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節分(2月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日節分(2月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2024年2月3日は「節分」。今回は、節分の意味や由来を解説します。

また、節分をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイントもご紹介。実際に開催されているイベントもピックアップしながら、広報PRにつながる事例を取り上げています。

広報やマーケティングネタを探している方、特にお子さま・ファミリー向けのマーケティングや、季節感を出した広報をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

「節分」の意味・由来とは?

2月3日は「節分」です。節分とは「季節を分ける」という意味で、二十四節気の立春・立夏・立秋・立冬の前日すべてが、実は節分です。その中でも春の節分は新年の始まりということで、特に重視されるようになりました。そのため、いまでは2月3日の立春の前日を一般的な「節分」とするようになったのです。

日本では古くから、冬と春の変わり目には「邪気が生じやすい」と考えられていたため、邪気を追い払い無病息災願う意味を込めて、豆まきをしたり、恵方巻きを食べたりするようになりました。

「節分」をきっかけに広報PR活動をする効果

「節分」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、節分に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「節分」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「節分」を元に発信をする流れ

節分をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「節分」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「節分」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「節分」を広報PRに活かした事例

「節分」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「節分」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.恵方巻のような見た目がユニークなピザを期間限定販売

サンクトガーレン有限会社は、2024年2月3日の「節分」にちなみ、恵方巻のようなビジュアルがユニークな「恵方巻ピザ」を、2月1日から3日までの期間限定で販売することをプレスリリースで発表。

インパクトのあるアイキャッチが特徴的で、プレスリリースにはピザに使用した7種のチーズや、サイズ感がわかる写真を掲載したのがGOODポイントです。発売開始前にプレスリリースを配信することで、認知拡大・販売促進効果に寄与しています。

参考:節分にピザを丸かぶり「恵方巻ピザ」2024年2月1日~3日、サンクトガーレン タップルームにて販売。見た目は海苔巻き、中は7種のチーズ使用のピザ

事例2.パンダと無病息災を願う「節分」のイベント

アドベンチャーワールドは、2024年の「節分」イベント「パンダと一緒に無病息災を願おう!」の開催情報をプレスリリースで発表しました。2月2日・3日・4日の各日、パンダと一緒に恵方巻を食べて無病息災を願うイベントです。

そのほかにも複数のライブ配信企画を予定しており、項目に分けてひとつずつまとめたプレスリリースがGOOD。報道関係者向けの項目も設けており、観光客・報道関係者といった読み手に合わせたわかりやすい記事構成が参考になります。

参考:今年のパンダは恵方向き!節分イベント「パンダと一緒に無病息災を願おう!」2月2日(金)、3日(土)、4日(日)

事例3.海苔と豆菓子がセットになった「節分」のコラボ商品

株式会社山本海苔店は、「海苔とお豆のセット」の発売についてプレスリリースを配信しました。2024年2月3日の「節分」からはじまる海苔ウィークに合わせて、老舗和菓子舖「榮太樓總本鋪」のブランドの豆菓子と海苔をセットにした商品です。

セット内容がわかるアイキャッチを設定し、記事本文ではコラボレーションについても言及しています。海苔業界で知られる「海苔ウィーク」に関する基本情報も紹介し、「節分」シーズンに注目を集めやすいプレスリリースに仕上げた広報PR事例です。

参考:節分の恵方巻き作りに欠かせない!海苔ウィーク特別商品 「海苔とお豆のセット」1月16日発売

事例4.仮面ライダーとショッカーが集結する「節分」のイベント

株式会社東映京都スタジオは、東映太秦映画村にて開催する「仮面ライダー豆まき」のイベント情報を公開しました。2024年2月3日の「節分」と4日の2日間、数世代の仮面ライダーが集結する親子向けイベントです。

プレスリリースでは、イベント概要を押さえながら「歴代最高のスケール」「伝説のショッカー怪人」など興味を引く文言も並べているのがGOOD。「ショッカーは外、ライダーは内!」という、本イベントならではのユニークな掛け声も訴求ポイントです。

参考:「ショッカーは外、ライダーは内!」仮面ライダーとお客様全員でショッカー軍団を豆で退治する豆まきイベント<仮面ライダー豆まき> 東映太秦映画村で4年ぶりに開催!

事例5.福知山市を中心に展開する「節分」で追われた鬼のイベント

京都府福知山市は、「節分で追われる鬼たちよ、集まれ!」というコンセプトのもと「鬼鬼祭」と題したプロジェクトを実施しました。福知山駅周辺や大原地域など複数のエリアに分けて、さまざまな規格を展開する取り組みです。

プレスリリースでは、エリアごとの企画内容をピックアップしながら、過去に開催された様子がわかる写真もあわせて紹介したのがGOODポイント。子ども向けのプログラムも多く、子育て世代を中心に認知拡大効果を発揮しています。

参考:「鬼のまち福知山」による鬼の祭典がパワーアップ! \節分で追われる鬼たちよ、集まれ!/ 【02=おに】 2月2日は鬼鬼の日!地域発の企画多数!まちぐるみで鬼づくしの 鬼鬼祭を開催します!

「節分」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「節分」は、日本の伝統的な行事であり、その中でも「鬼」や「豆まき」などわかりやすさがあることから、子ども向けの広報PRに取り入れやすいといえます。

近年は、恵方巻きを食べる習慣が全国的に広がりつつあるため、節分メニューはもちろん、節分にちなんだ子ども・ファミリー向けのイベント開催や、お菓子、鬼関連のグッズなどの広報やPRにつながる企画を考えてみてはいかがでしょうか。

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