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プロ野球の日(2月5日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日プロ野球の日(2月5日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2月5日は「プロ野球の日」。今回は「プロ野球の日」の意味や由来を解説します。

また、「プロ野球の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に野球関連やスポーツ関連の事業やサービスを展開されている企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「プロ野球の日」の意味・由来とは?

2月5日は「プロ野球の日」です。1936年のこの日に、全日本職業野球連盟(後に日本野球連盟と改称、現在の日本野球機構)が結成されプロ野球が誕生したことを記念して、「プロ野球の日」に制定されました。

ちなみに当時の加盟チームは、東京巨人軍(現:読売ジャイアンツ)、大阪タイガース(現:阪神タイガース)、名古屋ドラゴンズ(現:中日ドラゴンズ)、阪急軍(現:オリックス・バファローズ)、東京セネタース、名古屋金鯱軍、大東京軍の7チームでした。

「プロ野球の日」に似た野球関連の記念日は他にも多く、6月19日の「ベースボール記念日」や8月9日の「野球の日」、8月17日の「プロ野球ナイター記念日」、8月18日の「高校球の日」、9月3日の「草野球の日」、12月26日の「プロ野球誕生の日」などがあります。

「プロ野球の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「プロ野球の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「プロ野球の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「プロ野球の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「プロ野球の日」を元に発信をする流れ

「プロ野球の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「プロ野球の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「プロ野球の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「プロ野球の日」を広報PRに活かした事例

「プロ野球の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「プロ野球の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「プロ野球の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.プロ野球春季キャンプに合わせてエリア限定イベントを開催

九州旅客鉄道株式会社は、「プロ野球春季キャンプキャンペーン」の開催情報をプレスリリースで発表しました。2024年2月1日〜29日の1ヵ月間、スマホアプリを通じて実施するエリア限定のプロジェクトです。

プロ野球の春季キャンプに合わせて、鉄道会社ならではの企画として実現したのが魅力的なポイント。プレスリリースを配信することで、野球ファンへの訴求はもちろん、外出に活用できるおでかけアプリの認知拡大効果も期待できます。「プロ野球の日」の事例ではありませんが、期間・エリア限定イベントを周知する広報PR施策として参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考:列車に乗ってキャンプへ行こう!プロ野球春季キャンプ開催に伴いキャンペーンを実施します!

事例2.自分だけのプロ野球チームで対戦する新作ゲームを発売

株式会社ブシロードは、新作ゲーム「プロ野球カードゲーム DREAM ORDER」のプレスリリースを公開しました。プレーヤーが監督となり、自分だけのチームで対戦したりカードをコレクションしたりするトレーディングカードゲームです。

プレスリリースでは、登場するプロ野球選手がわかるアイキャッチを掲載し、ゲームの内容を多数の画像とともに紹介したのがGOODポイント。さらに、新作発表会に元選手を招いた様子を、イベントレポートとして発信しました。記念日に関連した発信ではありませんが、発売日の数ヵ月前にプレスリリース配信を行うことで、効率的な認知拡大へとつなげた事例です。

参考:プロ野球がカードゲームで開幕!『プロ野球カードゲーム DREAM ORDER』2024年4月発売決定!

事例3.阪神タイガースとコラボした靴下を先行販売

靴下専門店を展開・運営するタビオ株式会社は、プロ野球球団「阪神タイガース」とのコラボレーション商品を企画し、先行販売情報をプレスリリースで発表しました。店舗や公式オンラインストアでの販売に先駆けて、阪神百貨店にて数量限定で発売。

阪神タイガースのロゴをデザインしたインパクトのあるアイキャッチと、販売商品の写真を掲載したプレスリリースがGOODです。「プロ野球の日」にちなんだ事例ではありませんが、チームファンを中心に興味を引く画像や、必要な販売情報を網羅した構成が参考になります。

参考:プロ野球球団「阪神タイガース」とのコラボソックス展開。Tabio阪神百貨店で11月上旬先行販売へ

「プロ野球の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

2月5日の「プロ野球の日」をきっかけに、自社サービスをうまくPRしている企業の事例を紹介しました。

記念日をきっかけとしたプレスリリースを配信することによってその日にまつわるサービスや製品だけでなく、企業のサービス全体を知ってもらうよい機会にもなります。

野球は日本人にとって馴染み深い国民的なスポーツと言えます。プロ野球開幕前の「プロ野球の日」にちなんだ広報RPは幅広い人に効果が期待できるといえるのではないでしょうか。ぜひ広報PRに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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