
緑茶の日
5月3日は「ゴミの日」。今回は「ゴミの日」の意味や由来を解説します。
また、「ゴミの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に取り入れている企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にゴミ拾いや環境問題といった分野の広報PRを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
5月3日は「ゴミの日」。「ゴ(5)ミ(3)」と読む語呂合わせから、ゴミ捨てやゴミ拾いなどを想起させる日本の記念日です。
制定した時期や団体は定かではありませんが、毎年5月3日前後には「ゴミの日」にちなんだイベント・キャンペーンが実施されています。生活ゴミや廃棄する家具などの大型ゴミはもちろん、ゴミ拾いを啓蒙したり、ボランティアキャンペーンを企画したりといった施策につながるでしょう。
なお、「ゴミの日」と同様の由来で、株式会社MCSが「ゴミ片付けの日」を制定しています。
「ゴミの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ゴミの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ゴミの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ゴミの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ゴミの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ゴミの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ゴミの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ゴミの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ゴミの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
東洋製罐グループホールディングス株式会社は、2023年5月3日の「ゴミの日」に開催した「ごみフェス2023」のオープニングイベントについてプレスリリースを配信しました。ゴミのリサイクルを考える機会づくりをテーマに展開した企画で、初日の様子をレポートとして紹介しています。
プレスリリースには複数の写真を掲載し、イベント中の様子がわかるよう簡単な説明とともにピックアップ。取り組みについて詳しく発信したプレスリリース内容はもちろん、シンプルでわかりやすいタイトルもGOODです。
参考:「ごみフェス2023」のオープニングイベントを5月3日(ごみの日)に開催しました
社会課題の解決に向けて事業を展開する株式会社Gabは、広島県大崎上島町にて開催予定のイベント情報をプレスリリースで配信しました。「清走中」と題したゲーム感覚ゴミ拾いイベントに、同社が企画運営として参画。
ゴミ拾いに焦点を当てたユニークなプロジェクトで、プレスリリースでは開催情報を項目に分けてまとめたのがGOODポイントです。「ゴミの日」に特化した事例ではありませんが、関連性のある有用な広報PR施策として参考になるのではないでしょうか。
参考:ゲーム感覚ゴミ拾いイベント「清走中」、広島県大崎上島で開催決定!
株式会社レビューは、情報メディア「さぶろぐ」にて「不用品回収・買取業者のどんな内容の口コミを参考にするか」のアンケート調査を実施しました。2024年3月、20代以降の男女100人を対象にWeb調査を行い、プレスリリースでレポートを配信。
参考にする口コミの内容は「料金」1位、「回収・買取できる品目」が2位に挙がりました。プレスリリースにはサマリーで回答の割合がひと目でわかるグラフを掲載し、詳細は1位から順に見出しごとに紹介した構成がGOODです。「ゴミの日」の事例ではありませんが、調査レポートのわかりやすいまとめ方も参考になります。
参考:【調査レポート】不用品回収・買取業者のどんな内容の口コミを参考にする?1位は「料金」という結果でした!
5月3日の「ゴミの日」は、ゴミ拾いやリサイクルなどを想起させるきっかけになる日です。ボランティア活動に携わる企業の方や、ゴミ拾いにちなんだプロジェクトを検討している方にとっては特に、「ゴミの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ゴミの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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