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パラスポーツの日(8月25日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日パラスポーツの日(8月25日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月25日は「パラスポーツの日」。今回は「パラスポーツの日」の意味や由来を解説します。

また、「パラスポーツの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報PR事例もご紹介。広報PRやマーケティングネタを探している方、特にパラリンピックを支援する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「パラスポーツの日」の意味・由来とは?

8月25日は「パラスポーツの日」です。大阪市の障害者スポーツを支援する特定非営利活動法人アダプテッドスポーツ・サポートセンターによって制定されました。日付は、東京パラリンピックが開幕する予定だった2020年8月25日にちなんでいます。

東京パラリンピックはコロナ禍により、1年間の延期を余儀なくされましたが、この記念日には、障害者スポーツの振興と障害者への理解促進の願いが込められています。

パラリンピックにまつわる活動や調査結果を発信する広報PRに活用しやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「パラスポーツの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「パラスポーツの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「パラスポーツの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「パラスポーツの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「パラスポーツの日」を元に発信をする流れ

「パラスポーツの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「パラスポーツの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「パラスポーツの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「パラスポーツの日」を広報PRに活かした事例

「パラスポーツの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「パラスポーツの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「パラスポーツの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.パラスポーツを体験できる「TOKYOパラスポーツ月間」を開催

東京都は、東京2020パラリンピックが開催された8月・9月を「TOKYOパラスポーツ月間」と位置付けています。ショッピングモールやオフィスビルなど、都内各所でパラスポーツに出会える機会を提供する取り組みを、プレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、「障害理解体験」や出展ブースの様子が画像とともに紹介されており、参加ゲストの顔写真や協力企業10社のロゴを掲載し、視覚的に情報が伝わる工夫もなされています。記念日に直接は絡めていないものの、パラスポーツを広めるイベント情報を発信するプレスリリースの好例です。

参考:8月・9月は「TOKYOパラスポーツ月間」!

事例2.パラリンピックに関する認知と関心について調査を実施

公益財団法人 日本財団パラスポーツサポートセンター パラリンピック研究会は、全国20〜69歳の男女を対象に「国内一般社会でのパラリンピックに関する認知と関心(2025年)」について調査を実施。その結果をプレスリリースで発表しました。この調査は、パラスポーツが障害者との共生意識に与える影響を明らかにすることを目的としています。

プレスリリースには調査項目ごとに要点がまとめられており、過去に実施した調査との比較を通して、認知や関心の変化を伝えています。パラスポーツに関連する調査リリースを公表する際は、「パラスポーツの日」に合わせて配信することで、より注目を集められるかもしれません。

参考:パラリンピックに関する認知と関心調査実施

事例3.正智深谷高等学校で5回目となるパラスポーツ体験会を実施

ケイアイスター不動産株式会社の「ケイアイチャレンジドアスリートチーム」は、学校法人智香寺学園正智深谷高等学校の依頼を受け、花園農業者トレーニングセンターでパラスポーツ体験会を開催。その様子をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、車いすバスケットボールや車いすバドミントンを生徒たちが体験している写真が多く掲載されており、読み手の関心を引きます。アスリート選手のコメントも、共感を得られるGOODポイント。記念日に合わせた配信ではありませんが、パラスポーツに関する自社の取り組みを、社会的意義とともに伝える好事例といえるでしょう。

参考:ケイアイチャレンジドアスリートチームがパラスポーツ体験会を今年も開催!

「パラスポーツの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

8月25日の「パラスポーツの日」は、パラリンピックに向けたプロジェクトや調査結果に関する情報に注目が集まりやすい日です。特に、パラリンピックのスポンサー企業の方にとっては、「パラスポーツの日」を切り口として広報PRをするよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社製品・サービスと「パラスポーツの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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