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メンズバレンタインデー(9月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日メンズバレンタインデー(9月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月14日は「メンズバレンタインデー」。今回は「メンズバレンタインデー」の意味や由来を解説します。

また、「メンズバレンタインデー」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に女性用下着業界の方や小売業界の方、ギフト関連の製品やサービスを提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「メンズバレンタインデー」の意味・由来とは?

9月14日は「メンズバレンタインデー」です。1991年(平成3年)に、女性用インナーウェアとナイトウェアのメーカー団体である一般社団法人日本ボディファッション協会によって制定されました。

2月14日の「バレンタインデー」が女性から男性にチョコレートを贈るのに対し、この日は男性から女性に下着を贈り愛を伝える日。日付は3月14日の「ホワイトデー」から半年後に設定されました。

現在日本においてこの記念日の認知度は低く、特別なイベントなども行われていません。

「メンズバレンタインデー」をきっかけに広報PR活動する効果

「メンズバレンタインデー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「メンズバレンタインデー」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「メンズバレンタインデー」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「メンズバレンタインデー」を元に発信をする流れ

「メンズバレンタインデー」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「メンズバレンタインデー」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「メンズバレンタインデー」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「メンズバレンタインデー」を広報PRに活かした事例

「メンズバレンタインデー」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「メンズバレンタインデー」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「メンズバレンタインデー」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「メンズバレンタインデー」の認知度に関する調査リリースを発信

株式会社メリアルームは、9月14日の「メンズバレンタインデー」の認知度に関するアンケート調査を実施。その結果、96%の男女が「知らない」と回答したことを発表しました。

プレスリリースでは、多くの男性が気になる「今まで女性に下着をプレゼントしたことがありますか」という質問についても結果を掲載。下着を贈ることに抵抗のある男性が8割もいることがわかります。

記事の最後にはこの記念日に対する自社の考えも発信している点がGOODポイント。男性から女性に贈るアートフラワーギフトを提供する自社ならではの視点で、自社サービスもPRできている事例といえます。

参考:《9月のイベント調査》9月14日は、女性へ下着を贈る【メンズバレンタインデー】

事例2.バレンタインのチョコレートロス削減を実現

社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」を運営する株式会社クラダシは、バレンタイン直後の3日間で実施したイベントでバレンタインのチョコレートロス削減を実現したことを発表。

プレスリリースでは、チョコレートロス削減の数を大きく画像でPR。プロジェクトの背景や目的も明記し、季節商品のロス削減の大切さを発信しています。

実際に行った取り組みの結果を発信することで、自社理念のPRにもつながっています。季節的なイベントには季節商品がつきもの。「メンズバレンタインデー」でのイベントの参考にもなるでしょう。

参考:KURADASHI、バレンタイン商品のロス削減を目指し、3日間で計2,312個のチョコレートのロス削減を実現

事例3.期間限定の「着るエステ®体験」キャンペーンを実施

株式会社ダイアナは、ダイアナを初めて体験する方限定の「着るエステ®体験」キャンペーンを行いました。

「着るエステ®体験」とは、それぞれの悩みに合わせてコース選び、プロのカウンセラーからアドバイスを受けながら選んだ商品を5日間試せるというもの。プレスリリースでは、69の豊富なサイズがある補整下着「ダイアジェンヌ ブラジャー」について写真とともに魅力を発信。

下着以外にもさまざまなコースを用意し、自社が提供しているサービスの魅力をPRしています。

参考:69サイズからプロがあなたにぴったりのブラを提案!美ボディを目指す「着るエステ®体験」がスタート秋限定カラー「マリーゴールド」が登場

「メンズバレンタインデー」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「メンズバレンタインデー」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「メンズバレンタインデー」に関連するイベントやキャンペーンを開催したり、女性の下着に関する調査リリースを出したりするのも一案です。また、下着を贈るに関わらず男性から女性に愛を伝える日としてのイベントや女性のインナー商品をPRする日にも適しています。

「メンズバレンタインデー」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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