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日本三景の日(7月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日日本三景の日(7月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月21日は「日本三景の日」。今回は「日本三景の日」の意味や由来を解説します。

また、「日本三景の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に旅行業界の方や日本三景を有する地方自治体、観光に関連する製品やサービスを提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「日本三景の日」の意味・由来とは?

7月21日は「日本三景の日」です。2006年(平成18年)に日本三景観光連絡協議会が制定。日本三景をより広くPRすることを目的としています。

江戸時代の儒学者・林春斎が著書『日本国事跡考』で松島・天橋立・宮島を日本三景として絶賛。そのため、林春斎の誕生日である1618年(元和4年)7月21日(旧暦5月29日)が記念日の由来になりました。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「日本三景の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「日本三景の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「日本三景の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「日本三景の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「日本三景の日」を元に発信をする流れ

「日本三景の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「日本三景の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「日本三景の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「日本三景の日」を広報PRに活かした事例

「日本三景の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「日本三景の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものの、日本三景にちなんだプレスリリースは、今後「日本三景の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.日本三景・松島のプレミアムなホテルがリニューアル

大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ株式会社は、「大江戸温泉物語Premium ホテル壮観」のリニューアル情報をプレスリリースで発表しました。日本三景である宮城県松島町で、プレミアムラウンジでのおもてなしやバイキングが楽しめる宿泊施設です。

「日本三景の日」にちなんだ事例ではありませんが、松島ならではの魅力に触れながら、リニューアル内容を紹介したプレスリリースがGOOD。オープン当日にプレスリリースを配信することでメディア関係者の注目度も高めています。

参考:日本三景松島を望む和モダン温泉宿。大江戸温泉物語が展開するPremiumシリーズ6つ目となる

事例2.ミニトマトハウス再建に向けたクラウドファンディングプロジェクト

株式会社イグナルファームは、新たな取り組みに関するプレスリリースを配信しました。洪水被害で壊滅状態にある東松島市のミニトマトハウスを再建すべく、クラウドファンディングサービス「Makuake」にて応援資金を募るプロジェクトです。

プレスリリースでは、今回クラウドファンディングプロジェクト始動に至った背景ときっかけを紹介し、プロジェクト概要を関係者の写真とともに紹介。また、日本三景の一つ松島の海水を使用した「イグナル流ミニトマトの栽培キット」などの返礼品の一部をビジュアルでピックアップすることで、読み手の興味関心につなげる効果もあります。「日本三景の日」に関する発信ではないものの、キーワードと画像をうまく活用した広報PR事例は、参考になります。

参考:東松島の「いぐなる」ものを食べてミニトマトハウス再建を応援!【日本三景の一つ松島の海水を使用】ミニトマトを生産する農業法人「イグナルファーム」がMakuakeにて開始4日で100万円の応援購入集まる

事例3.宮島を紹介する3ヵ国語対応のデジタル地図を公開

株式会社中国新聞社は、日本三景のひとつであり、世界遺産でもある宮島を紹介するコンテンツを制作・公開しました。「みやじマップ」と名付け、宮島の観光スポットや、周遊コースなどを多言語で紹介するデジタル地図です。

島内の観光スポットを巡るモデルコースをアニメーションで表示し、スマートフォンで表示できるのが特徴。日本語と英語に加え、フランス語にも対応しており、誰でも無料で利用できます。記念日との関連はありませんが、国内の観光客だけでなく、来日者への利用を促すなど、日本三景の広報PR活動につながる内容です。

参考:【中国新聞社】世界遺産・宮島の観光スポットを紹介する多言語デジタルマップを制作

「日本三景の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「日本三景の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「日本三景の日」には、松島・天橋立・宮島というスポットに注目が集まります。現地へのツアー企画などはもちろん、ホテルや商業施設など、スポット周辺の施設がイベントを開催してもよいでしょう。また、国内旅行に関連した調査リリースを出すのも一案です。

今一度「日本三景の日」をきっかけに自社製品やサービスなどを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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