PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
探し物の日(10月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日探し物の日(10月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月4日は「探し物の日」。今回は「探し物の日」の意味や由来を解説します。

また、「探し物の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に通信業界の方やスマートトラッカーなどのサービスを提供している企業、さまざまな「探し物」に関連する事業を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「探し物の日」の意味・由来とは?

10月4日は「探し物の日」です。NTTの電話番号案内が104番であることにちなんでこの日が記念日となりました

電話番号を探す=探し物と連想されることから、失くした物をもう一度探してみる日とされています。

ただし、この記念日はいつ誰によって制定されたかは不明で、この日にちなんだ大きなイベントなどは特に行われていません。

「探し物の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「探し物の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「探し物の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「探し物の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「探し物の日」を元に発信をする流れ

「探し物の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「探し物の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「探し物の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「探し物の日」を広報PRに活かした事例

「探し物の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「探し物の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「探し物の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.紛失防止タグ「Tile」の新色が登場

最新IoTプロダクトなどを扱うSB C&S株式会社は、探し物を音で探せるスマートトラッカー「Tile(タイル)」の新モデルを発売するとプレスリリースで発表しました。

まずプレスリリースのタイトルに、「探し物を『音』で見つける」というわかりやすいワードを入れている点がGOOD。本文には製品画像だけでなく、バッグやキーホルダーにつけたシーンの画像も挿入しており、活用シーンがイメージできるようになっています。製品の有用性についても丁寧に説明されており、興味を引くプレスリリースになっています。

記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、探し物や落とし物に関する商品の広報PRとして、参考になる事例です。

参考:探し物を「音」で見つける紛失防止タグ「Tile」から新色“第5弾”が登場!新色は見た目も鮮やかなビビットカラー「ネプチューン」「クール クレメンタイン」

事例2.ゆりかもめで落とし物管理サービスを導入

株式会社findは、テクノロジーの力によって落とし物を解決する自社サービス「落とし物クラウド」を株式会社ゆりかもめが導入したことをプレスリリースで配信。ゆりかもめでは、忘れ物をLINEで問い合わせることができるようになります。

プレスリリースでは、このサービスがゆりかもめでどのような課題を解決するのかを説明し、社会性の高さを伝えています。また、LINEで問い合わせができることがひと目でわかる画像を用いてサービスを紹介しているのもGOODです。

記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、遺失物に関するサービスを広めるための広報PR施策として参考になります。

参考:「落とし物クラウドfind」、ゆりかもめへ導入

事例3.登録から問い合わせまでをサポートするAI遺失物管理システムが有明ガーデンに導入

企業や自治体のDX推進をサポートする株式会社ティファナ・ドットコムは、提供するAI遺失物管理システム「落とし物管理さくらさん」が、住友不動産商業マネジメント株式会社が運営する複合商業施設「有明ガーデン」に導入されたことをプレスリリースで発表。

プレスリリースのアイキャッチには、AIによる遺失物管理システムが有明ガーデンに導入されることが一目でわかるものを掲載。「有明ガーデン」では、1日数百以上の紛失物の対応に時間を要していたことから、導入に至ったという背景と、今回の導入によって、期待される効果を紹介しています。最後にAIさくらさんについて箇条書きでわかりやすく伝えている点がGOODです。

記念日にちなんだ事例ではありませんが、探し物に関する自社システムの紹介や導入をきっかけに配信する際の参考になるプレスリリースです。

参考:落とし物管理さくらさんが複合商業施設「有明ガーデン」に導入!AIが登録から問い合わせまで全面的にサポート

「探し物の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「探し物の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「探し物の日」に関連するイベントやキャンペーンを開催したり、探し物や遺失物に関する調査リリースを出したりするのも一案です。「探し物の日」には探し物に注目が集まります。「探すこと」に関連する製品やサービスがある場合は、積極的に発信するとよいでしょう。

「探し物の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ