
緑茶の日
2月1日は「ゆでたまごの日」。今回は「ゆでたまごの日」の意味や由来を解説します。
また、「ゆでたまごの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に食品関連の事業を行う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
2月1日は「ゆでたまごの日」です。「ゆでたまごで毎日をちょっと幸せに」をテーマに活動する一般社団法人日本ゆでたまご協会が制定しました。会の設立日および「ニワトリ(2)、たまご(0)、ひとつ(1)で料理として成り立つ」と読むことを由来。
ゆでたまごのすばらしさを周知するとともに、ゆでたまごを通じて多くの人が楽しみながら健康に、幸せになってもらうことを目的としています。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「ゆでたまごの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ゆでたまごの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ゆでたまごの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ゆでたまごの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ゆでたまごの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ゆでたまごの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ゆでたまごの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ゆでたまごの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。いずれも記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、今後「ゆでたまごの日」にちなんだ広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。
食品製造販売を行うケンコーマヨネーズ株式会社は、子会社サラダカフェ株式会社が展開するサラダショップより新商品の発売を発表。「たんぱく質」に着目し、たんぱく質が豊富な蒸し鶏、ゆで卵、豆類を使った『たんぱく質が摂れる!蒸し鶏とお豆の美サラダ』などを販売することをプレスリリースで配信しました。
プレスリリースでは、サラダの詳細を写真とともに説明。サラダに使用するドレッシングが購入できるリンクも併せて掲載し、販売促進を図っているのがGOODです。「ゆでたまごの日」に関する事例ではありませんが、ゆで卵を使った新商品などは、記念日に合わせて広報PRを行うのもおすすめです。
参考:【サラダショップ|Salad Cafe】たんぱく質が摂れる「美サラダ」2品を新発売~カラダの中から美と健康をサポートするサラダ~
キッチン家電などの企画・開発・販売を手がける株式会社ラドンナは、好みの固さのゆで卵がつくれる「Toffy エッグスチーマー」についてプレスリリースを配信しました。
プレスリリースでは、製品概要を記したのちに製品を使用して作られたさまざまな卵料理の画像を掲載。調理の簡単さを4ステップの図解で紹介し、3種類のゆで加減の写真も掲載するなど、使用イメージが伝わりやすい点がGOODです。記念日に合わせたプレスリリースの配信ではありませんが、ゆで卵に関する商品は、「ゆでたまごの日」に発信することでさらなる認知拡大が期待できます。
参考:同時に最大6個調理可能! 放っておくだけで簡単にゆで卵がつくれる 「Toffy エッグスチーマー」発売
ソース類の製造販売などを行うキユーピー株式会社は、ゆで卵を丸ごと使ったパウチ惣菜「キユーピーのたまご ネギダレで食べる」シリーズ2品のリニューアルを発表。累計販売個数100万個を達成した人気商品です。
プレスリリースでは、発売後の調査結果をもとに黄身の半熟感アップしたというリニューアルの背景を説明。商品を使用した新たなメニューの提案も併せて行い、さまざまな商品の楽しみ方を訴求した構成がGOODです。「ゆでたまごの日」に関する広報PRではありませんが、販売前にプレスリリースを配信し、認知拡大を図った好事例です。
参考:累計販売個数100万個達成!味付けゆで卵のおかず化が定着 黄身の半熟感がアップ!「キユーピーのたまご ネギダレで食べる」シリーズ 「うま辛たまご」「ねぎ塩たまご」2品をリニューアル
「ゆでたまごの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
ゆでたまごそのものを商品化している企業だけでなく、ゆでたまごを使った商品や調理器具などを販売する企業でも、2月1日の「ゆでたまごの日」に合わせた広報PR活動が行えそうです。記念日に合わせたプレスリリース配信や、「#ゆでたまごの日」を活用したSNS発信などでより多くの人に自社の取り組みを周知してみましょう。
【関連記事】