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東京マラソン開催(3月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日東京マラソン開催(3月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2025年3月2日は「東京マラソン開催」の日。今回は「東京マラソン開催」について解説します。

また、「東京マラソン開催」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと広報事例もご紹介。マーケティングネタを探している方、特にスポーツ業界の方や、マラソン大会の企画運営に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「東京マラソン開催」の意味・由来とは?

2025年3月2日は「東京マラソン開催」の日です。2007年から東京都内で開催されているマラソン大会で、2018年まではおもに2月、2019年以降は、おもに2月末から3月上旬にかけて実施されています

2007年の初大会以降毎年開催されてきましたが、新型コロナウイルスの影響で、第14回となる2020年大会は一般の部の受付を中止し、2021年大会は2022年3月6日へと延期。2022年大会は欠番となり、2023年3月5日に第16回東京マラソンが開催されました。

毎年東京マラソンのシーズンには、ボランティア団体がチャリティーイベントを開催したり、寄付に関する自社の取り組みを発信したりといった広報PR活動が有用です。

「東京マラソン開催」をきっかけに広報PR活動する効果

「東京マラソン開催」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「東京マラソン開催」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「東京マラソン開催」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「東京マラソン開催」を元に発信をする流れ

「東京マラソン開催」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「東京マラソン開催」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「東京マラソン開催」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「東京マラソン開催」を広報PRに活かした事例

「東京マラソン開催」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「東京マラソン開催」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「東京マラソン開催」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.東京マラソンを先導するスポーツカーのビジュアルを公開

ポルシェジャパン株式会社は、2024年3月3日の「東京マラソン開催」に向けたプレスリリースを配信しました。東京マラソンを先導するフル電動スポーツカー「タイカン」のラッピングビジュアルが完成し、アイキャッチと2枚の写真で紹介しています。

さらに、タイカンの試乗キャンペーンをスタートし、プレスリリース内で訴求。記事はシンプルですが、マラソンに興味がある人や車ファンを中心に注目を集めた広報PR活動は、同社ならではの施策といえるでしょう。

参考:東京マラソン2024を先導するポルシェタイカン、ラッピングビジュアルを公開

事例2.東京マラソンの準備・当日ボランティアを募集

東京マラソン2024チャリティの寄付先団体である認定特定非営利活動法人・ADRA Japanは、ボランティアの募集情報をプレスリリースで公表しました。おもてなしグッズの作成やブース設営など、スタッフと一緒に準備を行うボランティアです。

準備ボランティアに加え、当日ボランティアの募集にも触れています。プレスリリースで発信することにより、団体の取り組みを知ってもらうきっかけになっているのが特徴。条件や締切日などを項目に分けて、必要な情報をピックアップできるようまとめた構成も参考になる広報PR事例です。

参考:【ボランティア募集】3月3日に開催される東京マラソン2024を走るチャリティランナーの皆さまをお迎えする準備と受付業務のサポート

事例3.パフォーマンス向上に役立つストレッチを発信

ストレッチ専門店「Dr.stretch」を展開する株式会社nobitelは、1号店オープンから14周年を記念し「14周年誕生感謝祭」を開催しました。店舗の周年記念企画ですが、3月3日に開催する東京マラソン出場に向けて役立つ情報として発信しています。

記念イベントの開催期間と、体調管理やトレーニングが重要視されるマラソンをうまく組み合わせた好事例です。プレスリリースでは、パフォーマンスUPにつながるパーソナルストレッチを3つ取り上げ、写真とともに紹介。読み手が実践しやすいポイントをピックアップしたのもGOODです。

参考:大阪マラソン・東京マラソン目前!ランパフォーマンスを向上させるストレッチも提供するストレッチ専門店『Dr.stretch』が「14周年誕生感謝」を実施

事例4.「東京マラソン2024」のランナー応援イベントをプレスリリースで紹介

東京マラソン2024 ランナー応援イベント事務局は、3月3日の東京マラソンにランナー応援イベントを開催することを発表しました。プレスリリースでは、コース沿道でのパフォーマンス、皇居外苑会場でのステージイベントやアクティビティなど、プログラムをひとつずつ紹介しています。

当日の様子がイメージしやすいよう、写真やルートの地図などを掲載したのがGOODポイント。ランナー以外に興味がある人や、子ども連れでも楽しめるコンテンツを多数ピックアップし、幅広い世代の興味・関心を高めています。

参考:東京マラソン2024 ランナー応援イベントを開催 コース沿道やフィニッシュエリアで大会を盛り上げます!

事例5.ランニングシューズから「東京マラソン2024」限定モデルを発売

アシックスジャパンは、ランニングシューズの限定モデルを発売しました。2024年3月3日の「東京マラソン2024」開催を記念し、アシックスオンラインストアや直営店などで販売するプロジェクトです。

2月29日から3月2日にかけては、東京マラソン会場での発売も決定。2種類を展開しており、それぞれの魅力に訴求し、概要を表にまとめてわかりやすく構成したのがGOODポイントです。複数視点の写真を掲載することで商品デザインがイメージでき、購買意欲にも寄与した広報PR事例といえます。

参考:「東京マラソン2024」開催を記念したランニングシューズ2タイプを発売

「東京マラソン開催」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月2日の「東京マラソン開催」は、毎年開催される東京マラソン大会に注目が集まりやすい日です。マラソン大会の運営に関わっている方はもちろん、チャリティやサポート企業として携わる方にとっては特に、「東京マラソン開催」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「東京マラソン開催」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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