
世界格闘技の日
29日が金曜日となる日は「筋肉を考える日」。今回は「筋肉を考える日」の意味や由来を解説します。
また、「筋肉を考える日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特にスポーツ業界の方や栄養食品業界の方、スポーツジムの運営を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。
29日が金曜日となる日は「筋肉を考える日」です。筋肉の重要性や筋肉とタンパク質との関係性の周知、日常的なタンパク質摂取の促進を目的として、「プロテインシリーズ」製品の製造・販売を行っている森永製菓株式会社が制定しました。
日付は、「筋肉」の文字を入れ替えた語呂合わせ「29(肉)日が金(筋)曜日になる日」から決定。2025年は8月29日が対象です。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「筋肉を考える日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「筋肉を考える日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「筋肉を考える日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「筋肉を考える日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「筋肉を考える日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「筋肉を考える日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「筋肉を考える日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「筋肉を考える日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「筋肉を考える日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
3月29日の「筋肉を考える日」に合わせ、株式会社カヤックは全国農業協同組合連合会と提携し、ユニークな筋肉の形をしたパンを提供するイベント「スキムミルク・デ・パンプアップ」を恵比寿で開催しました。
イベントの独自性とユニークさを強調したプレスリリースで、対象者の興味や関心を引いています。さらに、インスタ映えするディスプレイや商品を複数掲載することでビジュアル要素が伝わり、読み手がイメージしやすいように工夫されている点もGOOD。記念日に合わせたイベントの開催で、広報PRに一貫性が生まれ話題性を高めた好事例です。
参考:【3月29日筋肉を考える日】シックス・ブレッドに肩メロンパン!?健康を意識する全ての人へ、筋肉の形をした「マッスルパン」をマッチョが無料でプレゼント!「スキムミルク・デ・パンプアップ」恵比寿にオープン
株式会社R&Gは、筋トレをしている男女500人を対象に「筋トレのモチベーションに関する意識調査」を行い、ランキング化した結果をプレスリリースで発表しました。
プレスリリースに結果をランキング形式で掲載にすることで、視覚的にわかりやすくした構成がGOODポイントです。専門家のコメントを追加し、情報の信頼性と付加価値をさらに高め、内容に深みを持たせている点も参考になります。
記念日に絡めた事例ではありませんが、具体的な結果をわかりやすく公表することで、対象者の興味や関心を引いている事例です。
参考:【筋トレのモチベーションを上げる方法ランキング】男女500人アンケート調査
株式会社AVOCADOは新商品「高たんぱくブリトー」を発売し、2024年11月4日にゴールドジムとのタイアップイベントを開催することをプレスリリースで配信しました。
健康志向やトレーニング愛好者に向けた商品と、ゴールドジムとのコラボレーションをしっかりアプローチしたイベントです。プレスリリースには、イベント情報だけでなく、ゴールドジム会員限定の特典についてもしっかり記載することで、既存顧客のロイヤルティ向上を意識しています。
記念日に合わせたプレスリリースの配信ではありませんが、シンプルな掲載内容の中に顧客獲得につながる要素が盛り込まれている参考事例ではないでしょうか。
参考:新商品「高たんぱくブリトー」発売&ゴールドジムとのタイアップイベント開催のお知らせ
「筋肉を考える日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
筋肉は、スポーツをする人たちだけでなく、日常生活を送るうえで欠かせないものです。タンパク質摂取ができる製品や筋肉に関連した製品やサービスがある場合は、積極的に発信するとよいでしょう。
「筋肉を考える日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。
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