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ティシューの日(10月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ティシューの日(10月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月4日は「ティシューの日」。今回は「ティシューの日」の意味や由来を解説します。

また、「ティシューの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報PR事例もご紹介。広報PRやマーケティングネタを探している方、ティッシュを展開する企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「ティシューの日」の意味・由来とは?

10月4日は「ティシューの日」です。日本製紙クレシア株式会社によって制定されました。

日付は「ティ(10)シュー(4)」と読む語呂合わせが由来。アメリカで誕生した世界初のティシュー「クリネックスティッシュー」の販売元であるキンバリークラーク社と提携し、1964年に日本で初めてティシューを発売した同社。以来、ティシューは多目的に使える生活必需品として欠かせない存在となりました。

普段あまり意識されないティシューにスポットを当て、その便利さについて考えるきっかけにしてもらうことが記念日制定の目的です。生活に身近な商材であるため、新商品の発表やキャンペーン告知などと掛け合わせやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ティシューの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ティシューの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ティシューの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ティシューの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ティシューの日」を元に発信をする流れ

「ティシューの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ティシューの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ティシューの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ティシューの日」を広報PRに活かした事例

「ティシューの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ティシューの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ティシューの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.コンパクトサイズの新しいウエットティシューを発売

大王製紙株式会社は、持ち歩きに便利なコンパクトサイズのウエットティシューを新発売するとプレスリリースで発表しました。ラインアップは「除菌アルコールタイプ」「除菌ノンアルコールタイプ」「トイレに流せるタイプ」の3種類で、2025年11月1日から全国発売されます。

プレスリリースでは、従来品の約5分の1まで小さくしたサイズ感や、親しみやすいパッケージデザインを紹介。複数の画像を用い、外出先での衛生対策やトイレ利用時のニーズに応える新提案であることを伝えています。

記念日に合わせた発表ではありませんが、生活必需品を題材にした新商品発表は注目を集めやすく、利用シーンを想起させる工夫が参考になる事例です。

参考:エリエールのおなじみのデザインが、手の平サイズのウエットティシューになって登場!「エリエール ポケットウエットティシュー」 3種を新発売

事例2.“ちょうどいい”容量のポケットティシュを新発売

王子ネピア株式会社は、保湿ティシュ「鼻セレブ」ブランドから、8コパックのポケットティシュを新発売するとプレスリリースで発表しました。既存の4コパック、16コパックに加えた中間容量として、2025年10月1日から全国で順次発売されます。

プレスリリースでは、従来より多様化する生活スタイルや使用シーンに応えるため、“ちょうどいい”容量の8コパックを提案。秋花粉や乾燥が気になり始める時期に合わせた発売であることや、持ち歩きや家庭での使いやすさを具体的に訴求しています。かわいらしいデザインのパッケージ写真も掲載され、商品の魅力を直感的に伝えている点がGOOD。

「ティシューの日」に直接関連する事例ではありませんが、季節性のある商品を需要期にあわせて展開する工夫は、プレスリリースづくりの参考になります。

参考:「ネピア 鼻セレブポケットティシュ8コパック」2025年10月1日(水)より全国で順次発売開始

事例3.40周年を記念した数量限定デザインを発売

日本製紙クレシア株式会社は、プレミアムティシューの発売40周年を記念し、特別デザインパッケージを数量限定で発売するとプレスリリースで発表しました。2025年6月23日から全国で展開され、なくなり次第終了となります。

プレスリリースでは、1985年の発売当時から大切にしてきた「肌触りへのこだわり」や「感謝の気持ち」を、アートカリグラファーユニットによるオリジナルデザインに込めたことを紹介。製品の背景やストーリーを丁寧に伝えることで、40周年という節目を生活者に印象づけています。

記念日に関連する事例ではありませんが、周年を活用した発表でブランドの歩みを振り返り、特別感を打ち出す点が参考になる好事例です。

参考:発売から40周年、感謝の気持ちと発売当時からの想いをデザインに。アニバーサリーパッケージが数量限定登場!

「ティシューの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ティシューの日」は、ティッシュに注目が集まりやすい日です。ティッシュを製造する企業や、生活用品として販売する企業にとっては特に、「ティシューの日」を切り口に自社サービスの魅力や企業姿勢を発信するよい機会となるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ティシューの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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