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豆腐の日(10月2日、毎月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日豆腐の日(10月2日、毎月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月2日、毎月12日は「豆腐の日」。今回は「豆腐の日」の意味や由来を解説します。

また、「豆腐の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に取り入れている広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、豆腐の開発・販売に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「豆腐の日」の意味・由来とは?

10月2日は「豆腐の日」です。豆腐製品の製造や研究・開発などの発展を目的とし、豆腐製造業者らが設立した組織「日本豆腐協会」によって制定されました。

日付は、「とう(10)ふ(2)」と読める語呂合わせから。毎月12日も「豆腐の日」です。

また、同様の由来で雷山地豆腐店の野田昌利氏が「雷山地豆腐の日」を制定しており、記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されています。

豆腐は、日本人にとって馴染み深い加工食品のひとつです。健康面でメリットが多い魅力もあるため、「豆腐の日」にちなんで販売を促進したり、豆腐のよさを発信したりといった広報活動に活かせるでしょう。

「豆腐の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「豆腐の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「豆腐の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「豆腐の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「豆腐の日」を元に発信をする流れ

「豆腐の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「豆腐の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「豆腐の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「豆腐の日」を広報PRに活かした事例

「豆腐の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「豆腐の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「豆腐の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.老舗菓子店とコラボした豆乳スイーツを限定販売

豆乳化粧品・大豆食品等の販売を手掛ける株式会社JIMOSは、老舗菓子店「さいかい堂」とのコラボレーション商品「しっとり豆乳ぼうる」を発売することをプレスリリースで発表しました。JIMOSが運営する豆腐の盛田屋の商品を使用したスイーツです。

「豆腐の日」の事例ではありませんが、コラボレーションした商品ならではの独自性と、3日間限定販売の希少性を伝えたプレスリリースがGOOD。パッケージや商品がわかる写真を豊富に掲載し、読み手の食欲を掻き立てた有用な広報PR施策といえるでしょう。

参考:【秘境の豆乳でつくる豆乳スイーツ!】老舗菓子店とのコラボで限定販売。日本三大秘境”宮崎県椎葉村”の豆腐や豆乳も味わえる期間限定イベントを宮崎空港で開催!

事例2.豆腐作りが楽しめるキットが日本ギフト賞を受賞

木製食器や調理道具を開発・販売するヤマコー株式会社は、販売する「豆腐作り器」が、2023年日本ギフト大賞で「都道府県賞 岐阜賞」を受賞したことをプレスリリースで発表。豆腐作り器は、自宅で豆腐作りができる岐阜県産のヒノキ材を使用したキットです。

プレスリリースでは、「日本ギフト大賞 岐阜賞」を受賞した『豆腐作り器』についてのこだわりや、どこを評価されたかなどを紹介。中でも独自性や創造性など評価されたポイントをリストにまとめて解説しているのがわかりやすくてGOODです。

「豆腐の日」にちなんだものではありませんが、豆腐に関する商品を受賞を機にプレスリリース配信した好事例です。

参考:【2023年日本ギフト大賞 岐阜賞を受賞!】自宅で豆腐作りが気軽に楽しめる「豆腐作り器」が選ばれました。

事例3.豆乳からこだわって作ったスイーツブランドを開始

豆腐をはじめとしたさまざまな商品を製造・販売する株式会社楽粹は、厳選した大豆と鳥取の清水を使用した豆乳から作ったスイーツブランド「粒と雫」の販売を開始。ブランドの世界観を体験できるスイーツショップのオープン情報とともにプレスリリースを配信しました。

プレスリリースでは、新商品が豆腐作りで培った技術を活かした豆乳づくりからこだわり、実現した新しい豆乳スイーツであることを紹介。使用する発芽大豆の豆乳大豆には、たんぱく、食物繊維、GABAなどが含まれており、栄養面にも優れていることを伝えることで読み手の興味・関心を促しています。また、統一感のある販売商品の写真や旗艦店の写真も目を引きGOODです。

記念日にちなんだ事例ではないものの、「豆腐」に関連する情報発信として参考になるのではないでしょうか。

参考:豆腐づくりを追求した楽粹が、豆乳づくりからこだわったおいしい&健康な新次元のスイーツブランド「粒と雫」6月17日(土)新発売

「豆腐の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

10月2日、毎月12日の「豆腐の日」は、豆腐をはじめとする加工食品に注目を集めやすい日です。飲食業界の方や、豆腐製品を開発・販売する企業の方にとっては特に、「豆腐の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

プレスリリースやニュースリリースのほか、X(旧 Twitter)やInstagramなどのSNSを活用するのも一案です。お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「豆腐の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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