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お茶漬けの日(5月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日お茶漬けの日(5月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月17日は「お茶漬けの日」。今回は「お茶漬けの日」の意味や由来を解説します。

また、「お茶漬けの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、飲食業を手がける企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「お茶漬けの日」の意味・由来とは?

5月17日は「お茶漬けの日」です。2012年、株式会社永谷園によって同社の看板商品『お茶づけ海苔』が発売60周年を迎えることを記念し制定されました。

日付は、煎茶の創始者とされる永谷宗七郎氏の命日が1778年の5月17日にあたることから。

江戸時代には庶民の食生活に欠かせない存在となっていたとされるお茶漬け。記念日を通じ、その手軽さやヘルシーさなど魅力を発信する良い機会となるでしょう。

「お茶漬けの日」は一般社団法人・日本記念日協会によって登録・認定されています。

「お茶漬けの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「お茶漬けの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「お茶漬けの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「お茶漬けの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「お茶漬けの日」を元に発信をする流れ

「お茶漬けの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「お茶漬けの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「お茶漬けの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「お茶漬けの日」を広報PRに活かした事例

「お茶漬けの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「お茶漬けの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「お茶漬けの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「お茶漬けの日」に先駆け、記念日にちなんだ社内活動などに関するプレスリリースを配信

「お茶漬けの日」を制定した株式会社永谷園は、2024年5月17日の「お茶漬けの日」を迎えることから、社内活動「お茶漬け感謝祭~繋ぐ~」をスタート。看板商品「お茶づけ海苔」の誕生秘話や「お茶漬け」に魅力を幅広く知ってもらいためにプレスリリースを配信しました。

記念日に合わせたプレスリリースであることがひと目でわかるプレスリリースのタイトルがGOOD。「お茶漬けの日」の由来を冒頭で記するほか、記念日にちなんだ社内活動を開催するなど独自性のあるユニークな取り組みをアピールした好事例です。

参考:5月17日は「お茶漬けの日」!! お茶づけの「食べるとホッとする」チカラで、たくさんの人たちと繋がりたい!

事例2.日本食文化の祭典「CRAFT SAKE WEEK 2024 at ROPPONGI HILLS」に初出店

茶や茶を原料とした加工品の企画・販売を行う株式会社山本山は、日本食文化の祭典「CRAFT SAKE WEEK 2024 at ROPPONGI HILLS」に初出店することをプレスリリースで配信。会場では、国産海苔を使用したお茶漬けと海苔巻き握りを提供します。

プレスリリースでは会場で提供するメニューについて、目を引く印象的な画像を掲載しているのがGOOD。「お茶漬けの日」に合わせた施策ではありませんが、祭典に初出店であるという新規性と同社ならではの独自性のあるメニュー情報を発信した参考事例です。

参考:お茶と海苔の山本山 日本食文化の祭典「CRAFT SAKE WEEK 2024 at ROPPONGI HILLS」に初出店

事例3.だし茶漬け専門店「茅乃舎 お椀や」をオープン

「茅乃舎だし」などの和風調味料を販売する株式会社久原本家は、2023年10月3日にJR東京駅構内地下1階「グランスタ丸の内」の茅乃舎店内に、だし茶漬け専門店「茅乃舎 お椀や」をオープン。詳細をプレスリリースで発表しました。

いつ、どこで、どんなお店をオープンしたのかをわかりやすくまとめたプレスリリースのタイトルがGOOD。黒を背景にお茶漬けの湯気を際立たせたシズル感のあるアイキャッチ画像が目を引きます。記念日に絡めたものではありませんが、だしのカスタマイズやおすすめの食べ方、提供メニューなどをわかりやすくまとめたプレスリリースの構成も参考になる事例です。

参考:茅乃舎のだし茶漬け専門店「茅乃舎 お椀や」 2023年10月3日(火)東京駅 グランスタ丸の内にオープン! 茅乃舎こだわりのだしを、だし茶漬けでお楽しみください

「お茶漬けの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「お茶漬けの日」は、お茶漬けに注目が集まるきっかけになる日です。

お茶漬けに関連する商品を販売・提供する企業の方はもちろん、和食など健康的な食生活の魅力を発信したいと考えている方にとっては特に、「お茶漬けの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「お茶漬けの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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