PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
世界野生生物の日(3月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日世界野生生物の日(3月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月3日は「世界野生生物の日」。今回は「世界野生生物の日」の意味や由来を解説します。

また、「世界野生生物の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に動物園、植物園の方や野生動植物関係を取り扱う企業、団体の方はぜひ参考にしてみてください。

「世界野生生物の日」の意味・由来とは?

3月3日は「世界野生生物の日」です。1973年3月3日に『絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約』が採択されたことを記念し2013年に国際連合総会にて決定されました。

経済的、文化的に重要な野生動植物の保護の取組強化を目的としています。

毎年この日には世界中の公的機関や企業、団体が野生生物についてさまざまな情報を発信しています。

「世界野生生物の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「世界野生生物の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「世界野生生物の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「世界野生生物の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「世界野生生物の日」を元に発信をする流れ

「世界野生生物の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「世界野生生物の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「世界野生生物の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「世界野生生物の日」を広報PRに活かした事例

「世界野生生物の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「世界野生生物の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「世界野生生物の日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「世界野生生物の日」に関する絵本を配信開始

モバイルコンテンツ事業を展開する株式会社アイフリークモバイルは、グループ会社である株式会社アイフリークスマイルズが運営する、絵本アプリ「森のえほん館」にて新作が登場したことをプレスリリースで発表。国際デーのひとつである、3月3日の「世界野生生物の日」をテーマにした「生きとし生けるもののために(データベース、Webサービス)」を配信開始します。

プレスリリースでは、本作のあらすじを紹介。可愛らしい絵本のアイキャッチ画像が、読み手の目を引きます。同社はこれまでも国際デーに関連するさまざまなコンテンツを配信しており、その一覧も掲載。今回の「世界野生生物の日」をはじめ、子どもたちに国際デーを通じて世界の出来事を学び、豊かな心を育ててほしいという想いが伝わる内容になっています。

参考:500冊以上の絵本が楽しめるアプリ「森のえほん館」に世界野生生物の日をテーマにした絵本「生きとし生けるもののために(データベース、Webサービス)」が登場!

事例2.リアルな野生動物フィギュア「ワイルドライフ」から新アイテム登場

リアルな動物や恐竜のフィギュアメーカーのシュライヒ社の日本法人、シュライヒジャパン株式会社は、野生動物の「ワイルドライフ」シリーズから新作を発表。新たに6アイテムが発売されることをプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、今回発売される6アイテムを1点ずつ画像とともに丁寧に紹介しています。商品画像だけでなく、子どもたちがフィギュアで遊んでいるシーンを掲載することで手に取るイメージがしやすくGOOD。記念日に絡めた発信ではありませんが、野生生物に関する新商品発売時の参考になるプレスリリースではないでしょうか。

参考:野生動物がリアルなフィギュアとして子どもの想像力や観察力を広げる!ドイツ生まれの知育玩具ブランド【シュライヒ】が2024年の新作フィギュアを3月14日(木)に新発売!

事例3.MRゴーグルで楽しむ、都心のナイトサファリパーク開催

株式会社博報堂は、株式会社ZMP、NTTコミュニケーションズ株式会社、株式会社フューチュレックとともに、ナイトサファリパーク「TOKYO NIGHT SAFARI」の事業検証を開始したことを発表。4社で共同推進する、ロボットと生活者が共生する新たな風景を目指す「Robo-Village」プロジェクトの第一弾サービスとして、XRで動物たちを間近で楽しめるライド型のイベントを開催します。

プレスリリースでは「TOKYO NIGHT SAFARI」の開催概要を記し、読み手にイベントの詳細がわかるように体験イメージを画像で紹介。キリンやライオンといった野生生物が、街中・公園に出現している画像はインパクトがあり目を引きます。将来的には地方活性化サービスを目指す展望も記載しているのがGOOD。

記念日にちなんだ事例ではありませんが、観光経済を活性化させることに着目した社会性や「いつもの公園に野生生物が出現」するという新たな体験を企画した話題性が伝わる参考事例です。

参考:いつもの公園に、野生動物が出現!XRライド型サファリパーク「TOKYO NIGHT SAFARI」3/15〜アーバンドック ららぽーと豊洲にて一般公開イベント開催決定

「世界野生生物の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月3日の「世界野生生物の日」の意味や由来、また記念日に関連した広報PR事例を紹介しました。

「世界野生生物の日」には野生生物に注目が集まります。動物園、植物園の方や野生動植物関係を取り扱う企業、団体の方は積極的に発信するとよいでしょう。

今一度「世界野生生物の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ