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おもちゃの日(5月5日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日おもちゃの日(5月5日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月5日は「おもちゃの日」。今回は「おもちゃの日」の意味や由来を解説します。

また、「おもちゃの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に玩具業界の方、子ども向けの製品やサービスを提供している企業、イベント企画を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「おもちゃの日」の意味・由来とは?

5月5日は「おもちゃの日」です。1949年(昭和24年)に日本玩具協会と東京玩具人形問屋協同組合によって制定されました。

5月5日の「端午の節句」が1948年(昭和23年)に「こどもの日」として新たに制定されたことをきっかけに、「こどもによい玩具を与える」「玩具を大切にする」「親たちに玩具についての関心を深めさせる」ことを目的として、玩具業界を中心にさまざまなイベントを実施しています。

「おもちゃの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「おもちゃの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「おもちゃの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「おもちゃの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「おもちゃの日」を元に発信をする流れ

「おもちゃの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「おもちゃの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「おもちゃの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「おもちゃの日」を広報PRに活かした事例

「おもちゃの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「おもちゃの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例をピックアップ。おもちゃに関するプレスリリースにちなんだ事例をGOODポイントとともに紹介します。

事例1.「東京おもちゃ美術館」に新館長が就任

認定NPO法人芸術と遊び創造協会は、2025年4月1日付で自主運営する「東京おもちゃ美術館」の館長交代のお知らせをプレスリリースで発表。長年館長を務めた多田千尋氏が退任し、後任として山田心氏が就任します。

プレスリリースでは、館長交代の経緯や両氏の今後の抱負を掲載。世界的な子ども博物館アワードで大賞を受賞した「東京おもちゃ美術館」の概要や紹介動画、全国13館ある「おもちゃ美術館」についても紹介されており、施設の認知拡大につなげています。「おもちゃの日」に直接関連していませんが、おもちゃに関する施設の広報PR施策として参考になる好例です。記念日と絡めたプレスリリースの配信は話題性を高めるきっかけになるでしょう。

参考:「東京おもちゃ美術館」館長交代のお知らせ

事例2.木のおもちゃブランド「kiko+」に新作のおもちゃが登場

株式会社Kukkiaが運営する木のおもちゃブランド「kiko+(キコ)」は、天然ゴムを使用した歯固めを扱うスペインのブランド『Oli & Carol(オリアンドキャロル)』とコラボしたラーメンのおもちゃを販売開始。ヨーロッパのブナ材を使った木の器に、天然ゴムでできた麺やナルト、ほうれん草などをのせたおもちゃです。

プレスリリースにはお箸で麺を掴み、ラーメンのリアル感を視覚的に伝えたアイキャッチを掲載しているのがGOODです。おもちゃが天然素材でできていることや口に含んでも安全な塗料を使用していることを明記し、子どもが遊ぶうえでの安全性にも訴求しています。「おもちゃの日」にちなんだ事例ではありませんが、開発秘話を記し、読み手の共感性を高めたプレスリリースの構成が参考になります。

参考:木のおもちゃブランド『kiko+』の新作は、子どもに優しい天然素材の『ラーメン』のおもちゃ【4/8 新発売】

事例3.「おもちゃ」の口コミ内容についてアンケートを実施

株式会社レビューが運営する暮らしに役立つ情報メディア「さぶろぐ」は、日本全国の10代以上の100人を対象に「おもちゃのどんな内容の口コミを参考にするか」についてアンケートを実施。結果を調査リリースで配信しました。

結果は「子どもの反応」がもっとも多く、次いで「壊れにくさ」、「機能性」であることがわかりました。調査リリースでは、1位から6位までを棒グラフでわかりやすく紹介しているのがGOODです。

記念日に合わせた調査ではありませんが、回答者のコメントをそのまま記載することでより説得力が増した好事例といえるでしょう。

参考:【調査レポート】おもちゃのどんな内容の口コミを参考にする?「子供の反応」が1位という結果に!

おもちゃの日をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「おもちゃの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「おもちゃの日」にちなんだイベントやキャンペーンを開催したり、おもちゃに関するプレスリリースを出したりするのも一案です。また、おもちゃと絡めて、同じ5月5日の「こどもの日」やゴールデンウイーク期間中であることなども活かし、親子で楽しめる企画を考えるのもよいでしょう。

「おもちゃの日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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