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鉄道ストの日(2月24日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日鉄道ストの日(2月24日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2月24日は「鉄道ストの日」。今回は「鉄道ストの日」の意味や由来を解説します。

また、「鉄道ストの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、ヒントになる関連の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に鉄道業界の方や、鉄道にちなんだ広報PRを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「鉄道ストの日」の意味・由来とは?

2月24日は「鉄道ストの日」です。1898(明治31)年2月24日、日本鉄道会社の機関士400人が、ストライキに突入しました。日本で初めての鉄道ストライキであったことから、記念日のひとつとして知られています

ストライキによって、東北本線の上野駅〜青森駅間の列車が運休。3日後の27日には終結しましたが、団体交渉で労働者側が勝利し、同年4月5日には、日本発の企業別労働組合となる「日本鉄道矯正会」が結成されました。

「鉄道ストの日」に特化したイベント・キャンペーンは見られませんが、TwitterなどのSNSを活用したり、鉄道業界について発信したりといった広報PRに有用な記念日といえるでしょう。

「鉄道ストの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「鉄道ストの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「鉄道ストの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「鉄道ストの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「鉄道ストの日」を元に発信をする流れ

「鉄道ストの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「鉄道ストの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「鉄道ストの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「鉄道ストの日」を広報PRに活かした事例

「鉄道ストの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「鉄道ストの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「鉄道ストの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.労働条件に関するセミナー情報をプレスリリースで発表

辻・本郷 ITコンサルティング株式会社は、無料セミナー「2024年4月改正!労働条件明示ルール 把握と対応」の開催情報をプレスリリースで発表しました。弁護士法人・ALG&Associatesの弁護士を招き、2024年4月改正の労働条件について説くプログラムです。

「鉄道ストの日」の事例ではありませんが、労働に関するイベントやセミナーの広報PR施策として参考になるのではないでしょうか。セミナー概要とタイムスケジュールのほか、詳細を表にまとめたプレスリリースもGOODです。

参考:【2/27開催】無料セミナー【2024年4月改正!労働条件明示ルール 把握と対応】開催のお知らせ

事例2.メモリアル公演の作品内容をプレスリリースで紹介

ロングランプランニング株式会社は、劇場公演『にんげんたち~労働運動社始末記』のプレスリリースを配信しました。マキノノゾミ氏書き下ろし、鵜山仁氏演出の俳優座劇場作品です。

俳優座劇場文化座では最後の作品となるメモリアル公演であることを明記したうえで、あらすじや出演者を詳細に記載。「鉄道ストの日」に合わせた事例ではありませんが「ストライキ」のキーワードと親和性が高く、舞台作品の認知拡大を図った広報PR施策としても参考になります。

参考:マキノノゾミ書き下ろし×鵜山仁演出 文化座最後の俳優座劇場公演 『にんげんたち~労働運動社始末記』上演決定

事例3.生活者の労働・組織や雇用に関する調査レポートを発表

株式会社パーソル総合研究所は生活者の声を分析した調査結果「はたらくソーシャル・リスニング(2024年度上半期)」をプレスリリースで発表しました。2023年・2024年度上半期の投稿データを比較し、労働・組織や雇用関連のトレンドを分析した調査リリースです。

「鉄道ストの日」に合わせた広報PRではありませんが、「カスハラ」「人材不足倒産」など、雇用関連の情報を豊富に取り扱っているのが特徴。有識者の分析コメントを掲載し、専門家の視点で丁寧に解説したプレスリリース内容もGOODです。

参考:「はたらくソーシャル・リスニング(24年度上半期)」を発表 2024年度上半期、SNSで急増した投稿トップ3 「通称使用」「スポットワーク」「カスハラ」

「鉄道ストの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

2月24日の「鉄道ストの日」は、電車やストライキを想起させるきっかけになる日です。鉄道に関連する商材を扱っている方にとっては特に、「鉄道ストの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

また、自社商品やサービスを発信するために、TwitterやInstagramといったSNSを活用するのも一案です。お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「鉄道ストの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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