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トナーの日(10月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日トナーの日(10月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月7日は「トナーの日」。今回は「トナーの日」の意味や由来を解説します。

また、「トナーの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、記念日に関連する広報事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特にプリンターやインクカートリッジなどを取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「トナーの日」の意味・由来とは?

10月7日は「トナーの日」です。レーザープリンター用のインクカートリッジ「トナーカートリッジ」を販売する、ケイティケイ株式会社によって制定されました。

日付は、「ト(10)ナー(7)」と読む語呂合わせが由来。記念日をきっかけに、同商品の利用者へ感謝の気持ちを伝えることがおもな目的です。

特定の商品にちなんだ記念日ですが、プリンターやインクカートリッジはさまざまな企業が製造・販売しています。

近年ではハンディタイプのように画期的なプリンターも多数登場しているため、新商品のプレスリリースやキャンペーン情報の発信といった広報PRに有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「トナーの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「トナーの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「トナーの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「トナーの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「トナーの日」を元に発信をする流れ

「トナーの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「トナーの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「トナーの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「トナーの日」を広報PRに活かした事例

「トナーの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「トナーの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「トナーの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.小学生向けラベル印刷ワークショップの開催

プリンター製造会社であるOKIデータMESは、7月9日に福島市立水保小学校5年性の児童10名を対象に「ラベル印刷ワークショップ」を開催したことをプレスリリースで発表。ワークショップだけでなく工場見学も実施することで、子どもたちにモノづくりの楽しさを体験してもらうことを目指す取り組みです。

プレスリリースでは、工場見学やワークショップに取り組む子どもたちの様子がわかる写真や子どもたちから寄せられた感想なども記載。読み手にワークショップのイメージが伝わる構成がGOODポイントです。

記念日に合わせた事例ではありませんが、プリンターやカートリッジなどの新製品の発売だけでなく、記念日にちなんだイベントの実施日といった広報PR活動につなげるのもよいでしょう。

参考:OKI、「小学生向けラベル印刷ワークショップ」を開催

事例2.インクジェットプリントによるフォトコンテストを開催

エプソン販売株式会社では、インクジェットプリントによるフォトコンテスト「エプソンフォトグランプリ2024」の開催による作品の募集開始をプレスリリースで発表しました。

19年目を迎える同コンテストでは、123作品を選出しグランプリには賞金100万円を贈呈します。

プレスリリースでは、メインに当コンテストのビジョンや目的が伝わる画像を掲載しています。さらに、コンテストの開催概要や審査員についてもわかりやすく記載されている点もGOODポイントです。記念日にちなんだ発信ではないものの、コンテストを通じた同社のビジョンが記載されているため、参加者の賛同を促進する内容になっている点も参考になる好事例といえるでしょう。

参考:インクジェットプリントによるフォトコンテスト『エプソンフォトグランプリ2024』の作品募集開始

事例3.3Dプリンタ製の滑り台「ホワイト・ループ」が完成

公益財団法人清春芸術村財団が運営する山梨県北杜市の芸術文化施設「清春芸術村」は、「こどものための建築プロジェクト」の第2弾として、3Dプリンタで制作された滑り台「ホワイト・ループ」の完成をプレスリリースで発表。

プレスリリースでは、同プロジェクトが発足した背景に加え、子どもたちの感性を育むというビジョンについて解説しています。さらに、滑り台で遊ぶ子どもたちの様子がわかる写真を掲載することで、プロジェクトの内容が視覚的にも伝えている点もGOODポイントです。

記念日にちなんだ事例ではありませんが、ディレクターのコメントをはじめ、「ホワイト・ループ」が完成するまでの背景などといったこだわりをプレスリリースで配信した参考事例です。

参考:山梨県北杜市の文化拠点<清春芸術村>に、3Dプリンタ製の滑り台 「ホワイト・ループ」完成のお知らせ

「トナーの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

10月7日の「トナーの日」は、プリンターやインクカートリッジに注目が集まりやすい日です。関連機器の販売に携わっている方や、プリンターにまつわるシステム開発を検討している方にとっては特に、「トナーの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「トナーの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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