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おそろいの日(11月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日おそろいの日(11月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月11日は「おそろいの日」。今回は「おそろいの日」の意味や由来を解説します。

また、「おそろいの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特にアパレル業界の方や、親子・友人・恋人などに向けた商品企画を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

「おそろいの日」の意味・由来とは?

11月11日は「おそろいの日」です。ダイレクトマーケティング事業を展開する株式会社フェリシモによって制定されました。

日付は、月と日がおそろいになる11月11日が、1つ欠けても成り立たない「おそろい」のコンセプトにふさわしいということが由来。親子や友達とのコミュニケーションを広げて、一緒に楽しめる文化を創ることで世界をもっとHAPPYにすることが制定の目的です。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

なお、株式会社フェリシモは「#おそろいの日」のイベントを実施したり、「#おそろいの日文化推進準備委員会」を発足したり、記念日にまつわるさまざまな活動を行っています。

2023年のPR TIMES主催の「April Dreamプロジェクト」では、X(旧 Twitter)やInstagramで発信した「おそろいの日」の投稿や、今後実施する活動についてプレスリリースを配信しました。

参考:「#おそろいの日文化推進準備委員会」を“ともにしあわせになるしあわせ”な世界をつくるフェリシモが発足

小物や洋服をはじめ、多様な商品に反映しやすいキーワードなので、「おそろいの日」をきっかけに自社の広報PR施策に活かしてみてはいかがでしょうか。

「おそろいの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「おそろいの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「おそろいの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「おそろいの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「おそろいの日」を元に発信をする流れ

「おそろいの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「おそろいの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「おそろいの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「おそろいの日」を広報PRに活かした事例

「おそろいの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「おそろいの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「おそろいの日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.自社開発製品を着ておそろいで地域清掃活動を実施

企業向けのオリジナル販促グッズやバッグなどのOEM生産を手掛けるユニファースト株式会社は、地域清掃活動「海ごみゼロウィーク」のプレスリリースを配信しました。自社開発製品の「着られるエコバッグ」と、リサイクルコットンで作った軍手を着用し、地域を清掃する取り組みです。

記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、参加者が同じ製品を身に付けていることから「おそろい」のキーワードを盛り込んだのが特徴。一体感のある活動の様子を写真で紹介し、社員の環境意識や拾ったごみについて言及した記事内容もGOODです。

参考:リサイクル素材でつくった自社開発製品を着用 “おそろい”で一体感創出 6回目となる「海ごみゼロウィーク」地域清掃活動を実施 地域貢献や社員の環境意識向上に寄与 9月27日

事例2.親子でおそろいにもできるディズニーキャラクターの新商品

通信販売事業や保健事業などを手掛ける株式会社千趣会は、同社が運営する通販事業ベルメゾンの「Disney Fantasy Shop(ディズニーファンタジーショップ)」で、新商品の発売を決定。今回発売するのは、人気映画「アナと雪の女王」のメインキャラクター「アナ」「塔の上のラプンツェル」の「ラプンツェル」をイメージしたワンピースです。

大人向けにデザインされたドレスワンピースですが、関連商品と組み合わせると「親子でおそろいコーデも楽しめる」といった特徴をプレスリリースで紹介。ハロウィンやディズニー、おそろいなどユニークなキーワードを複数記載することで、より多くの人の目にとどまりやすくなります。記念日にちなんだ広報PRではありませんが、キーワードの選定や画像の使い方が参考になる事例といえるでしょう。

参考:ハロウィンにも!親子おそろいも!着るだけでディズニーヒロイン気分になれる大人ドレスワンピース

事例3.おそろいで入場すると割引が適用される学生限定キャンペーン

株式会社バンダイナムコアミューズメントは、同社が運営する屋内アスレチック施設「トンデミ」に関するプレスリリースを配信しました。2023年5月22日から7月13日にかけて、中学生以上の学生を対象とした割引キャンペーンです。

平日16時以降の入場で割引が適用される「放課後あふたー4」と、おそろいのクラスTシャツなどを着て入場すると500円割引になる「おそろ割」の2種類を展開。「おそろ割」は体操服やジャージなどを対象としており、学生限定ならではの条件を設けているのがGOODです。

また、プレスリリースでは、施設内で実際にアスレチックを楽しんでいる様子を掲載。「おそろいの日」の広報PR事例ではないものの、友達同士のおそろいをきっかけに施設利用を促す施策として参考になります。

参考:学生限定!放課後はおそろいのジャージを着てトンデミでおトクに遊ぼう! 「放課後あふたー4」「おそろ割」5月22日(月)よりスタート

「おそろいの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月11日の「おそろいの日」は、親子コーデや友人・恋人同士のペアルックなどに注目が集まりやすい日です。アパレル商品を取り扱う方はもちろん、2人以上が参加するイベント・キャンペーンを企画している方にとっても、「おそろいの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「おそろいの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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