインされたティッシュをプレゼントする施策です。

プレスリリースでは対象となる商品がわかりやすいよう、パッケージの大きな画像とともにキャンペーンの概要を説明。必要な情報を盛り込んだ、キャンペーン内容が伝わるメインビジュアルもGOODです。

「お菓子の日」に合わせた広報PRではありませんが、お菓子に関するキャンペーンなども、記念日に合わせて発信することでさらなる認知拡大が期待できます。

参考:GiGOのお店の 「明治のお菓子ブース」で遊んでオリジナルミニミニティッシュをもらおう!GiGOバレンタインキャンペーン開催のお知らせ

事例1.お菓子やフルーツ、スイーツに関する調査を実施

マーケティングリサーチを行う株式会社アスマークは、全国の20~50代の男女を対象に「お菓子・フルーツ・スイーツに関する調査」を実施。それぞれの購入頻度と理想の購入頻度をベースに、「価格」や「健康意識」を軸に調査した結果をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースのタイトルで、健康への影響や価格を理由に、実態よりもお菓子の購入頻度を減らしたいと思っている人が多いことがわかりました。トピックスで箇条書きにして調査結果をまとめている点がわかりやすくGOOD。記念日に合わせた事例ではないものの、結論を先に述べ、その後に項目ごとに調査結果をグラフを用いながら展開した構成が参考になります。

参考:お菓子の購入頻度、「健康面」「価格面」を理由に実態より大きく減らしたい意向が強い~お菓子・フルーツ・スイーツに関する調査~

「お菓子の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「お菓子の日」は、お菓子に注目が集まるきっかけになる日です。

和洋菓子の製造・販売を手がける企業の方や、スイーツなどの小売を手がける企業の方にとっては特に、「お菓子の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「お菓子の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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