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サイズの日(3月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日サイズの日(3月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月12日は「サイズの日」。今回は「サイズの日」の意味や由来を解説します。

また、「サイズの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にアパレル業界の方や、サイズを計る必要がある製品を提供する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「サイズの日」の意味・由来とは?

3月12日は「サイズの日」です。インナーウェアを中心に衣料品を展開する株式会社ワコールが、「サ(3)イズ(12)」の語呂合わせでこの日を記念日に制定

新生活に向け、服や靴、インナーなどを買い替える際、この日をきっかけにサイズの大切さを知り、自分に合ったものを選んでもらいたいという同社の想いを込めた記念日となっています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「サイズの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「サイズの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「サイズの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「サイズの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「サイズの日」を元に発信をする流れ

「サイズの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「サイズの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「サイズの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「サイズの日」を広報PRに活かした事例

「サイズの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、「サイズの日」に合わせたプレスリリースではないものの、「サイズ」に関する製品やサービスの発表、イベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.NY初の1/2サイズに折りたためるヘルメットを日本初販売

NY発のヘルメットブランド「FEND」を展開するFEND Japanは、新商品「自転車ヘルメット FEND」を日本で初販売。クラウドファンディングサービス「Makuakeにて」2024年2月28日から先行独占販売を開始することをプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、半分に折りたたんで収納できるコンパクトさをはじめ、ヘルメットの前後にはLEDライトを搭載していることなどを紹介しています。特許取得のロック機能とデザインや装着シーンがわかるように、GIF画像を用いて掲載しているのがGOOD。「サイズの日」の事例ではありませんが画像を活用しながら情報をポイントにまとめて解説した構成が参考になります。

参考:【1/2サイズで持ち運ぶ】NY発の折りたためる自転車ヘルメットFEND 待望の日本初販売!

事例2.仏壇を手のひらサイズにリノベーションする新サービスを開始

仏壇製造業を行う有限会社稲垣塗装所は、仏壇を手放す際の仏壇供養サービス「結壇(Yuidan)」を開始することをプレスリリースで配信。保有する仏壇の一部を再利用し、手のひらサイズの仏壇にリノベーションするサービスです。

プレスリリースでは、住宅事情などのライフスタイルの変化により、仏壇の処分について悩む人が増えているとともに、置く場所はないけれど破棄に心が痛むという声を受け、このサービスが誕生したといった背景を記載。記念日にちなんだ事例ではありませんが、仏壇製造業の事業を行う企業ならではの時代に合わせたサービスです。新規性、独自性、ストーリー性を盛り込んだプレスリリースの構成も参考になります。

参考:思い出の詰まった仏壇を手のひらサイズにリノベーション 仏壇供養サービス「結壇(Yuidan)」を 2024 年 2 月に開始

事例3.小柄な子どもにフィットする新サイズのランドセルが登場

フットマーク株式会社が展開する通学カバンブランド「RAKUSACK® JUNIOR」シリーズの「RAKUSACK® JUNIOR PLUS」から、2024年2月14日より新サイズが登場。小柄な子ども向けの「100サイズ」を追加したことをプレスリリースで配信しました。

「サイズの日」に関する事例ではありませんが、カバンの新サイズの特徴や仕様、重さを感じにくい構造などについて画像を用いてわかりやすく紹介。実際に試したモニターの声や開発者の声も記したり、重さを感じにくい理由をイラストで解説したりするなど、より具体的な情報を盛り込んだプレスリリースがGOODです。

参考:「RAKUSACK®JUNIOR PLUS(ラクサックジュニアプラス)」に 新サイズが追加発売。小柄なお子様の身体にもぴったりフィットする「100サイズ」モデル

「サイズの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「サイズの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

近年では3Dスキャンなどの新技術を用いたサイズ計測が可能です。自社でそのような製品・サービスを展開している企業は、3月12日の「サイズの日」を活用したプレスリリースを配信するのも一案です。記念日をうまく活用することで、より多くの人の生活が便利になったり、企業の業務効率化に寄与できる可能性が高まりそうです。

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