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いけばなの日(6月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日いけばなの日(6月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

6月6日は「いけばなの日」。今回は「いけばなの日」の意味や由来を解説します。

また、「いけばなの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に生花を扱う業界の方や、生花を使った企画を手掛ける企業の方は、ぜひ企画の参考にしてみてください。

「いけばなの日」の意味・由来とは?

6月6日は「いけばなの日」です。いけばな芸術の普及・発展を目的に活動する、公益社団法人・日本いけばな芸術協会によって制定されました。

日付は、「芸事の稽古は6歳の6月6日に始めると上達が早い」という言い伝えが由来。日本の伝統文化であるいけばなの技術を習得し、歴史的な知見を広げるきっかけにつなげることが、記念日制定の目的です。

大人の習い事として人気の芸事ですが、子ども向けのいけばな教室を展開している企業・団体も見られます。老若男女問わず楽しめるので、いけばなを知らない人へ魅力を発信したり、いけばなを使ったコンテンツを紹介したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「いけばなの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「いけばなの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「いけばなの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「いけばなの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「いけばなの日」を元に発信をする流れ

「いけばなの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「いけばなの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「いけばなの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「いけばなの日」を広報PRに活かした事例

「いけばなの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「いけばなの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「いけばなの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.花の廃棄量を減らすオンラインショップをリニューアル

株式会社アペルは、同社が運営するオンラインフラワーショップ「noemie(ノエミ)」にて、ロスフラワー削減を目指す「もったいない花いちば」のリニューアル情報を発表しました。

毎日新聞社が推進する「MOTTAINAIキャンペーン」に賛同し、環境月間である6月にリニューアルを決定。既存商品のガーベラとバラに加えて、ひまわりの取り扱いをスタートしています。

プレスリリースでは各商品の写真をひとつずつ掲載し、「もったいない花いちば」に取り組む目標やこだわりなどにも訴求しているのがGOODです。

参考:【6月は環境月間】マータイさんの志を受け継ぐ「もったいない花いちば」リニューアルオープン!

事例2.3種類のスタイルで植物の鑑賞・手入れが楽しめる新商品

河淳株式会社は、「Potta 3WAYフラワーベース」と名付けた新商品のプレスリリースを配信しました。フタの組み合わせを変えることで、一輪挿し、ブーケ、水耕栽培など3種類のスタイルを選べるユニークな商品です。

誰でも簡単に楽しめるフラワーベースを目指して開発されており、水替えが面倒な一輪挿しなどでも手軽に鑑賞できるのが強み。3WAYならではのメリットを項目に分けてピックアップし、イラストや写真とともに紹介したプレスリリースがGOODな広報PR事例です。

参考:一輪挿し・ブーケ・水耕栽培など組み合わせ次第で、多様な生け方の植物を手軽に楽しめるKEYUCAオリジナルデザインの3WAYフラワーベースが新登場

事例3.いけばな展「花のスケルツォ」を開催

いけばなに関する事業を展開する一般財団法人草月会は、東京にある「草月会館」で初夏の草月いけばな展「花のスケルツォ」を開催することをプレスリリースで配信しました。

草月流の代名詞といえる「竹」 を取り入れた作品や家元による大作などを展示。プレスリリースでは開催概要のほかに、家元である勅使河原茜氏のコメントを掲載した点が、イベントへの興味・関心を高めています。

記念日に合わせたものではありませんが、いけばなに関する展示会を行う際は「いけばなの日」に絡めて行うのも良いでしょう。

参考:いけばな草月流は、初夏のいけばな展を開催します

「いけばなの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

6月6日の「いけばなの日」は、いけばなをはじめとする芸事に注目が集まりやすい日です。いけばな教室の運営に携わっている方や、生花関連の商材を扱う企業の方にとっては特に、「いけばなの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「いけばなの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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