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質屋の日(7月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日質屋の日(7月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

7月8日は「質屋の日」。今回は「質屋の日」の意味や由来を解説します。

また、「質屋の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に二次流通に関わる企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「質屋の日」の意味・由来とは?

7月8日は「質屋の日」です。全国質屋組合連合会によって、「しち(7)や(8)」の語呂合わせから制定されました。質屋の安全な利用について考えてもらうきっかけとすることを目的としています。

各都道府県の質屋組合連合会によって組織される全国質屋組合連合会は、毎年7月8日に「特殊詐欺根絶キャンペーン」として、パンフレット配布などを行っています。

「質屋の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「質屋の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「質屋の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「質屋の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「質屋の日」を元に発信をする流れ

「質屋の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「質屋の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「質屋の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「質屋の日」を広報PRに活かした事例

「質屋の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「質屋の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「質屋の日」を広報PRに活かすうえで参考になります。

事例1.質屋とフリマアプリに関する自社調査を実施

株式会社シンクは「質屋とフリマアプリの利用」に関する調査を実施し、プレスリリースでレポートを発表しました。2024年4月7日から10日にかけて、20〜60代の男女100名を対象に行ったインターネット調査です。

プレスリリースでは、90%が質屋またはフリマアプリの利用経験があること、質屋の良いところや気になるところなどの回答内容をまとめています。グラフやイラストを掲載し、結果を可視化したビジュアルがGOOD。「質屋の日」のプレスリリースではないものの、質屋サービスを運営する企業が自社調査を広報PRに活かした好事例です。

参考:【質屋なら質屋かんてい局】お金を借りるなら質屋とフリマアプリどっち?良いところ・気になるところを調査

事例2.中央アジアの質屋事業に貸付するファンドを発売

個人投資家向けの投資プラットフォーム「オルタナバンク」を運営するSAMURAI証券株式会社は、新商品「【毎月分配】中央アジア質屋事業支援ファンドID704」のプレスリリースを配信しました。中央アジアで質屋事業を展開する企業へ、間接的に貸付するファンドです。

「質屋の日」とは異なる事例ですが、関連のキーワードを用いた広報PR施策・プレスリリースとして参考になるのではないでしょうか。プレスリリースでは新商品の情報だけでなく、分配や貸付といった流れをイラストで紹介し、読み手の理解度を高めています。

参考:オルタナティブ投資プラットフォーム「オルタナバンク」、『【毎月分配】中央アジア質屋事業支援ファンドID704』を公開

事例3.質屋が実施した就活生向けのユニークな採用イベント

ブランド品を中心とした古物商・質屋「大黒屋」を展開する株式会社大黒屋は、就活生に向けた採用イベント「東京湾ディナークルーズ懇親会」を開催。当日の様子についてプレスリリースを配信しました。

プレスリリースでは、このイベントを開催するに至った経緯や想いが綴られています。豪華クルーズ船ザ・クルーズクラブ東京を会場にしたことを記したのち、採用イベントの様子がわかる写真を掲載。就職活動中の学生にどんな企業かをしっかり伝える場としたうえで、鑑定業務の雰囲気を味わってもらうなど、黒屋流のおもてなしが詰まったイベントであったことが伺えるレポートです。「質屋の日」に関した事例ではありませんが、質屋業を営む企業の参考になる広報PR事例ではないでしょうか。

参考:中古ブランド買取 大黒屋史上初「採用ディナークルーズ」開催!鑑定業務を体験するユニークなクイズ企画で学生が白熱!大黒屋社長「学生に“世の中ってこんなに面白い”と伝えたい」

「質屋の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「質屋の日」は、二次流通・リユースに人々が意識を向けるきっかけとなる日です。

二次流通・リユースに関わる事業を行っている企業の方や、二次流通・リユースに関わる企業を対象としたサービスを行う企業の方にとっては特に、「質屋の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「質屋の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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