
母の日
11月20日は「世界こどもの日」。今回は「世界こどもの日」の意味や由来を解説します。
また、「世界こどもの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、実際に活かしている企業の実例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特に国際デーにまつわる施策を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
11月20日は「世界こどもの日」です。1954(昭和29)年の国際連合総会にて、国際デーのひとつとして制定されました。
日付は、1959年11月20日に「子どもの権利宣言」が、1989年11月20日に「児童の権利に関する条約」が採択された出来事にちなんでいます。
子どもたちの相互理解を深め副詞を増進させることが、記念日制定の目的です。毎年「世界こどもの日」には、公益財団法人・日本ユニセフ協会をはじめ、複数の企業・団体が記念日にまつわる広報PR活動を行っています。
「世界こどもの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「世界こどもの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「世界こどもの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「世界こどもの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「世界こどもの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「世界こどもの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「世界こどもの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「世界こどもの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。
教育事業を展開する株式会社ベネッセホールディングスは、11月20日の「世界こどもの日」に合わせて、「ベネッセウェルビーイングLab」と放課後NPOアフタースクールとでオンラインフォーラムを開催するとプレスリリースで発表しました。
プレスリリースでは、フォーラムのプログラムを表で掲載し、見やすい構成にしています。登壇者の詳しいプロフィールも掲載し、興味を引く工夫がされているのもGOODです。「世界こどもの日」にぴったりのテーマであり、記念日に合わせた広報PRとして参考になる事例です。
参考:ベネッセ ウェルビーイングLabが11/9(土)に保護者・教職員・こども支援者向けオンラインフォーラムを開催 「こどものウェルビーイングを考えよう、11/20は世界こどもの日」
子ども支援専門の国際NGO公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、11月20日の「世界こどもの日」に合わせて「子どもの権利」の認知促進を目指すキャンペーンをインスタグラム上で実施すると、プレスリリースで発表しました。
プレスリリースの冒頭には、キャンペーンを表した画像を掲載し、印象的なアイキャッチになっています。参加する有名人の名前を太字にして強調することで、目に留まる工夫もされているのがGOODです。記念日に合わせたSNSのキャンペーンとして、参考になる広報PRです。
参考:国連が定めた、11月20日「世界こどもの日」にあわせインスタグラムを通じて「子どもの権利条約」認知促進へ
フィリピンの子供たちの生活をサポートする認定NPO法人アイキャンは、11月20日の「世界こどもの日」から冬の募金活動を開始するとプレスリリースで発表しました。募金は児童養護施設「子どもの家」の運営に活用されます。
プレスリリースでは、「世界こどもの日」や活動内容について丁寧に解説。一番重要な寄付方法も複数用意し、それぞれわかりやすく記載されているのがGOODです。記念日をきっかけに募金という社会活動を促す広報PRとして、参考になるプレスリリースになっています。
参考:11月20日は「世界こどもの日」。フィリピンの子どもたちの権利を守る活動を30年続ける国際協力NGO・アイキャンが、この日から募金活動を開始します!
11月20日の「世界こどもの日」は、国際デーや子ども向けのイベントに注目が集まりやすい日です。ファミリー層を想定した企画を検討している方や、子どもが対象のイベント・プロジェクトなどを手掛ける企業の方にとっては特に、「世界こどもの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「世界こどもの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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