国連加盟記念日
3月4日は「HMPAの日」。今回は「HMPAの日」の意味や由来を解説します。
また、「HMPAの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に健康やダイエットに関する情報を発信している方や、「HMPA」を含む製品を扱っている企業はぜひ参考にしてみてください。
「HMPAの日」の意味・由来とは?
3月4日は「HMPAの日」です。医薬品などの製造販売を行う丸善製薬株式会社によって制定されました。日付は、HMPAの正式名称『3-(4-Hydroxy-3-Methoxyphenyl)Propionic Acid』の頭の数字から。
「HMPA」はポリフェノールの摂取時に生成される代謝産物で、さまざまな健康効果が期待できるといわれています。丸善製薬株式会社は、「HMPA」について長年の研究を重ねて食品原料として規格化に成功。これを機に「HMPA」の認知を広めることを目的に記念日を定めました。多くの人に自身の健康について考えてもらいたいとの思いも込められています。
2024年制定の記念日であるため、記念日を使った発信などはまだあまりないものの、「HMPA」が配合された商品・サービスを紹介したり、ヘルスケア関連での情報発信に活かしたりといった広報PR施策に活用できるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「HMPAの日」をきっかけに広報PR活動をする効果
「HMPAの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「HMPAの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「HMPAの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「HMPAの日」を元に発信をする流れ
「HMPAの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「HMPAの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「HMPAの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「HMPAの日」を広報PRに活かした事例
「HMPAの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「HMPAの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「HMPAの日」を広報PR活動に活かすうえでヒントになるでしょう。
事例1.「HMPAの日」の制定をプレスリリースで発表
健康食品や化粧品の原料となる天然由来成分を製造する丸善製薬株式会社は、3月4日を「HMPAの日」として制定したことをプレスリリースで発表しました。
プレスリリースのメイン画像には、「HMPAの日」を知らせるバナーを設定。記念日登録証とともに、記念日制定の経緯としてどういったことが目的なのかがまとめられています。次いで、日付の由来と会社の概要を展開した比較的シンプルなプレスリリースの構成ですが、記念日制定を機に自社の取り組みもしっかりと記された参考事例です。
参考:3月4日は「HMPAの日」日本記念日協会から登録認定 丸善製薬
事例2.機能性表示食品「ベアーズサプリ」シリーズから新フレーバーが登場
輸入貿易業などを営む株式会社エムズインクは、機能性表示食品「ベアーズサプリ」から、新フレーバー「ベアーズサプリぶどう風味」を発売することをプレスリリースで発表。BMIが高めの方、ウエストが気になる方に効果的といわれる「HMPA」配合のグミサプリです。
プレスリリースでは、お菓子のグミと変わらずおいしく食べられるというグミサプリから、新味として「ぶどう風味」が登場したことを紹介。ポップな色合いで目を引くパッケージとグミの画像がバランスよく配置されていてGOODです。
記念日に関するプレスリリースではありませんが、「HMPA」配合のサプリなどの新商品は「HMPAの日」と絡めた情報を発信するのもおすすめです。
参考:機能性表示食品「BMIが高めの方のおなかの脂肪※を減らす」ベアーズサプリから新フレーバーが登場!「ベアーズサプリぶどう風味」新発売
事例3.おつまみの動画を新たに制作・公開
商品の企画開発などを行う株式会社ZERO PLUSは、おなかの脂肪を減らす機能性表示食品、通称「魔人せんべい」のPR動画を新たに制作・公開したことをプレスリリースで発表。HMPAを配合した「おなかの脂肪を減らす極旨わさびせんべいキューサイ青汁プラス」と、「おなかの脂肪を減らす元祖しっとりカレーせんべい」の認知拡大を目的に作られた動画です。
プレスリリースでは、動画がすぐに視聴ができるように冒頭にURLを掲載しているのがGOOD。画像を交えながら、取り組みの背景やおせんべい2種類の概要を展開した構成も参考になります。中でも、機能性食品に含まれる「ポリメトキシフラボン」や「HMPA」による変化をグラフにし、商品の有効性を視覚的に伝えているのもポイント。
「HMPAの日」に関する広報PRではありませんが、PR動画の製作をプレスリリースの配信機会とし、あらためて商品を訴求した好事例です。
参考:つまみに選んで罪悪感なし!おなかの脂肪を減らす機能性表示食品、魔人せんべい公式動画「お酒とオイシイおつまみ編」公開
「HMPAの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
3月4日の「HMPAの日」は、健康効果の高い「HMPA」に注目が集まりやすい日です。「HMPA」配合の商品を扱う企業の方にとっては特に、「HMPAの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「HMPAの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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