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金シャチの日(8月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日金シャチの日(8月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月22日は「金シャチの日」。今回は「金シャチの日」の意味や、日付の由来を解説します。

また、「金シャチの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際の広報事例もピックアップ。広報やマーケティングネタを探している方、特に愛知県・名古屋市にちなんだ広報PRを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「金シャチの日」の意味・由来とは?

8月22日は「金シャチの日」です。名古屋城の金シャチ(金のしゃちほこ)の認知拡大を目指して、鍼灸整骨院を経営する川村芳彦氏によって制定されました。

8月は、名古屋市の市章が「八マーク」であることから。22日の由来は、名古屋城大天守の金のしゃちほこの形が、数字の2に似ているためです。さらに、金のしゃちほこにまつわる記念イベントを開催していることも、記念日の由来となっています。

8月22日の「金シャチの日」に限定したイベント・キャンペーンは少ないものの、名古屋城が日本100名城のひとつであることや、特別史跡に指定されていることから、歴史的な観点からさまざまな広報PRに活かせるでしょう。

「金シャチの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「金シャチの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「金シャチの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「金シャチの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「金シャチの日」を元に発信をする流れ

「金シャチの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「金シャチの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「金シャチの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「金シャチの日」を広報PRに活かした事例

「金シャチの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「金シャチの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものの、金シャチに関するプレスリリースは、今後「金シャチの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.金シャチのお菓子と名古屋土産がコラボレーションで登場

ジェイアール東海フードサービス株式会社は、「ケロケロシャチボン」と名付けた新商品の販売情報をプレスリリースで公開しました。金シャチをイメージしたお菓子「シャチボン」と、株式会社青柳総本家が展開する名古屋土産「カエルまんじゅう」のコラボレーション商品です。

プレスリリースのアイキャッチには、コラボ企画であることがわかるように商品画像に商品名を添えています。。各社の紹介を記載している点もGOOD。「金シャチの日」にちなんだ広報PR事例ではありませんが、写真と紹介文、構成が参考になるプレスリリースです。

参考:青柳総本家「カエルまんじゅう」×「シャチボン」コラボ商品「ケロケロシャチボン」発売!

事例2.名古屋城木造復元に向けて、限定パッケージ缶を販売・寄付

海老せんべい「ゆかり」を中心に、自然の恵みを生かしたお菓子づくりをする株式会社坂角総本舖は、「金シャチ募金」と題した募金活動についてプレスリリースを配信しました。名古屋城天守閣木造復元に向けた「名古屋城木造復元プロジェクト」への支援活動として、自社商品「ゆかり黄金缶」1缶につき5円を寄付する取り組みです。

今回のプレスリリースでは、2023年度の寄付で累計金額4,500万円を突破したことを報告。名古屋限定パッケージとして金色に彩られた「ゆかり黄金缶」は、累計900万缶の販売台数を突破しています。「金シャチの日」の記載はないものの、歴史的建造物の復元に向けて、自社の活動を積極的に発信し認知拡大につなげた広報PR事例です。

参考:〈ゆかり黄金缶〉名古屋城復元寄附

事例3.名古屋市電子商品券にデジタル地域通貨を3年連続で提供

シンクタンクの株式会社三菱総合研究所は、名古屋市の電子商品券「金シャチマネー2024」のプラットフォームとして、デジタル地域通貨サービス「Region Ring」の提供についてプレスリリースを配信。消費喚起やキャッシュレス決済の利用促進による地域経済活性化を目的に3年連続で実施しています。

プレスリリースでは、名古屋市の取り組みを詳細に記載することで、地域性と新規性がメディアフックとなっている点がGOOD。さらに過去のプレスリリースのリンクも記載することで情報に厚みを持たせ、最後に今後の見通しも記載することで、継続的なメディア掲載へとつなげる工夫がされています。

記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、自治体の取り組みを紹介する広報PRの施策として、参考になる事例です。

参考:名古屋市電子商品券「金シャチマネー2024」にデジタル地域通貨「Region Ring®」を3年連続提供

「金シャチの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

8月22日の「金シャチの日」は、愛知県や名古屋を中心に広報PR活動に活かせます。特に、名古屋の魅力を発信したり、名古屋城や金シャチに関連する商品・サービスを紹介したりといった広報PRに有用です。

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