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経理の日(3月31日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日経理の日(3月31日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月31日は「経理の日」。今回は「経理の日」の意味や由来を解説します。

また、「経理の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に会計・税務といった業務に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「経理の日」の意味・由来とは?

3月31日は「経理の日」です。クラウド請求管理サービスを手掛ける株式会社Misocaが弥生株式会社にグループ入りした2016年、新年度を迎える記念日として制定されました。

日付は、中小企業の決算月が3月に集中しており、多くの企業が3月31日に年度末を迎えることから。また、社名になっている「弥生」は3月、「Misoca」は31日(最終日)を表すことにもちなんでいます。

経理の重要性を再認識し、関係者が新しい気持ちで4月を迎えられるように促すのが、記念日制定の目的です。

弥生株式会社は2020年、株式会社Misocaを吸収合併し、その後も「経理の日」にちなんだWebコンテンツなどを発信してきました。

経理は企業にとって大切な業務のひとつでもあるため、自社サービスと「経理の日」を関連づけて紹介したり、経理に関する情報を発信したりといった広報PR活動に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「経理の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「経理の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「経理の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「経理の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「経理の日」を元に発信をする流れ

「経理の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「経理の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「経理の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「経理の日」を広報PRに活かした事例

「経理の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「経理の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「経理の日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.「経理の日」に合わせて自社調査のレポートを配信

株式会社MS-Japanは、2024年3月31日にちなんで調査を実施し、プレスリリースでレポートを発表しました。同年2月28日から3月6日にかけて、全国の管理部門144人を対象に行った「経理の仕事とキャリアの意識調査」の調査リリースです。

調査概要と詳細をわかりやすくまとめたプレスリリース内容はもちろん、自社の名前や「経理の日」、さらに回答のトピックを明記したタイトルがGOOD。調査結果の5つの項目を見出しに分けて、グラフ画像で可視化した構成も非常に参考になります。

参考:MS-Japanが3/31「経理の日」にあわせ「経理の仕事とキャリア」を調査! 「いまの仕事に満足」20・30代では半数に留まる

事例2.自社サービスの受賞実績をプレスリリースで発信

リコーグループのメイクリープス株式会社は、クラウド型請求管理サービス「MakeLeaps」が3つの賞を受賞したことをプレスリリースで発表しました。スマートキャンプ株式会社主催のアワード「BOXIL SaaS AWARD 2025」「BOXIL SaaS AWARD Spring 2025」での選出について、部門別の表彰やサービスの口コミなどを紹介しています。

こちらは「経理の日」にちなんだ事例ではありませんが、客観的な評価がわかる受賞をきっかけにプレスリリースを配信することで、企業とサービスの認知拡大効果に寄与したのが特徴です。既存顧客に対して信頼背の高さを伝えるきっかけにもなった好事例といえるでしょう。

参考:クラウド型請求管理サービスMakeLeaps「BOXIL SaaS AWARD 2025」 BOXILセクション「請求書発行システム部門」1位に選出

事例3.生成AI搭載の新機能についてプレスリリースを配信

アルプ株式会社は、運営する請求書発行システム「Scalebase ペイメント」が大幅アップデートしたことをプレスリリースで配信しました。請求書作成から代金回収までの効率化、未回収のリスク低減などで担当者の負荷を軽減する生成AI技術を活用した2つの新機能「AI請求業務アシスタント(β版)」「AI書類読み取り(β版)」をリリースしました。

プレスリリースでは、リリース情報がわかるアイキャッチ画像を掲載。2つの新機能について、見出しを設けて視覚的にもわかりやすく紹介しているのがGOODです。「経理の日」に関する内容のプレスリリースではありませんが、新機能のリリースによりどんなことが実現できるのかを明記した記事構成が参考になります。

参考:請求書作成システム「Scalebase ペイメント」が大幅アップデート!生成AI搭載の新機能「AI請求業務アシスタント」「AI書類読み取り」β版をリリース

「経理の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月31日の「経理の日」は、経理業務に注目が集まりやすい日です。会計や税務といったシステム・サービスの開発などを行う企業の方にとっては特に、「経理の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「経理の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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