PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
GAPとSDGs農業の日(11月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日GAPとSDGs農業の日(11月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月14日は「GAPとSDGs農業の日」。今回は「GAPとSDGs農業の日」の意味や由来を解説します。

また、「GAPとSDGs農業の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に農業に携わっている方や関連する製品やサービスを提供している企業、団体の方はぜひ参考にしてみてください。

「GAPとSDGs農業の日」の意味・由来とは?

11月14日は「GAPとSDGs農業の日」です。GAP(ギャップ)の認知度向上と普及を目的とし、一般財団法人日本GAP協会が制定。

GAPとはGood Agricultural Practicesの頭文字を取ったもので、農畜産物を生産する工程で生産者が守るべき管理基準とその取り組みを指します。SDGs(持続可能な開発目標)に多くの面で貢献していることから「GAPは農業のSDGs」とも言われています。

GAPとSDGs農業を普及・推進するための発信はもちろん、関連する取り組みなどを知らせる広報PR施策としても活用できるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「GAPとSDGs農業の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「GAPとSDGs農業の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「GAPとSDGs農業の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「GAPとSDGs農業の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「GAPとSDGs農業の日」を元に発信をする流れ

「GAPとSDGs農業の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「GAPとSDGs農業の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「GAPとSDGs農業の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「GAPとSDGs農業の日」を広報PRに活かした事例

「GAPとSDGs農業の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「GAPとSDGs農業の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「GAPとSDGs農業の日」を広報PR活動に活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「GAPとSDGs農業の日」にちなんだ取り組みを紹介

一般財団法人・日本GAP協会は、11月14日の「GAPとSDGs農業の日」に先駆けてプレスリリースを配信。記念日がある11月を「GAPとSDGs農業推進月間」とし、Instagramキャンペーンをはじめとする取り組みを多数展開することを発表しました。

プレスリリースでは、今回決定したロゴマークや、GAP認証農産物のふるさと納税などについても紹介しています。GAPの認知拡大と普及を目的とした記念日企画ですが、「GAPとSDGs農業の日」を明記することでさらに多くの人へアプローチした好事例といえるでしょう。

参考:11月14日は「GAPとSDGs農業の日」、ロゴマークが決定! Instagramキャンペーンをスタート

事例2.温室効果ガス排出量を可視化する共同研究の始動を発表

AIを用いた衛星データ解析技術を主軸に事業を手掛けるサグリ株式会社は、一般財団法人・日本GAP協会との共同研究を開始し、プレスリリースで発表しました。JGAP認証農場における温室効果ガス排出量を可視化し、生産者の取り組み努力を見える化することを目的としたプロジェクトです。

「GAPとSDGs農業の日」と直接関連する事例ではありませんが、始動とともにプレスリリースを配信してメディア関係者にアプローチしたのが特徴。共同研究の背景や目的に加え、今後の展開にも触れることで社会的意義を伝えています。

参考:サグリ株式会社、日本GAP協会JGAP認証農場の温室効果ガス排出量の可視化に関する共同研究を開始

事例3.徳島県と福島県の魅力を堪能するイベント開催

飲食店やイベントなどの事業を通して地域創生を支援する株式会社八芳園交流コンテンツプロデュースは、徳島県∞福島県ポップアップショールーム『あんしんを食べよう!トクしまフクしま GAPフェア』を開催。イベントの詳細をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースには日本各地域の自治体と連携し、「地域の食文化から新たな交流創造」の実現を目指していることを掲載。徳島県と福島県それぞれのGAP認証取得への取り組みを明記しているのがGOODです。イベントの概要と注目コンテンツ、展示物や販売内容などからポップアップショールームや同社の取り組みまでといった豊富な情報をわかりやすくまとめた読み応えのある参考事例です。

記念日に絡めたプレスリリースではありませんが、徳島県と福島県の取り組みとともにGAPの普及拡大につなげた広報PRといえるでしょう。

参考:〈徳島県∞福島県〉GAP認証に取り組む2県をむすぶ5日間ポップアップショールーム『あんしんを食べよう!トクしまフクしま GAPフェア』を白金台「MuSuBu」で開催

「GAPとSDGs農業の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月14日の「GAPとSDGs農業の日」の意味や由来、また記念日に関連した広報PR事例を紹介しました。

11月14日前後には、GAPとSDGs農業の普及・推進に向けた啓発活動が行われています。食のワークショップや農業の未来を考えるシンポジウムを実施することはもちろん、農業についての調査リリースを発信するのも一案です。

「GAPとSDGs農業の日」を切り口として自社キャンペーンやイベントの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ