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トイレの日(11月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日トイレの日(11月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

11月10日は「トイレの日」です。今回は、「トイレの日」の意味や由来について解説します。

また、トイレに関連するプレスリリースの事例もご紹介。「トイレの日」をきっかけに広報PRの取り組みを行う際のポイントも解説します。トイレで使える商品を販売している企業や水回りのトラブルに対応できるサービスを展開している企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「トイレの日」の意味・由来とは?

11月10日は「トイレの日」です。1986年11月10日、日本トイレ協会によって制定されました。日付は、「11(いい)」「10(トイレ)」の語呂合わせから。日本トイレ協会が開催した、「第1回トイレシンポジウム」の席で決定されました。

「トイレの日」の制定は、浄化槽設備の普及拡大や公衆トイレの環境整備の啓蒙が目的です。

なお、日本では11月10日が「トイレの日」ですが、世界的には11月19日が「世界トイレデー」。こちらは国連が制定しています。世界各国でトイレに関連する問題について考えたり、衛生状況の改善に取り組んだりする日とされています。

「トイレの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「トイレの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「トイレの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「トイレの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「トイレの日」を元に発信をする流れ

「トイレの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「トイレの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「トイレの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「トイレの日」を広報PRに活かした事例

「トイレの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「トイレの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.トイレの混雑状況を可視化・抑制する新サービスの実証実験を開始

AIやIoTなどのテクノロジーで解決する総合プラットフォームを運営する株式会社バカンは、九電グループの株式会社電気ビルとトイレの混雑抑制に関する実証実験を開始。トイレの混雑抑制メディアサービス「VACAN AirKnock」、トイレの混雑状況可視化サービス「VACAN Throne」を活用した実験です。

プレスリリースでは、利用者のトイレ体験の向上を目指すために実証実験するにあたり、サービス導入によるトイレ利用率のばらつきの低減などを検証することを冒頭で記載。導入により想定されるメリットについて、写真やイラストを用いて解説しています。

記念日にちなんだものではありませんが、実証実験などを行う際にプレスリリースを発信することで、より多くの人にサービスを知ってもらうきっかけとなります。

参考:トイレの混雑可視化/抑制サービス「AirKnock」を活用した実証実験を、九電グループの株式会社電気ビルと開始

事例2.トイレを使う回数に応じてNGO・NPOへ寄付できる制度を開始

AIやIoTを活用したさまざまな場所の空き情報を発信している株式会社バカンは、トイレの使用回数に応じてNGO・NPOに寄付を行う「バカンサポーター制度」を開始。トイレの混雑抑止メディアサービス「VACAN AirKnock Ads」が導入されているトイレを使うほど、サポート団体を応援できる仕組みになっています。

普段の行動が社会課題の解決に繋がっているのがポイント。「トイレの日」に何か社会のためになる活動をしたいけれど、どうしたらよいかわからない一般生活者にとって、応援したくなる取り組みです。

参考:トイレを利用すればするほど、NGO/NPOの支援に。サービスの導入企業、協力団体と連携し”優しい世界”の実現を目指す

事例3.水道修理サービス「水まわりの救急24」の都道府県特化型サイトを開設

テクノロジーカンパニーであるザ・サン・ストラテジック・ソリューションズ株式会社は、水道修理サービス「水まわりの救急24」の都道府県特化型サイトを開設しました。

水回りのトラブルの内容に合わせて対処法が探せるサイトになっているのがポイント。自身の該当する市区町村を探し、トラブルの相談ができます。

現状35サイトの開設に止まっているため、残り12サイトのオープンを「トイレの日」に合わせるのを検討してみるのがおすすめ。事前に関連ある記念日をピックアップしておけば、機会を逃さずに広報PRの取り組みができます。

参考:水道修理サービス「水まわりの救急24」の都道府県特化型サイトを開設

「トイレの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「トイレの日」は、国内外問わず重要度の高い記念日です。トイレは大事な施設であり、空間であるからです。その分、トイレに関連する新情報にも注目が集まりやすいのが特徴。トイレで使う商品やサービスを展開している企業は、「トイレの日」をきっかけに広報PRの取り組みを検討してみてください。

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