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バレンタインデー(2月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日バレンタインデー(2月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2月14日は「バレンタインデー」。今回は「バレンタインデー」の意味や由来を解説します。

また、「バレンタインデー」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、実際に活かしている企業の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、チョコレートを取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「バレンタインデー」の意味・由来とは?

2月14日は「バレンタインデー」です。ローマ帝国の時代までさかのぼるといわれる世界的な記念日ですが、日本においては、女性が男性にチョコレートを贈る日として知られています。

日本ではじめて「バレンタインデー」のイベントを発案したとされるのは、チョコレート菓子を製造・販売する株式会社メリーチョコレートカムパニー。パリに「バレンタインデー」の習慣があることを知り、チョコレートの販促イベントにつなげるためにバレンタインフェアを開催しました。

発足当初の売り上げは少なかったものの、現代では定番のイベントとして幅広い年代の人々から親しまれています。

チョコレートを販売する企業だけでなく、期間限定イベントを実施したり、キャンペーン情報を発信したり、多様な広報PR活動に活かせるでしょう。

「バレンタインデー」をきっかけに広報PR活動する効果

「バレンタインデー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「バレンタインデー」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「バレンタインデー」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「バレンタインデー」を元に発信をする流れ

「バレンタインデー」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「バレンタインデー」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「バレンタインデー」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「バレンタインデー」を広報PRに活かした事例

「バレンタインデー」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「バレンタインデー」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.バレンタインにエシカルなコスメキットを期間限定販売

株式会社ピー・エス・インターナショナルは、運営する地球と人に優しいライフスタイルストア「ethicame」にて、「エシカミー バレンタインギフトキャンペーン」を開催することをプレスリリースで配信。贈る方の年代やライフスタイルに合わせたエシカルな期間限定バレンタインコスメキットです。

プレスリリースでは、キャンペーンで販売する3種の限定キットをそれぞれ紹介。バレンタインギフトのイメージ画像とともに商品詳細を丁寧に記し、エシカルな魅力を訴求しているのがGOODです。「バレンタインデー」にチョコレート以外のギフトを展開する際の参考になる好事例です。

参考:2/14(水)まで! 大切なパートナーに、日頃お世話になっている方に、エシカルな期間限定バレンタインコスメキット

事例2.ブランド初のバレンタイン企画で赤いハート型のメンチカツが登場

株式会社ゴリップが展開する牛カツ店「牛カツ京都勝牛」は、2024年2月1日~3月14日までの期間限定で、ブランド初のバレンタイン&ホワイトデーフェアを実施することをプレスリリースで配信。フェアの第1弾として、公式Instagramをフォローすると、「真っ赤なハートメンチ」のトッピングをプレゼントします。

プレスリリースでは、ブランドとして初のキャンペーンの概要を丁寧に紹介。印象に残るハート型のメンチカツの写真とひと目で企画の情報がわかるように作成されたアイキャッチがGOODです。読み手の目を引くタイトルのつけ方と画像の選定が参考になる広報PR事例です。

参考:【牛カツ京都勝牛】バレンタイン&ホワイトデー限定「真っ赤なハートメンチ~ぎゅうかちゅっ~」初登場!公式Instagramをフォローして無料でゲットしよう!

事例3.「和」を感じられるチョコレートを集めたバレンタイン企画を実施

株式会社大丸松坂屋百貨店は、松坂屋上野店にて2月1日~14日までの期間限定で「松坂屋上野店のバレンタイン2024」を開催することをプレスリリースで発表。「和」を感じる「じゃぱにーずちょこ」に注目し、和柄や和菓子風デザインのチョコのほか、日本酒や抹茶などの和素材を使ったチョコを展開します。

プレスリリースには、初登場の9ブランドを含む全70以上の国内外ブランドがそろうことを紹介。出店ブランドの具体的な数字を盛り込み、年に一度のスイーツの祭典の規模感を表しているのがGOODです。また、「和」チョコを中心に、トピックとなるブランドを画像とともに掲載。イベントの魅力が伝わる参考事例です。

参考:今年のバレンタインは“じゃぱにーずちょこ”に注目!楽しみ方は多様化し、スイーツを楽しむ祭典へ 松坂屋上野店のバレンタイン2024

「バレンタインデー」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

2月14日の「バレンタインデー」は、チョコレートやギフトを想起させるきっかけになる日です。チョコレート菓子を販売する企業の方だけでなく、プレゼントや期間限定イベントを検討している方にとっても、「バレンタインデー」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「バレンタインデー」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

「バレンタインデー」をプレスリリースに活用する際は、「トレンド徹底活用術 バレンタインデー編」を参考にしてみてくださいね。

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