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ニューヨークの日(9月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ニューヨークの日(9月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月8日は「ニューヨークの日」。今回は「ニューヨークの日」の意味や由来を解説します。

また、「ニューヨークの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に旅行業界の方や小売業の方、ニューヨークに関連する事業や製品、サービスを提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「ニューヨークの日」の意味・由来とは?

9月8日は「ニューヨークの日」です。1664年のこの日、オランダ・西インド会社の支配下にあったマンハッタン島南端のニューアムステルダムがイギリスの支配下になり、ヨーク公にちなんで「ニューヨーク」(New York)と改称されたことに由来しています。

1790年以降、アメリカ合衆国最大の都市で市域人口は800万人を超しています。最高水準の世界都市であり金融センターであるニューヨークには、国際連合の本部もあります。

世界の政治や文化、エンターテインメントなどさまざまな分野で影響を及ぼす大都市です。

「ニューヨークの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ニューヨークの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ニューヨークの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ニューヨークの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ニューヨークの日」を元に発信をする流れ

「ニューヨークの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ニューヨークの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ニューヨークの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ニューヨークの日」を広報PRに活かした事例

「ニューヨークの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ニューヨークの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ニューヨークの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.ニューヨークのファッションショーをイメージしたアフタヌーンティーを販売

IHGホテルズ&リゾーツが運営するホテル「キンプトン新宿東京」は、毎年恒例の「ハロウィンモンスターアフタヌーンティー」を期間限定で販売することをプレスリリースで告知。ニューヨークのファッションウィークをイメージした「ハロウィンアフタヌーンティー“妖怪ファッションショー in New York”」の詳細をお届けします。

プレスリリースでは、アフタヌーンティーの概要や展開するメニューなどを紹介。コンセプトを感じさせる複数の画像が目を引きます。予約までの導線をわかりやすくリンクボタンを活用している点もGOOD。記念日を絡めた配信ではありませんが、ニューヨークをイメージしたイベントを実施する際に、参考になるプレスリリースの構成です。

参考:煌びやかな衣装をまとった妖怪たちがランウェイを​ジャック?!ニューヨークのファッションショーをテーブルの上で楽しめる​スタイリッシュなハロウィンアフタヌーンティー

事例2.ジーユー初となる海外旗艦店をニューヨークに出店

ファッションブランド「ジーユー」を展開する株式会社ジーユーは、ブランド初となる海外旗艦店「ジーユー ソーホー ニューヨーク店」と米国オンラインストアをオープン。詳細をプレスリリースで配信しました。

オープン記念として「UNDERCOVER」とのコラボレーションを米国で先行発売。プレスリリースではオープン情報の記載のほか、コラボ企画のアイテムの紹介をしています。オープンにあたりCOO北野徹哉氏のコメントも掲載。「ニューヨークの日」に絡めた事例ではありませんが、グローバル展開の想いが伝わる内容に仕上がっています。

参考:海外初の旗艦店「ジーユー ソーホー ニューヨーク店」と米国全土へ配送のオンラインストアが9月19日にオープン

事例3.ニューヨークのさまざまな料理をまとめたレシピ本が発売

デザイン書籍や実用書などを出版する株式会社グラフィック社は、書籍『NEW YORK LOCAL COOKBOOK 食べてみたかったあの料理、知らなかったこの料理』の発売をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、書籍の魅力が伝わるように見出しごとに画像をつけて紹介しています。料理の詳細がわかるように画像のキャプションを設定しているのがGOOD。記念日に絡めた事例ではありませんが、ニューヨークの料理を集めたレシピ本の見どころが伝わる構成が参考になるプレスリリースです。

参考:NYの有名店、ニューヨーカーが愛する料理のレシピ集。『NEW YORK LOCAL COOKBOOK』9月発売

「ニューヨークの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ニューヨークの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「ニューヨークの日」に関連するイベントやキャンペーンを開催したり、海外旅行やニューヨーク発の製品・サービスに関する調査リリースを出したりするのも一案です。また、自社が取り扱うものの中に「ニューヨーク」と付くものがある場合は、積極的に発信するとよいでしょう。

「ニューヨークの日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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