企業・団体の裏側で奮闘する当事者が、サービスの誕生秘話や急成長した商品・サービスの裏側などを自らの言葉で発信できるサービスPR TIMES STORY<https://prtimes.jp/story/>。
各STORYに設定されているハッシュタグをクリックすると、同じハッシュタグが設定されたSTORYが一覧で表示されるようになったのをご存知でしょうか。
ハッシュタグでの一覧表示ができるようになったことで、企業・団体にとってはサービス開発者やプロジェクトメンバーの挑戦や想いがより多くの方に届きやすく、メディアや生活者にとっては同じテーマのストーリーを探しやすくなりました。
本記事では、PR TIMES STORYのハッシュタグの基本的な情報をまとめながら、ハッシュタグを活用するポイントをご紹介します。
ハッシュタグは何のために設定するの?
そもそも、なぜSTORYにハッシュタグを設定するのでしょうか。まずは、ハッシュタグを設定するメリットについて見ていきましょう。
ストーリーを見つけてもらいやすくなる
先にお伝えしたように、STORYに設定されているハッシュタグをクリックすると同じハッシュタグが設定されたSTORYを一覧で表示することができます。
読み手にとって同じテーマのSTORYを探しやすいというメリットがありますが、企業・団体にとってもSTORYを見つけてもらうための導線になります。
ストーリーにどんな情報が含まれているか一目でわかる
ハッシュタグはタイトル直下に表示されるので、本文を読む前にSTORYのテーマや要点を知ることができます。
メディアは題材を絞ってネタを探していることも多く、タイトルに加えてハッシュタグでSTORYの要点を伝えることで目を通してもらう導線になるでしょう。
SNSでもシェアされる
STORYの画面にはプレスリリース同様、SNSのシェアボタンで自身のアカウントでSTORYをシェアすることができます。このとき、設定したハッシュタグが、自動的に投稿文に記載されるようになっています。
ハッシュタグが付くことでSNSにシェアした投稿を他の利用者に見つけてもらいやすくなります。
検索に有効
ハッシュタグはGoogleやYahooなど検索エンジンの検索範囲に含まれます。たとえ、タイトルや本文の中で使っていなくても、ハッシュタグに設定されていれば、検索結果の画面にSTORYが表示される可能性があります。
ハッシュタグ設定のポイント
上記でハッシュタグを活用するメリットをお伝えしましたが、果たしてどんなハッシュタグを設定すればよいのでしょうか。次は効果的なハッシュタグのつけ方について解説します。
適切なハッシュタグの個数
PR TIMES STORYのハッシュタグは最大3つまで設定することができます。
ハッシュタグを適切に設定すると、STORYへの導線が増えたり、検索結果に表示される可能性が高くなったり、要点が分かりやすくなるなどのメリットがあります。ハッシュタグは、設定可能な3つまで設定するのがおすすめです。
ただし、STORYの内容とかけ離れたキーワードを設定してしまうと読み手に混乱を与えてしまいます。どんなSTORYなのか読み手に伝わるよう、適切なキーワードを設定するように心がけましょう。
おすすめの9つのハッシュタグ
同じハッシュタグの付いたSTORYが一覧で表示されるという機能のため、ハッシュタグには他のSTORYにも設定されている、もしくは、設定されうるキーワードを選択するのが効果的です。
例えば、創業ストーリーを発信するときに企業名をハッシュタグに設定するよりも「スタートアップ」や「ベンチャー」といった大きな括りのキーワードを設定すると、同様なストーリーに関心のある方に届きやすくなります。
また、PR TIMES STORYでは、メディアや生活者にとって関心度の高いストーリーが多く発信されるよう、「ストーリー発信プロジェクト」を2021年1月から行っています。
PR TIMESプレスリリース
その想いやナレッジをより広く伝えるメソッド「ストーリーコンテンツガイド」を公開し、「PR TIMES STORY」ストーリー発信プロジェクトの継続を発表
月間3件まで無料で利用できるプロジェクトでは、メディアや生活者の関心度の高いテーマのストーリー発信を支援していることから、適用条件として対象テーマに沿ったハッシュタグの設定が含まれています。
ここで、ストーリー発信プロジェクトがサポートしている9つのテーマとハッシュタグを紹介します。テーマに沿って、当事者として味わった苦悩や、辿り着いた決断、断固として実現したい思い、今だから伝えられる背景や裏話をSTORYとして発信しましょう。
1.「開発の裏側」 #開発の裏側
新製品や新商品の開発、既存商品のリニューアル時におけるストーリー。
2.「創業時の苦労や現在に至るきっかけとなった出来事のエピソード」 #創業エピソード
創業時の歴史やこれまでの過程にふれながら、重要な場面ごとにおけるストーリー。
3.「サービスの誕生秘話」 #誕生秘話
サービスの誕生までの過程や紆余曲折を含むストーリー。
4.「大きな挑戦となったプロジェクトや企画の裏側」 #プロジェクトの裏側 or #企画の裏側
肝煎りのプロジェクトや業務提携、力を込めた広告施策や企画におけるストーリー。
5.「資金調達や事業譲受、IPOなど企業としての大きな転機の裏側」 #企業成長の裏側
資金調達、事業譲受、IPOといった企業としての重要な転機におけるストーリー。
6.「事業として大きな決断となる事業撤退の裏側」 #事業撤退の裏側
サービスやプロジェクトの撤退とその決断におけるストーリー。
7.「急成長や大ヒットした商品・サービスの裏側」 #ヒットの裏側
急成長・大ヒットまでの道のりやきっかけとなったできごとを交えたストーリー。
8.「失敗や挫折を経てV字回復を果たした商品・サービスの裏側」 #V字回復の裏側
製品やサービスにおいて、大失敗や挫折を経て、その経験が糧となり、大成功に至ったストーリー。
9.「コロナ禍における奮闘」 #コロナ禍における奮闘
コロナ禍という逆境の中で行った施策の背景や、事業施策や組織施策を進めていくうえでのストーリー。
これらのテーマに該当するストーリーがあれば、ハッシュタグと併せて設定することがおすすめです。
届けたい相手にリーチするためにもハッシュタグを適切に設定しよう
本記事では、STORYのハッシュタグを設定する理由と設定のポイントについて紹介しました。
STORYを発信するには当事者への取材、原稿作成、画像の準備と多くの労力が必要なため、発信して満足することも少なくありません。
しかし、発信したSTORYがメディアや生活者に届いてこそのパブリック・リレーションズです。ハッシュタグを活用して、想いのつまったSTORYが多くの方に届く機会にしましょう。
初めてSTORYを発信する方はこちらのコンテンツガイドも是非活用してみてください。自社で発信したいハッシュタグの一覧から、他社のSTORYを参考にしてみるのもおすすめです。
<編集:大森 美野>
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