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山形さくらんぼの日(6月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日山形さくらんぼの日(6月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

6月6日は「山形さくらんぼの日」。今回は「山形さくらんぼの日」の意味や由来を解説します。

また、「山形さくらんぼの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に青果業界の方や、山形県産さくらんぼを使った商品開発・提供などを行う方は、ぜひ参考にしてみてください。

「山形さくらんぼの日」の意味・由来とは?

6月6日は「山形さくらんぼの日」です。全国農業協同組合連合会・山形県本部(JA全農山形)によって制定されました。

日付は、さくらんぼの収穫が6月に最盛期を迎えることと、数字の「6」がさくらんぼのシルエットに似ていることから。山形県が生産量日本一を誇り、高い品質でも人気を集めるさくらんぼを、より多くの人に知ってもらうのが記念日制定の目的です。

さくらんぼは全国各地で販売されていますが、特に山形県産のさくらんぼは1年を通して人気があります。

山形さくらんぼそのものの紹介はもちろん、さくらんぼを使ったスイーツをプレスリリースで取り上げたり、6月のイベントに絡めたりといった広報PR施策にも有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「山形さくらんぼの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「山形さくらんぼの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「山形さくらんぼの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「山形さくらんぼの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「山形さくらんぼの日」を元に発信をする流れ

「山形さくらんぼの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「山形さくらんぼの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「山形さくらんぼの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「山形さくらんぼの日」を広報PRに活かした事例

「山形さくらんぼの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「山形さくらんぼの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだ事例ではないものも、今後「山形さくらんぼの日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.さくらんぼが実る町を歩きながらごみ拾い

海と日本プロジェクト広報事務局は、寒河江市スポーツツーリズム推進協議会主催の「寒河江さくらんぼウォーク2023」についてプレスリリースを配信しました。6月17日に実施されるイベントにおいて、同事務局はごみ拾い活動を開催。

コース中にごみ拾いをすると、市内連携のラーメン店で使えるクーポン券がもらえるシステムです。「さくらんぼの里」といわれる山形県寒河江市を歩くウォーキングイベントと、「海洋ごみを内陸から考える」というコンセプトをうまく組み合わせています。

参考:「寒河江さくらんぼウォーク2023」CHANGE FOR THE BLUEコラボ企画 寒河江川から海を変えていこう!ごみを拾って市内ラーメン店で使えるクーポンをプレゼント

事例2.山形さくらんぼをまるごと使った餅菓子が期間限定で登場

株式会社亀屋万年堂は、「旬果の恵みーさくらんぼー」と名付けた商品の販売を決定しました。「旬の味わいに“和”を加えてさらに美味しく贅沢に」をコンセプトに、山形さくらんぼの「佐藤錦」をまるごと使用した餅菓子です。

同商品は、さくらんぼの収穫シーズンである6月9日から30日にかけて、直販店舗にて限定販売。プレスリリースでは商品のビジュアルや佐藤錦の写真に加え、店頭ポスターを掲載することで、視覚にも積極的にアプローチしているのがGOODです。

参考:キュンとする“初恋の味”!山形県産さくらんぼ「佐藤錦」を一粒まるごと使用した『旬果の恵み さくらんぼ』6月9日(金)より亀屋万年堂直販28店舗にて販売

事例3.新品種のさくらんぼを産直通販サイトで販売

JA全農は、産地直送通販サイト「JAタウン」のプレスリリースを配信しました。通販サイトで展開しているショップ「小さなYAMAGATAマルシェ」にて、新品種のさくらんぼ「やまがた紅王(べにおう)」の販売がスタート。

既存の「紅秀峰」を上回る大きさと、「佐藤錦」に並ぶ糖度、さらに酸味が少ない特徴をピックアップしています。プレスリリースでは、冒頭の紹介のあとにパックされたさくらんぼの写真を掲載。販売中の新品種について発信することで、全国各地への認知拡大・販売促進効果を高めた広報PR事例です。

参考:2023年デビュー 新品種のさくらんぼ「やまがた紅王」が「JAタウン」のショップ「小さなYAMAGATAマルシェ」で、販売中!

「山形さくらんぼの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

6月6日の「山形さくらんぼの日」は、さくらんぼの中でも山形県産の品種に注目が集まりやすい日です。さくらんぼの生産・販売に携わっている方や、山形さくらんぼを用いた商品開発、関連イベントなどを検討中の方にとっては特に、「山形さくらんぼの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「山形さくらんぼの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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