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旅の日(5月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日旅の日(5月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月16日は「旅の日」。今回は「旅の日」の意味や由来を解説します。

また、「旅の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に旅行業界の方や旅行関連の商品を製造・販売されている企業、イベント関連の企業などはぜひ参考にしてみてください。

「旅の日」の意味・由来とは?

5月16日は「旅の日」です。旅を愛する作家などにより結成された日本旅のペンクラブが1988年(昭和63年)に、忘れがちな旅の心や旅人とは何かという思索を問いかける日として提唱しました。

日付は、松尾芭蕉が奥の細道に旅だったとされる5月16日(陰暦元禄2年3月27日)に由来しています。

毎年「旅の日」には、日本旅のペンクラブ主催の『「旅の日」の会』というイベントが開催されています。また、「日本旅のペンクラブ賞」や「旅の日」川柳なども募集。同イベント内で表彰・贈呈式が行われています。

「旅の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「旅の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「旅の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「旅の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「旅の日」を元に発信をする流れ

「旅の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「旅の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「旅の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「旅の日」を広報PRに活かした事例

「旅の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「旅の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例を紹介します。

事例1.「旅の日」に向けてZ世代女子を対象に女子旅に関する調査を実施

ネイル情報を投稿するInstagramアカウントや女性向けメディアを運営するアウトオブザボックス株式会社は、5月16日の「旅の日」に向けて、女子旅の経験があるZ世代女性103名を対象に調査を実施。結果をプレスリリースで公開しました。

プレスリリースでは、調査のサマリーをメイン画像に使用し、読み手の関心を引く構成に。調査項目は、「一緒に女子旅したい同世代の有名人」「女子旅前日にありがちなこと」などの共感を得やすい内容に加え、女子旅におけるネイル事情の結果が紹介されています。「旅の日」に合わせて調査結果を発信し、自社サービスの認知を自然に広げた好事例です。

参考:5月16日は旅の日!Z世代に聞いた「一緒に女子旅したい同世代の有名人ランキング」【女子旅の調査】

事例2.「旅の日」にちなんで、旅に持って行きたい人気バッグランキングを発表

ブランドバッグのシェアリング事業を展開するラクサス・テクノロジーズ株式会社は、5月16日の「旅の日」に合わせて、人気バッグTOP5をプレスリリースで発表。過去1年間の利用データをもとに、旅行目的でのレンタル頻度が高かったバッグをランキング形式で紹介しています。

プレスリリースの冒頭では「旅の日」の由来に触れ、読み手に旅行への気分を喚起。各ランキングでバッグを紹介するだけでなく、「おすすめのシーン」という共通項目を設けており、実際の利用場面をイメージがしやすいように工夫がされています。記念日を活用した広報PR施策として参考になります。

参考:「5月16日:旅の日」にちなみ、旅に持って行きたい人気バッグランキングを発表

事例3.「旅の日」に合わせて、EXサービス×小田急箱根コラボ企画を実施

東海旅客鉄道株式会社は、5月16日の「旅の日」から、「EX旅パック」「EX旅先予約」にて、EXサービス会員向けに株式会社小田急箱根とコラボレーションしたプランを発売。箱根をめぐるロープウェイやケーブルカーなど、8つの乗り物が乗り放題になるお得なプランとしてプレスリリースで紹介しました。

複数の乗り物や利用可能な範囲を示す路線図を画像でわかりやすく掲載し、プランの魅力がひと目でわかる内容に。また、プレスリリースのタイトルで記念日との関連性を明確に打ち出し、販売開始日も「旅の日」に設定することで、話題性を高めています。

参考:5月16日は“旅の日”!「箱根めぐりの旅」をお得に楽しめるEXサービス×小田急箱根コラボ企画を5月15日発売開始!!

「旅の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「旅の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「旅の日」にちなんだイベントやキャンペーンを実施したり、旅行に関する調査リリースを出したりするのも一案です。また、旅に絡めた商品を集めた企画など、旅を多角的にとらえてアプローチしてみるのもよいでしょう。

今一度「旅の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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