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ミシンの日(3月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ミシンの日(3月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月4日は「ミシンの日」。今回は「ミシンの日」の意味や由来を解説します。

また、「ミシンの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に繊維・縫製機械業界の方やミシンを製造・販売しているミシンメーカー、手芸関連のカルチャースクールを運営している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「ミシンの日」の意味・由来とは?

3月4日は「ミシンの日」です。1990年(平成2年)がミシン発明200年となることから、1991年(平成3年)にそれを記念し、一般社団法人日本縫製機械工業会が制定。日付は「ミ(3)シ(4)ン」と読む語呂合わせから定めました。

1790年(寛政2年)、世界で初めてミシンの特許を取得したのは、イギリスのトーマス・セイントでした。一般社団法人日本縫製機械工業会は、ミシン発明200年を記念とした「ミシンの日」を制定するのと同時に、1月~3月を「ミシンの月」としました。

「ミシンの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ミシンの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ミシンの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ミシンの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ミシンの日」を元に発信をする流れ

「ミシンの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ミシンの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ミシンの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ミシンの日」を広報PRに活かした事例

「ミシンの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ミシンの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ミシンの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.ミシンのお試しコーナーを8店舗に設置

手芸専門店「クラフトハートトーカイ」を全国に展開する藤久株式会社は、ミシン販売コーナーに関する情報をプレスリリースで発表しました。対象の8店舗のコーナーを刷新し、試し縫いができる「お試しコーナー」を設置する取り組みです。

ビフォーアフターの写真を掲載し、体験コーナーの魅力が伝わりやすいようアピールしているのがGOODポイント。「ミシンの日」のプレスリリースではありませんが、ミシンの販売店舗や体験企画を発信することで新規層の獲得が期待できます。

参考:藤久店舗にミシンのお試しコーナーを展開~ミシンマイスターが購入をサポート

事例2.新製品を「ミシンの日」に先行予約受付スタート

ミシンメーカーの株式会社アックスヤマザキは、発売予定の新商品「パステルミシン」についてプレスリリースを配信しました。子どもでも手軽に操作できる機能と仕組みを採用した本格ミシンで、2025年5月の発売に先駆けて、3月4日の「ミシンの日」に先行予約を実施。

記念日と先行予約日をうまく組み合わせることで、メディア関係者はもちろん保護者層にもアプローチしています。プレスリリースでは、小学5・6年生におすすめできる根拠を画像とともに紹介し、自社の独自性と信頼性・安心性を伝えたのがGOODです。

参考:逆転の新発想!透き通って見えることで機構や仕組みに興味を持って「簡単」「安全」に使えるミシン。小学5年生からの『 パステルミシン 』

事例3.タフティングの寄付プロジェクトをプレスリリースで紹介

株式会社三好敷物は、新たに始動するプロジェクトのプレスリリースを配信しました。ラグマットの製作技法である「タフティング」を日本の工芸として定着させ、敷物業界を活性化することを目的としています。

こちらは「ミシンの日」の事例ではありませんが、手持ちミシンのタフティングの認知拡大を図った広報PR施策として、製作風景がわかる写真を複数掲載したのがGOODです。寄附プロジェクトをプレスリリースで発信し、社会的意義も幅広い層に伝えられています。

参考:【三好敷物】タフティングガン寄付プロジェクト: 美術系・芸術系の教育機関にラグ作り用の手持ちミシンを100台寄付します

「ミシンの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月4日の「ミシンの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「ミシンの日」には、ミシンや手芸などに注目が集まります。ミシンメーカーだけでなく、手芸に関するカルチャースクールや、ハンドメイド製品のPRもできるでしょう。

「ミシンの日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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