PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
多肉植物の日(11月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日多肉植物の日(11月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月20日は「多肉植物の日」です。今回は、「多肉植物の日」の意味や由来について解説します。

また、「多肉植物の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に植物を取り扱っている方や、多肉植物の事業を展開している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「多肉植物の日」の意味・由来とは?

11月20日は「多肉植物の日」です。岐阜県瑞穂市で観葉植物や多肉植物、サボテンなどの生産加工販売を手掛ける株式会社岐孝園によって制定されました。

日付は、11月20日ごろから霜が降りはじめ、多肉植物が美しく変身することから。個性的な多肉植物の魅力を発信し、そのよさを多くの人に知ってもらうのが記念日制定の目的です。

乾燥地帯に生息する種類が多い多肉植物は、葉や茎に水分を溜め込み、特徴的な見た目をしています。

近年では観葉植物としても人気を高めているため、店舗で扱っている多肉植物の商品を紹介したり、植物園での展示物を紹介したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「多肉植物の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「多肉植物の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「多肉植物の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「多肉植物の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「多肉植物の日」を元に発信をする流れ

「多肉植物の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「多肉植物の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「多肉植物の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「多肉植物の日」を広報PRに活かした事例

「多肉植物の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「多肉植物の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「多肉植物の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.多肉植物やサボテンの自生環境を再現する技を書籍で紹介

株式会社日本文芸社は、新書籍『珍奇植物 ハビタットスタイル』のプレスリリースを発表しました。「珍奇植物」と呼ばれる多肉植物やサボテンを取り上げ、特異な環境で育つ秘密に迫る解説本です。

多肉植物が自生する地域の環境に着目し、栽培時に魅力を最大限引き出せる育て方を紹介しています。土や石の選び方から鉢植えレイアウトまで、自生地を再現するテクニックをピックアップしているのが特徴。自生地の写真と解説文を掲載したページや、目次の写真とあわせて紹介したプレスリリースがGOODポイントです。

参考:水晶の平原、花崗岩の岡、石膏泥の乾湖…多肉植物・サボテンの知られざる故郷に思いを馳せて「鉢」+「土」+「石」で自生地を再現するテクニックを紹介する『珍奇植物 ハビタットスタイル』10/26発売

事例2.植物の国際ブランドとコラボし、4日間限定の展示即売会を開催

株式会社よみうりランドは、同社が運営するフラワーパーク「HANA・BIYORI」は、2022年10月7日〜10日の4日間限定イベントを開催しました。植物の国際ブランド「PW」とコラボし、新品種の植物や多肉植物を提供する展示即売会です。

プレスリリースでは、ダリアやスーパーサルビアなど、販売予定の品種の一部を写真とともに紹介。植物に詳しくなくても楽しめるようスタッフが配置されるため、珍しい植物に興味がある人へのPR効果も期待できます。

参考:花苗や野菜の展示即売会を初開催|株式会社よみうりランドのプレスリリース

事例3.室内栽培用の多肉植物・観葉植物を展示するポップアップストア

嘉穂無線ホールディングス株式会社は、期間限定のポップアップストア「if green…store(イフグリーンストア)」をオープンしました。「身近な環境を緑化するお手伝いを」をテーマに、専門スタッフが厳選した室内栽培用の多肉植物・観葉植物を50種類以上展開するプロジェクトです。

プレスリリースでは、2022年春に出店したイベントレポートを紹介し、老若男女問わず来店数が多かった点に言及しているのがGOODポイント。自社の取り組みとポップアップストアの概要に触れることで、より効率的な認知拡大・販売促進効果につなげています。

参考:福岡・天神ソラリアプラザ5階に緑の環境を提案 観葉植物専門店『if green…store(イフグリーンストア) 』 期間限定オープン

「多肉植物の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月20日の「多肉植物の日」は、植物のなかでも多肉植物に注目が集まりやすい日です。植物園の運営に関わっている方や、多肉植物をメインとしたグッズ・書籍などを企画している方にとっては特に、「多肉植物の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「多肉植物の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ