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世界社会正義の日(2月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日世界社会正義の日(2月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2月20日は「世界社会正義の日」。今回は「世界社会正義の日」の意味や由来を解説します。

また、「世界社会正義の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に法曹業界の方やリサーチ・調査業界の方、イベント運営を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「世界社会正義の日」の意味・由来とは?

2月20日は「世界社会正義の日」です。2008年(平成20年)に社会正義の必要性を啓発するための国際デーとして国連総会によって制定されました。

社会正義とは、法の下の平等や同一労働同一賃金などの社会の常識から考えて正しい道理のことを指します。毎年この日には、国際労働機関(IOL)がメッセージを発信しています。

また、この日を中心に、各地で貧困の撲滅と公平な社会の実現のための啓発活動が行われています。

「世界社会正義の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「世界社会正義の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「世界社会正義の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「世界社会正義の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「世界社会正義の日」を元に発信をする流れ

「世界社会正義の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「世界社会正義の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「世界社会正義の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「世界社会正義の日」を広報PRに活かした事例

「世界社会正義の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「世界社会正義の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「世界社会正義の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.辰年を記念する新商品をプレスリリースで発表

キーン・ジャパン合同会社は、2024年度の「辰年」を記念し、新商品のプレスリリースを公開しました。中国の伝統的な色彩スペクトルを採用し、龍の刺繍をあしらった新シリーズです。

「世界社会正義の日」のプレスリリースではありませんが、ジェンダー平等や災害支援など社会正義への取り組みを紹介しています。自社の活動内容をわかりやすく発信した記事内容はもちろん、着用シーンをイメージしやすい写真を豊富に掲載し、各商品の魅力を訴求した書き方が参考になる事例です。

参考:<KEEN>から「辰年」を記念したカプセルコレクションが発売。中国の伝統的な5つの色彩スペクトルと龍をデザイン。

事例2.正しさや正義について考える中高生向けの書籍を発売

株式会社学研ホールディングスは、グループ会社の株式会社Gakkenから発売する『正しさってなんだろう 14歳からの正義と格差の授業』のプレスリリースを配信しました。社会の矛盾やウソにフォーカスし、20のテーマと質問を取り上げた書籍です。

「世界社会正義の日」とは少し異なるテーマですが、「正しさを考える授業」「正義が多様化する時代」など、キャッチーな文言で興味を引いているのが特徴的な事例といえます。中高生向けのコンテンツを発信する広報PR施策として参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考:【“知の巨人”と「正しさ」を考える授業、はじめます!】誰もが一度は感じたことのある素朴な疑問に“知の巨人”がズバリ答える『正しさってなんだろう』発売

事例3.「食の未来」と題した調査レポートをプレスリリースで紹介

株式会社TBWA HAKUHODOは「食」をテーマにした意識調査を実施し、「Future of Food(食の未来)」と題したレポートをプレスリリースで配信しました。食の未来についてまとめたうえで、食べ物に対する意識の変化や食品システム、テクノロジーといった観点から紹介しています。

一般的な調査レポートに比べるとやや専門的な要素を含むプレスリリースですが、企業としての取り組みの認知を広め、市場や事業に関心を持ってもらう効果も期待できる事例です。「世界社会正義の日」のテーマに関連付けやすい広報PR施策としても有用な事例といえるでしょう。

参考:TBWAが「食」をテーマにした消費者の意識調査をもとに、兆しを先読みするレポートを公開

「世界社会正義の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「世界社会正義の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「世界社会正義の日」には、社会正義の観点から考えられるさまざまな調査リリースを出したり、社会正義に関するイベントやキャンペーンを行ったりするのも一案です。

「世界社会正義の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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