PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
恩師の日(3月24日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日恩師の日(3月24日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月42日は「恩師の日(『仰げば尊し』の日)」。今回は「恩師の日」の意味や由来を解説します。

また、「恩師の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報PR事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に教育業界の方や、卒業シーズンならではの企画を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「恩師の日」の意味・由来とは?

3月24日は「恩師の日」です。「恩師への感謝を忘れることなく生きていこう」という願いを込めて、京都府八幡市の山中宗一氏によって制定されました。

日付は、3月24日やその前後が各学校の卒業式シーズンであることが由来です。唱歌『仰げば尊し』の歌詞にちなんだ記念日であることから、「『仰げば尊し』の日」とも呼ばれています。

恩師のことを思いながら、感謝の手紙を書くことが「恩師の日」の目的のひとつ。記念日に特化したイベント・キャンペーンは少ないものの、卒業する人々に向けたニュースリリースを発信したり、教育機関にまつわるサービスのプレスリリースを出したりといった広報PRに活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「恩師の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「恩師の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「恩師の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「恩師の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「恩師の日」を元に発信をする流れ

「恩師の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「恩師の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「恩師の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「恩師の日」を広報PRに活かした事例

「恩師の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「恩師の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「恩師の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.自社のオリジナル新シリーズを卒業シーズンに提案

教育・学習支援事業を手掛ける株式会社ツーネットは、ECサイト「トロフィー・記念品のMINT」で発売する商品のプレスリリースを配信しました。フラワーアレンジとダブルリボンが特徴的なオリジナル商品の新シリーズとして「Bloom(ブルーム)」を紹介しています。

記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、「卒業シーズンにもぴったり」と明記したタイトルや、「恩師へのプレゼントに」「先生へのプレゼントに」など具体的な利用シーンを提案した内容がGOODです。さまざまな機会で活用できる商品の独自性・新規性を伝えることで、幅広い世代にアプローチした好事例といえるでしょう。

参考:卒業シーズンにもぴったり!花束の代わりに贈る、新しいプレゼントの形

事例2.大学での卒業証書授与式などのレポートを配信

京都橘大学は、2024年3月8日に開催した第54回卒業証書授与式・第29回大学院学位授与式のレポートを配信しました。プレスリリースでは、今年のテーマである「また、ひとつ。そして、次のアオへ。」を踏まえ、実施概要や特別企画について紹介しています。

「恩師の日」のプレスリリースではありませんが、「教員からことばのプレゼント」「先輩卒業生からのメッセージ」などの項目が関連のある事例として参考になるでしょう。コロナ禍による過去の入学式、オンライン授業など、その時期ならではの出来事に触れた記事内容もGOODです。

参考:【京都橘大学】2023年度卒業証書授与式・大学院学位授与式を挙行 今年のテーマは『また、ひとつ。そして、次のアオへ。』コロナ禍で新しい日常を創ってきた卒業生へむけて

事例3.CDリリース20周年の3月9日にライブを開催

株式会社サンライズプロモーション東京は、日比谷野外音楽堂にて開催されたRyota Fujimaki「THANK YOU LIVE 2024」についてプレスリリースを配信しました。大ヒット曲「3月9日」のCDリリースから20周年を迎える2024年、曲名でもある3月9日に合わせてライブを実施。

イベントレポートとして配信されたプレスリリースには、当日の盛り上がりがわかる写真を複数掲載し、セットリストもまとめています。「恩師の日」の事例ではありませんが、卒業シーズンならではの広報PR施策として参考になるのではないでしょうか。

参考:藤巻亮太、「3月9日」CDリリースから20周年の〈3月9日〉に〈THANK YOU LIVE 2024〉を日比谷野音で開催

「恩師の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月24日の「恩師の日(『仰げば尊し』の日)」は、卒業式の定番曲に注目が集まり、恩師への手紙や関連行事を想起させるきっかけになる日です。卒業に関するイベントを手掛ける企業の方や、卒業シーズンならではの企画を検討している方にとっては特に、「恩師の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「恩師の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ