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水の日(8月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日水の日(8月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月1日は「水の日」。今回は「水の日」の意味や由来を解説します。

また、「水の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに取り入れている事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に飲料業界の方や、水道水などの水を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「水の日」の意味・由来とは?

8月1日は「水の日」です。1977年(昭和52年)に、国土交通省が制定しました。また、8月1日から1週間は「水の週間」とし、節水を呼びかけています。

水の有限性や貴重さについて理解を深め、無駄遣いを防止することが「水の日」のおもな目的です。国土交通省を筆頭に、毎年さまざまな企業で水に関する啓発運動が行われています。

特に8月の夏季は、節水だけでなく、水分補給を促す広報PRも有用です。飲料水を取り扱っている企業であれば、「水の日」にちなんだ企画を考案できるでしょう。

「水の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「水の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「水の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「水の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「水の日」を元に発信をする流れ

「水の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「水の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「水の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「水の日」を広報PRに活かした事例

「水の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「水の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.「水の日」から4日間、国内最大の下水道の展示会を札幌で初開催

公益社団法人・日本下水道協会は下水道の展示会「下水道展’23札幌」の開催をプレスリリースで配信しました。期間は8月1日の「水の日」から4日の4日間です。なお、「水の日」からの1週間は「水の週間」でもあります。

今年で35回目の開催となる下水道展は、全国の下水道関連企業など229社・団体が下水道に関するサービスや技術を展示します。プレスリリースでは、展示会の見どころや過去の開催時の様子を写真で掲載。画像を盛り込むことで参加のイメージがしやすく、イベントの賑わいも伝えることができます。記念日と合わせた展示会の広報PR事例です。

参考:国内最大の下水道の展示会「下水道展’23札幌」8月1~4日に札幌で初開催

事例2.「水の日」から一週間、本社ビルをライトアップ

アサヒグループホールディングス株式会社は、2024年8月1日の「水の日」に合わせて開催するプロジェクトについて、プレスリリースを配信しました。国土交通省が推進するキャンペーンに賛同し、8月1日から7日にかけて本社をライトアップする取り組みです。

2024年で5回目の実施となる活動で、プレスリリースには実際にライトアップした様子を写真で紹介したのがGOODポイント。開始日となる8月1日の約1週間前にプレスリリースを配信することで、メディア関係者を中心に多くの注目を集めるきっかけとなった好事例です。

参考:8月1日「水の日」にアサヒグループ本社ビルをブルーにライトアップ

事例3.「打ち水の日」に行動を呼びかけるキャンペーンを展開

「打ち水大作戦本部」は、2024年8月1日を「打ち水の日」とし、1日中打ち水をすることを呼びかける広報PR施策を展開。SNSで投稿を募集するキャンペーンや、「未来の打ち水アイデア」を募る企画などをプレスリリースで発表しました。

こちらは「水の日」に関した事例ではありませんが、8月1日の「打ち水の日」にちなんで、独自で制定した新規性が魅力的です。また、太字や下線を用いた構成もGOOD。ユニークなプロジェクトをプレスリリースで発信で認知拡大効果に寄与した好事例といえるでしょう。

参考:8月1日は、「打ち水の日」!

「水の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

水は身近な存在であるため、8月1日の「水の日」にもさまざまな広報PRを企画できます。節水を呼びかけるだけでなく、飲料水の製造について発信したり、自社商品の販売促進につなげたりしても良いでしょう。

また、「水の日」にまつわるアンケートを実施し、調査リリースとして発表するのも一案です。川・海・飲料・水道水といった視点から、イベントやキャンペーンの広報活動を検討してみましょう。

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