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歯ブラシ交換デー(毎月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日歯ブラシ交換デー(毎月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

毎月8日は「歯ブラシ交換デー」。今回は「歯ブラシ交換デー」の意味や由来を解説します。

また、「歯ブラシ交換デー」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に歯科業界の方や、オーラルケア商品の製造・販売を手掛ける企業の方は、ぜひ企画の参考にしてみてください。

「歯ブラシ交換デー」の意味・由来とは?

毎月8日は「歯ブラシ交換デー」です。歯磨きや歯ブラシなどのオーラルケア用品をはじめとするさまざまな日用品の製造・販売を手がけるライオン株式会社が制定しました。歯ブラシの「8(歯)」から毎月8日を記念日としています。

歯ブラシは歯と口の健康にかかせないアイテムですが、1ヵ月使用すると毛先が開いて歯垢除去力が低下することから、毎月交換する習慣を広めていくことを目的としています。

歯ブラシのイベントを開催したり、歯ブラシに関する調査リリースを配信したりなど、多様な広報PR活動に活かしやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「歯ブラシ交換デー」をきっかけに広報PR活動をする効果

「歯ブラシ交換デー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「歯ブラシ交換デー」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「歯ブラシ交換デー」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「歯ブラシ交換デー」を元に発信をする流れ

「歯ブラシ交換デー」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「歯ブラシ交換デー」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「歯ブラシ交換デー」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「歯ブラシ交換デー」を広報PRに活かした事例

「歯ブラシ交換デー」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「歯ブラシ交換デー」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだ事例ではないものも、今後の「歯ブラシ交換デー」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「ハブラシリサイクル」9年間の実績を報告

株式会社ライオンは、企業が取り組む環境対応として取り組んできた「ハブラシリサイクル」の9年間の実績をプレスリリースで報告しました。

プレスリリースでは、毎月8日の「歯ブラシ交換デー」を制定した経緯やメーカー問わず歯ブラシを回収する「ハブラシリサイクル」を行っている理由を述べた後9年間の回収量と活動実績を紹介しています。

オーラルケアのリーディングカンパニーとしての想いや責任に触れ、今後の展望にも環境への負荷軽減、循環型社会に貢献していくことへの決意がつづられている点も読み応えがありGOOD。記念日を制定した企業ならではのCSRにおける広報PRの好事例です。

参考:ライオン「ハブラシリサイクル」活動、9年間の実績の報告

事例2.世界初の紙製歯ブラシをJALラウンジで提供開始

株式会社エステックは、同社が開発した世界初の紙製歯ブラシを羽田空港、成田空港のJALラウンジで提供開始したことをプレスリリース配信しました。

紙製歯ブラシの紹介から始まるプレスリリースには、提供先である日本航空株式会社へのインタビューを掲載。インタビューから導入の背景を知ることで紙製歯ブラシの有用性を説得力を持ってアピールしています。

記念日に関する広報PRではないものの、今後の展望からもわかるように企業としての取り組みがはっきり明記された参考事例です。

参考:世界初の紙製歯ブラシ、JALラウンジで提供開始!

事例3.バイオマスプラスチックを使用した歯ブラシ、ヘアコームを販売開始

オリジナルグッズを製作するアイグッズ株式会社は、サステナブルアメニティグッズシリーズの第六弾として、バイオマスプラスチックを使用した製品の販売を開始。バイオマスプラスチックは、トウモロコシやサトウキビなどのでん粉の植物を原料にしたプラスチックです。

今回発売を開始したアメニティグッズは、バイオマスプラスチックを50%以上使用した歯ブラシとヘアコームの2製品。プレスリリースには、製品の特徴とアメニティホテル業界のSDGsを推進する「SUSPRO(サスプロ)」についての詳細を掲載しています。

記念日にちなんだ事例ではありませんが、自社の取り組みがプラスチックの使用削減に貢献しているのがGOODな事例です。

参考:バイオマス“50%以上使用”ホテル・旅館向け「歯ブラシ」「ヘアコーム」販売開始

「歯ブラシ交換デー」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

毎月8日の「歯ブラシ交換デー」は、歯ブラシやオーラルケア用品に注目が集まりやすい日です。歯ブラシの製造・販売を行う方や、オーラルケアに関する広報PRを検討している方にとっては特に、「歯ブラシ交換デー」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「歯ブラシ交換デー」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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