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先生ありがとうの日(11月25日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日先生ありがとうの日(11月25日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月25日は「先生ありがとうの日」。今回は「先生ありがとうの日」の意味や由来を解説します。

また、「先生ありがとうの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に教育業界の方や、保育業務に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「先生ありがとうの日」の意味・由来とは?

11月25日は「先生ありがとうの日」です。幼稚園配布の『あんふぁん』や保育園配布の『ぎゅって』といった情報誌を発行する、株式会社こどもりびんぐによって制定されました。

人(先生)と人(親・子ども)が向かい合う図を表現した11月と、笑顔を意味する「ニッコリ」が「ニ(2)ッコ(5)リ」と読める語呂合わせを組み合わせたのが、日付の由来。

親と子どもが先生に感謝を伝え、日々の「ありがとう」を先生に届けるきっかけになるようにと願いが込められています。同社は、「先生ありがとうの日」を中心に、先生と親子を結ぶさまざまなイベント・キャンペーンを展開しています。

記念日のきっかけは幼稚園・保育園で働く先生に向けたものですが、小学校や中学校を対象とした情報発信につなげたり、教育機関での取り組みを紹介したりといった広報PR活動にも有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「先生ありがとうの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「先生ありがとうの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「先生ありがとうの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「先生ありがとうの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「先生ありがとうの日」を元に発信をする流れ

「先生ありがとうの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「先生ありがとうの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「先生ありがとうの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「先生ありがとうの日」を広報PRに活かした事例

「先生ありがとうの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「先生ありがとうの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「先生ありがとうの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.小・中学生向けキャリア育成事業をインドネシアで開催

パーソルキャリア株式会社は、講師派遣授業「“はたらく”を考えるワークショップ」の開催情報を発表しました。初めて日本を飛び出し、インドネシアのジャカルタ日本人学校でオンラインワークショップを開催。

今回のニュースリリースでは、当日の様子を授業レポートとして紹介しています。自社のこれまでの取り組みを発信するだけでなく、リアルタイムでの海外事業をピックアップしているのがGOODポイントです。レポートでは、イベントを終えた先生・生徒たちの感想を一部紹介しています。

参考:パーソルキャリアの小学校・中学校向けキャリア教育 講師派遣授業(出前授業) 「“はたらく”を考えるワークショップ」、初の海外授業をジャカルタ日本人学校で実施!

事例2.保育士がおすすめするおもちゃを部門別にランキング化

株式会社こどもりびんぐは、同社が運営するWebコンテンツ「保育士リサーチ」にて、アンケート調査を実施しました。2022年8月12日から9月14日にかけて、保育士・幼稚園教諭・保育教諭の資格を持つ216人を対象に行った調査のレポートです。

「保育士リサーチ おもちゃランキング2022」と題し、保育士が実際におすすめしているおもちゃを集計。人形・ぬいぐるみや知育玩具といった部門に分け、利用率や満足度をピックアップしています。保育業界に特化したメディアを展開する、同社ならではの広報PR事例といえるでしょう。

参考:幼稚園教諭・保育士がリアルに答える「保育士リサーチ おもちゃランキング2022年」を発表/「シルバニアファミリー」「レゴ®️デュプロ」が根強い人気

事例3.対話をテーマに製作した映画を保育関係者限定で無料公開

ユニファ株式会社は、保育施設向け総合ICTサービス「ルクミー」にて、映画のオンライン上映イベントを実施しました。「対話」をテーマに製作されたドキュメンタリー映画『こどもかいぎ』を、先着2,000人限定で保育関係者を対象に無料招待するプロジェクトです。

日程は2日間設けられ、いずれもZoomを介して上映します。同サービスを導入していない保育施設でも申し込みが可能なため、潜在顧客の獲得にも効果が期待できる取り組みです。

参考:映画「こどもかいぎ」のオンライン上映と鑑賞後の感想共有会を実施|ユニファのプレスリリース

「先生ありがとうの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月25日の「先生ありがとうの日」は、保育施設をはじめとする先生に注目が集まりやすい日です。幼稚園・保育園の運営に携わっている方や、教育関連のサービス開発・企画を検討している方にとっては特に、「先生ありがとうの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「先生ありがとうの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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