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いい家の日(11月18日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日いい家の日(11月18日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月18日は「いい家の日」。今回は「いい家の日」の意味や由来を解説します。

また、「いい家の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活かしている企業の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に不動産業界の方や、建築やリフォームに携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「いい家の日」の意味・由来とは?

11月18日は「いい家の日」です。株式会社アサツーディ・ケイが、同社が実施する「ADK不動産プロジェクト」の一環として制定しました。

日付は、「いい(11)、い(1)え(8)」と読む語呂合わせから。「自分にとっていい家とは何か」を考えるきっかけを作り、住宅への関心を深めることで、市場を活性化させることが記念日制定の目的です。

毎年「いい家の日」には、不動産業界を筆頭に、市場の動向を公表したり、リフォーム・リノベーションに関するプレスリリースを発信したりといった広報PRが行われています。日常的に身近な商材でもあるため、さまざまな切り口でPR活動に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「いい家の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「いい家の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「いい家の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「いい家の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「いい家の日」を元に発信をする流れ

「いい家の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「いい家の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「いい家の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「いい家の日」を広報PRに活かした事例

「いい家の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「いい家の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「いい家の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.イケアが家でのより良い「眠り」についてのイベント開催

スウェーデン発祥の家具メーカー イケアの日本法人イケア・ジャパン株式会社は、家での眠りに関するプレスイベントを開催。プレスリリースで当日の内容について配信しました。

プレスリリースでは、イベント当日の詳細を写真とともに紹介。また、独自に行ったアンケート調査の結果も掲載し、情報量が豊富である点もGOODです。最後にイケアとして提案する良い眠りのヒントも紹介し、自社の広報PRにつなげています。

記念日に関連したイベントではないものの、「いい家」をテーマにした広報PRとして、参考になるプレスリリースです。

参考:『いい明日は、いい寝心地から』イケア、2025年度は家での暮らしに重要な「眠り」をサポート

事例2.空き家と空き店舗を活用したクラフトイベントを開催

ハンドメイドマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」を運営する、株式会社クリーマは、長野県岡谷市・辰野町にて、空き家を活用した「Creema Craft Caravan」の開催を決定。クラフトイベントの詳細をプレスリリースで紹介しました。

このイベントは、約70組のクリエイターが集結し、空き家と空き店舗を活用した会場でワークショップやスタンプラリーなどを展開するプロジェクトです。プレスリリースでは、イベントに参加するクリエイターと商品画像を紹介したのがGOOD。「いい家の日」の事例ではありませんが、家やクラフトがテーマのプレスリリースと組み合わせて参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考:長野県岡谷市・辰野町で開催!空き家を活用したクラフトイベント「Creema Craft Caravan」約70組のクリエイターによるマーケットにワークショップ、スタンプラリーまで

事例3.東京のひとり暮らしについてアンケート調査を実施

不動産買取事業や空き家買取事業などを手掛ける株式会社AlbaLinkは、「初めての東京一人暮らしの家賃に関する意識調査」を実施。2023年8月25日から9月7日にかけて、東京でひとり暮らしをした経験がある男女494人を対象に行った調査結果をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、ひとり暮らしのきっかけや間取り、家賃といった回答を項目に分けて紹介しています。記念日に関する調査ではありませんが、わかりやすいグラフを掲載し、具体的な回答内容をコメントとしてまとめた構成が参考になる事例です。

参考:【初めての東京一人暮らしの家賃に関する意識調査】男女494人アンケート調査

「いい家の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月18日の「いい家の日」は、一軒家・マンションに注目が集まり、リフォームやリノベーションを想起させるきっかけになる日です。不動産を扱う企業の方や、建築関連のサービスを開発・運営する企業の方にとっては特に、「いい家の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「いい家の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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