
国際親の日
5月22日は「サイクリングの日」。今回は「サイクリングの日」の意味や由来を解説します。
また、「サイクリングの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特にレジャーやアウトドアに関連する業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。
5月22日は「サイクリングの日」です。公益財団法人日本サイクリング協会が創立45周年を記念し、2009年に制定しました。
同団体が公益事業を行う財団法人として、正式な認可を受けたのが1964年の同日であったことから、5月22日に設定されています。
自転車はほかの移動手段と比べて環境負荷も低く、運動になるため健康面にもよい影響をもたらします。同団体は、記念日を通して積極的な自転車の利用を呼びかけるとともに、レジャーやスポーツとしてのサイクリングに興味・関心を持ってもらうきっかけづくりを目的としています。
「サイクリングの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「サイクリングの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「サイクリングの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「サイクリングの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「サイクリングの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「サイクリングの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「サイクリングの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「サイクリングの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例、サイクリングに関する広報PR活動を紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「サイクリングの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
地域密着型プロロードレースチーム.・宇都宮ブリッツェンの運営会社であるサイクルスポーツマネージメントは、健康増進と介護予防を趣旨とした「いきいき自転車教室」を開催。宇都宮市内に住む65歳以上の方を対象としたイベントの詳細をプレスリリースで配信しました。
プレスリリースでは、参加者の声を紹介することで、第三者の目線から本イベントの有意義さを紹介しています。参加者が自転車教室をいきいきと楽しむ様子が伝わる写真を多用している点もGOODポイント。「サイクリングの日」に直接関連する事例ではありませんが、サイクリングに関する催しへの関心を高めるうえで、参考になるプレスリリースの構成です。
参考:日本初地域密着型自転車ロードレースチーム 宇都宮ブリッツェンによる介護予防サイクリングの実施について
東海旅客鉄道株式会社は、初のレンタサイクル拠点「弁天島サイクルゲート」を開業したことをプレスリリースで配信しました。拠点の開業にあわせて、お得なグルメクーポンの配布や、「弱虫ペダル LIMIT BREAK」「SKE48」とのコラボレーション企画も実施されます。
プレスリリースでは、レンタサイクル拠点の立ち上げ背景や地域の魅力、施設概要、さらにはコラボ企画まで丁寧に紹介。記念日に合わせた配信ではないものの、地域のレンタサイクル拠点を盛り上げる構成例として参考になるプレスリリースです。
参考:【JR東海】浜名湖における地域創生プロジェクト「浜名湖サイクリング」事業の立ち上げ
Acceledgesは、自転車を趣味やレジャーとして気軽に楽しむ方向けの新SNS「BIKE EDITOR」のサービスを開始したことをプレスリリースで配信しました。「BIKE EDITOR」では、写真と地図情報を合わせて投稿し、自転車との楽しかった思い出を場所とともに記録・共有できます。
「サイクリングの日」に合わせた配信ではないものの、現時点で利用可能な機能だけではなく、今後のサービス展開についても言及しており、期待感を高めめる構成となっています。自転車に関する新たなサービスを紹介する際は、本事例を参考に「サイクリングの日」にプレスリリースの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
参考:【新SNS誕生】“自転車の楽しい”を“写真+地図”でシェア!ライトユーザー向けサイクリングSNS「BIKE EDITOR」4月25日正式サービス開始
コロナ禍以降アウトドアが注目されている今、「サイクリングの日」にちなんだ取り組みを発信することでメディアの目に留まる可能性も大きく高まります。
「サイクリングの日」に向けたキャンペーンやイベントの実施はもちろん、「自転車」自体が多くの人にとって身近な存在であるため、「サイクリングの日」にちなんで「自転車」と自社の接点をSNSに投稿するだけでも、自社に親しみを感じてもらえるきっかけになります。
ぜひ、「サイクリングの日」に向けて広報PRの取り組みを行ってみてください。
【関連記事】