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しらすの日(5月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日しらすの日(5月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月4日は「しらすの日」。今回は「しらすの日」の意味や由来を解説します。

また、「しらすの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に水産業界や飲食業界をされている企業の方は、ぜひ企画の参考にしてみてください。

「しらすの日」の意味・由来とは?

5月4日は「しらすの日」です。愛媛県西宇和郡伊方町でしらすなどの海産物の加工販売を手がける朝日共販株式会社が制定。5月は全国的にしらす漁が盛んとなること、しらすの「し」を4と見立てたことからこの日に定めました。

記念日には、しらすのおいしさを多くの人に知ってもらいたいという思いが込められています。

また、この日は「みどりの日」でもあります。国民の祝日である「みどりの日」は、自然に親しむことや感謝する日です。森や山からの恵みから豊かな海をつくり、上質なしらすを育ててくれることへの感謝の意味も含まれているそうです。

記念日を活用し、しらすに関連する商品を紹介したり、しらすを使った食料品をプレスリリースで発信したりといった広報PR活動に活かしやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「しらすの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「しらすの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「しらすの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「しらすの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「しらすの日」を元に発信をする流れ

「しらすの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「しらすの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「しらすの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「しらすの日」を広報PRに活かした事例

「しらすの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「しらすの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「しらすの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.沼津港のアジや駿河湾の生しらすを使った丼を販売開始

株式会社山正japanが運営する寿司店「山正」は、沼津港の名産アジや駿河湾の生しらすを使った新メニューの販売を開始します。新メニューは、本店と沼津南店のみの販売です。

新鮮な生しらすを使った生しらす丼、沼津の名産アジをふんだんにのせた丼のほか、地元の海鮮を使用した握りの盛り合わせをラインナップ。沼津南店ではマグロの解体ショーを行うといった地元ならではの企画もGOODです。

ゴールデンウィークの連休前にプレスリリースとして発表することで、国内外からの観光客の来店促進にもつながる事例といえるでしょう。

参考:GWのおでかけに。沼津の寿司店「山正」から「生しらす丼」や旬の魚「アジな薬味丼」が登場!マグロ解体ショーも開催

事例2.しらす尽くしのランチ御膳を期間限定で販売

株式会社DDグループは、連結子会社である株式会社ダイヤモンドダイニングが運営するTHE BAGUS PLACEで「愛知県産南知多しらす」を贅沢につかったランチ御膳を販売することをプレスリリースで配信。ランチマンスリーメニュー『愛知県産南知多しらす御膳 1,580円(税込)』を期間限定で提供します。

隅付き括弧で「旬のしらす」を使ったメニューであることを強調し、何の情報発信かがひと目でわかるようにまとめたプレスリリースのタイトルがGOOD。本文ではしらす御膳の画像とともに、ランチの詳細としてしらすの産地や料理のこだわりについて記しています。

「しらすの日」に関する事例ではありませんが、旬の食材を使った季節性や限定性が盛り込まれたプレスリリースの内容が参考になります。

参考:【旬のしらす尽くし】「愛知県産南知多しらす」を贅沢につかったランチ御膳が登場!~銀座バグースプレイス~

事例3.人気のパイピザシリーズにしらすを使った季節限定メニューが登場

シーフードレストラン「レッドロブスター」を運営するレッドロブスタージャパン株式会社は、春の限定メニューを販売を開始。

季節限定メニューには、同店人気のパイピザシリーズに「しらす&桜エビ」のトッピングが新たに加わりました。プレスリリースでは、新商品の概要を写真とともに紹介したうえで、同店の人気シリーズをあわせてピックアップしているのがGOODポイントです。

参考:春食材が集合!オレンジ・しらす・桜海老などの旬の食材を使った2品が春限定でやってくる!レッドロブスター 春の新メニューが3月14日(火)スタート!

「しらすの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「しらすの日」の意味や由来、また「しらすの日」に関連した広報PR事例を紹介しました。

「しらすの日」にちなんだ新商品の販売やイベントを開催することはもちろん、しらすに関連したアンケートを調査し、結果を発信するのも一案です。自社製品にしらすや魚に関連する商品やサービスがある場合は、「しらすの日」をきっかけに広報PRしてみるとよいでしょう。

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