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タイルの日(4月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日タイルの日(4月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月12日は「タイルの日」。今回は「タイルの日」の意味や由来を解説します。

また、「タイルの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に住宅業界や建設業界などをされている企業は、ぜひ企画の参考にしてみてください。

「タイルの日」の意味・由来とは?

4月12日は「タイルの日」です。愛知県名古屋市に本部を置く、全国タイル工業組合が制定。1922年4月12日に東京・上野で全国タイル業者大会が開催され「タイル」の名称を使用することを宣言したことに由来します。

1922年にそれまで「化粧煉瓦」「貼付煉瓦」「敷瓦」などと呼ばれていた名称を「タイル」に統一してから2022年で100周年となることから、「タイル」の魅力をより多くの人に発信し、身近に感じてもらうことを目的としています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「タイルの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「タイルの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「タイルの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「タイルの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「タイルの日」を元に発信をする流れ

「タイルの日   」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「タイルの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「タイルの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「タイルの日」を広報PRに活かした事例

「タイルの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「タイルの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「タイルの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.水まわり・タイル事業100周年を記念した特設サイトを公開

住宅設備機器メーカーの株式会社LIXILは、水まわり・タイル事業の100周年を記念した特設サイトを公開したことをプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、同事業が現在どのような取り組みをしているのかについて記載。特設サイトに記した内容を端的にまとめたほか、担当者のコメントをピックアップした点がより説得力を高めたポイントといえます。記念日にちなんだ事例ではありませんが、100周年記念をきっかけにプレスリリースを配信したことで、認知拡大にも貢献した事例として参考になります。

参考:LIXILの水まわり・タイル事業100周年を記念した特設サイト公開

事例2.面ファスナー式のタイルカーペット固定テープを販売開始

日用品や医療・ヘルスケア製品を販売する株式会社ニトムズは、新商品の粘着テープ「タイルカーペット固定テープ 面ファスナータイプ」についてプレスリリースを配信。タイルカーペットを固定するだけでなく、きれいに剥がして洗えるのが特長です。

プレスリリースでは商品画像を掲載するほか、テープの構造をイラストでわかりやすく紹介したのがGOOD。「タイルの日」に合わせたものではありませんが、開発背景や設計についての説明では専門用語に注釈をつけるなど、読み手が理解しやすいよう工夫したプレスリリースの構成が参考になります。

参考:面ファスナー式だから がっちり固定・取り外して洗える キレイにはがせるタイルカーペット固定テープ 新登場

事例3.タイル名称統一100周年記念イベントを開催

多治見市美濃焼タイル振興協議会と全国タイル工業組合は、タイル名称統一100周年プロジェクトの集大成となるイベントを2日間限定で行うプレスリリースを発表しました。

「タイルの未来」「未来のタイル」について考え、タイルを盛り上げる祭典とするイベントです。多くの⽅にタイルの魅⼒に触れていただけるよう、デザイナーや建築士などのパネルディスカッションのほか、タイルに絵付けをするライブイベント、タイルグッズの販売などのコンテンツを多数用意しています。さまざまな角度からタイルに触れることができる内容は参考にしたいポイント。

参考:タイル名称統一100周年”記念『タイル百年祭』1/27(金)、28(土) 東京・原宿で開催!

「タイルの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

4月12日の「タイルの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

タイルを使用した店舗や施設を運営する企業や、タイルを使った商品を販売する企業などは、「タイルの日」に合わせたプレスリリースを配信してみてはいかがでしょうか。

タイルに関するキャンペーンやイベント開催、調査リリースを出したりするのも一案です。「タイルの日」を上手く活用した広報PR活動は、より多くの人に自社や商品・サービスを周知するきっかけとなるでしょう。

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