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広報スキルの向上におすすめの資格は?資格取得前に知っておきたい5つのこと

検定試験や資格取得は、自身のスキルアップにも繋がる有益なもの。積極的に取得して、モチベーションを高めていきましょう。

本記事では、広報スキルの向上におすすめの資格をご紹介します。資格取得前に確認しておくべきポイントも解説するので、ぜひチェックしてくださいね。

広報になるためには資格があると有利になる?

保険会社や銀行に勤める場合は保険販売時に必須の「生命保険募集人」「損害保険募集人」、法曹として働くうえでは「弁護士資格」が必要なように、一定の職業に従事するうえで必ず取得しなければならない資格があります。入社・配属前に取得しておくと優位に働くことも多いでしょう。

では、広報担当者として働くうえで資格は必要なのでしょうか。

まずは、広報活動をするうえでの資格の必要性や資格取得のメリットをご紹介します。

広報として活躍するために資格の取得は必須ではない

前提として、広報として活動するうえで取得しなければならない資格はありません。「〇〇を取得していないから広報には配属されない、働けない」ということはありませんので安心してくださいね。

もちろん、なにも資格を取得していない状態で広報部を希望しても問題ありません。では、広報担当者が資格を取得するとどのようなメリットがあるのでしょうか。

資格の勉強をすることで、体系的に基礎知識が学べる

広報の勉強をしている画像

資格取得は、広報活動をするうえの基礎知識を学べる手段のひとつ。幅広い内容を体系的に学べるので、知識を定着しやすくなります。当然、試験を受験するだけでは知識の習得には結びつけません。資格取得や検定試験合格に向けて、学習する過程によって知識は蓄積されていくものなのです。

また、資格取得に向けて努力を重ねることで、日々の仕事の解像度も一層上がるでしょう。

資格だけでなく、実践を積むことが重要

前述したように、資格取得は広報として活動するうえでの知識を習得できるもの。積極的に受験して、必要な知識を体系的に学んでいきたいですよね。

しかし、広報担当者として成長していくのであれば「知識」だけでなく、「知識+実践」の両方を磨いていかなければなりません。たとえ基礎知識を身に付けていたとしても、実践経験が乏しければせっかくの知識を活かせないためです。

広報担当者として成長したい方は、資格取得をスキルアップのためのひとつの要素として捉えることが重要。他要素も磨きながら、資格取得に励んでいきましょう。

広報スキルを向上させるためにおすすめの資格

広報スキル向上のため、実践スキルとあわせて資格取得に励むのがベスト。退社後や休日を上手に活用しながら、資格取得に向けて勉強していきましょう。

では、広報担当者はどのような資格を受験すればよいのでしょうか。次は、広報スキル向上に役立つ資格を3つご紹介します。

1.PRプランナー資格認定制度 

PRプランナー」は、公益社団法人「日本パブリックリレーションズ協会(日本PR協会)」が実施している検定試験。受験対象は、広告関連会社勤務・企業の広報部でのPR業務担当者・広報業務に興味を持っている人です。

1次試験・2次試験・3次試験に分かれており、基礎知識を問う筆記試験や時事問題に加えて実践的課題として「プレスリリースの作成」も出題されます。広報業務業に関する知識を幅広く体得したい人におすすめの試験です。

PRプランナー認定資格 公式サイト

2.IRプランナー

IRプランナー」は、インベスター・リレーションズに関する知識を身に付けていることを証明する資格のひとつ。IRプランナーは、企業内に外部のクライアントや顧客からの客観的な意見を取り入れ、経営に生かす役割も持ちます。

資格取得時には名刺に記載することもでき、社内外からの信頼獲得にも繋がるため、資格取得を奨励す企業も増加しています。基礎コースや応用コースがあるので、スキルや目標にあわせてコースを選びましょう。

株式会社IRジャパン 公式サイト

3.商品プランナー 

商品プランナー」は、日本商品開発士会が行っている協会認定の資格。受験資格や対象の制限はなく、商品プランナーとして商品戦略・販売戦略・販売促進戦略の基礎知識とスキルを身に付けている者を指す資格です。

商品プランナーの主要学習科目は、下記の4項目に分かれています。

【「商品プランナー」主要学習資格】

  • 商品、サービス企画の基礎
  • 商品開発マーケティングの基礎
  • 商品開発におけるコミュニケーション、プレゼンテーションの基礎
  • 商品開発におけるMMPコミュニケーション、プレゼンテーションの基礎

市場と企業の橋渡しとして活躍したい広報担当者におすすめの資格です。

日本商品開発士会「商品プランナー」 公式サイト

広報PRに関する資格を取得する前に知っておきたいこと

ご紹介したように、広報担当者としてのスキル向上をはかるために「PRプランナー資格認定制度」「商品プランナー」など、各種資格取得を目指したいもの。効率的に知識を身に付けるためにも、資格取得前にしっかり準備しておきましょう。

最後に、広報PRに関する資格を取得する際に知っておくべき3つのポイントを解説します。資格取得を予定している方は、事前にチェックしておいてくださいね。

広報PRに関する書籍が並んでいる画像

1.自分に足りないスキルと得るべきスキルを明確にする

資格取得は、自分が身に付けていない知識や情報を得るための手段のひとつ。やみくもに資格を取得するのではなく、自分が得るべきスキルが何なのかを把握したうえで受験に臨みましょう

【資格選びのポイント】

  • 自分に足りていないスキルを学べる
  • 今後の事業展開や業種の特色に活かせるスキル
  • 転職時や昇進時に自分の武器としてアピールできる、アピールしたいスキル

2.試験までの勉強スケジュールを立てる

広報に関する資格はしっかり準備をしておけば、そこまで取得が難しい資格ではありません。しかし、合格ラインを超えるためには当然一定の勉強時間が求められます。加えて、広報担当者になって間もない場合は実践で身に付けたスキルがないため、勉強時間はやや多めに取っておく必要があるのです。

資格取得を目指した場合は、まず試験までの学習スケジュールを立てましょう。おおまかに決めるのではなく、学習度や進捗を可視化しやすくなるように「1ヶ月後には〇章までを勉強する」「この1週間は過去問を2周解く」といったように細かなスケジュール設定がおすすめです。

3.受験にあたって自社の費用負担条件を確認する 

広報担当者のスキル向上は企業にとってもプラス効果をもたらします。資格取得支援制度を取り入れている企業の場合は、資格取得時の受験料を会社側が負担してくれることも多いのです。

ただし、受験料を負担する際には「会社側からの申し込みが必要」「証明書の送付が必要」など、細かな規定や条件が定められていることもしばしば。制度をしっかり活用するためにも、事前に負担条件や会社の制度詳細を確認しておきましょう

4.合格に必要な参考書と購入方法をチェックする

広報に関する資格は独学で勉強するのが一般的。セミナーや学校に通わないため、自分で資格取得にあわせて参考書を購入する必要があります。書店でも購入できますが、受験する資格の公式サイトで販売されていることも多いのでぜひチェックしてみてくださいね。

また、前述した受験料負担と同様に、企業によっては参考書の購入費を負担してくれるケースもしばしば。事前に確認しておくとよいでしょう。

5.受験者のブログで特に対策すべき点を把握する

効率的に資格取得に向けて勉強するためにも、受験者のブログは要チェック。過去の問題や対策ポイントを解説してくれているブログも多く、非常にタメになります。

資格取得までに必要となった勉強時間を記載してくれていることも多いので、自身の勉強スケジュールの目安として活用してみましょう。

何のために受験するかをよく考えよう

本記事でご紹介したように、広報に関する資格として「PRプランナー」「商品プランナー」などさまざまな資格や検定試験があります。

しかし、資格取得はあくまで基礎知識を体系的に学ぶ手段のひとつ。資格を取得したからといって、広報の実践スキルが身に付くわけではありません。実践スキルとあわせて資格を取得することで、広報担当者としてのスキルを高めていきましょう。

また、資格取得を仕事に活かすためには「取得すべき資格」を明確にする必要があります。求められている知識や身に付けるべきスキルを十分考えたうえで、取得すべき資格を選んでくださいね。

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この記事のライター

PR TIMES MAGAZINE編集部

日本最大級のプレスリリース配信サービス「PR TIMES」を運営すること12年。営業、カスタマーサクセス、パートナー事業に携わるメンバーが在籍しています。広報PR担当者さまからのお問い合わせやご相談の経験を活かし、広報PR担当者さまの気づきや行動につなげられる記事を執筆しています。

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