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6月5日は「熱気球記念日」です。今回は、「熱気球記念日」の意味や由来を解説します。
また、「熱気球記念日」を広報PRに活かした事例や、熱気球に関連した過去のPR事例などもご紹介。地方創生の取り組みとして、人が来るきっかけを作りたいと考えている企業の方は、ぜひチェックしてみてください。
6月5日は「熱気球記念日」です。1783年6月5日に世界で初めて熱気球実験が成功したことが由来とされており、日本熱気球連盟によって制定されました。
日本熱気球連盟は、毎年佐賀インターナショナルバルーンフェスタを開催するなど、気球の安全性や技術向上を目的とした研究や活動を行っています。
なお、「熱気球記念日」のもの。熱気球に関するイベントは世界各国で開催されていますが、6月5日とは無関係の日程で行われることも多いようです。
「熱気球記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「熱気球記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「熱気球記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「熱気球記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「熱気球記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「熱気球記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「熱気球記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「熱気球記念日」や熱気球に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例を紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「熱気球記念日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
イベントの企画・運営や工事施工などを手掛ける株式会社NEXT・カワシマは、茨城県のひたちなか市親水性中央公園で開催するイベント「熱気球フライト in 親水性中央公園」のプレスリリースを配信しました。5人乗りのゴンドラで、上空20mまで上昇する熱気球の搭乗体験をメインコンテンツとするイベントです。
プレスリリースでは「昨年も実施し大好評」と人気の度合いを示し、2025年初の朝市イベントにも触れたのがGOOD。記念日にちなんだ事例ではありませんが、開催実績がある信頼性と、プログラムの新規性を明記することで顕在層・潜在層の両方にアプローチしています。
参考:「熱気球フライト in 親水性中央公園」NEXT・カワシマがひたちなか市で開催
富士観光開発株式会社は、ファミリー向けテーマパーク「富士すばるランド」で開催する熱気球搭乗体験イベントのプレスリリースを配信。4月に初開催し好評を得たことを受けて、5月24日に第2弾の開催を発表しました。
豊富なビジュアルコンテンツを掲載し、実際に搭乗したイメージを想起させているのがGOODポイントです。「熱気球記念日」の事例ではありませんが、特定のプログラム以外の関連情報をピックアップし、ファミリー層を中心に認知拡大効果を高めた有用な広報PR施策といえます。
参考:大好評!5月24日(土)は富士山の麓で熱気球に乗ろう!「富士すばるランド」で“熱気球搭乗体験イベント”第2弾を開催!隣接キャンプ場利用者は割引も!※25日開催は悪天候の為中止になりました。
一般財団法人・公園財団は、国営アルプスあづみの公園での開催イベント「アルクマ熱気球係留飛行」についてプレスリリースを配信しました。長野県のキャラクター「アルクマ」をモチーフにした熱気球で、約30mの高さまで上昇する体験イベントです。
こちらも「熱気球記念日」にちなんだプレスリリースではありませんが、キャラクターを起用した地域性の高さを伝える内容がGOOD。熱気球から見える景色のイメージも写真で伝え、自然豊かなエリアならではの魅力を発信しています。
参考:ふわりと浮かぶ 心地よさ「アルクマ熱気球係留飛行」開催|国営アルプスあづみの公園【大町・松川地区】
「熱気球記念日」に熱気球を使ったイベントを実施することで、観光客を誘致できたり、その場所を知ってもらうきっかけになったりと、さまざまな効果が見込めます。使わなくなった熱気球の素材を再利用するなど、サスティナブルな活動を広報PRするのもよいでしょう。
人が集まるイベントの内容を検討している方は、「熱気球記念日」を活かした広報PRの取り組みをぜひ検討してみてください。
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