シンデレラデー
5月8日は「声の日」。今回は「声の日」の意味や由来を解説します。
また、「声の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にタレント関連や、声に特化した商品の広報PRを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「声の日」の意味・由来とは?
5月8日は「声の日」です。素敵な声の人を増やし、日本を元気に明るくしていきたいという想いから、声について研究・意識調査を行う「声総研」が発案しました。
日付は、声の「こ(5)」と、「8(eight)」の「え」を取った語呂合わせ。「声の日」にちなんで調査リリースを発表する企業もあるため、歌声以外の要素からも広報PRを考案できるでしょう。
「声の日」をきっかけに広報PR活動する効果
「声の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「声の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「声の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「声の日」を元に発信をする流れ
「声の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「声の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「声の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「声の日」を広報PRに活かした事例
「声の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「声の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例をピックアップ。併せて声に関する広報PRもご紹介します。
事例1.「声の日」にちなんで、声が好きな有名人をアンケート調査
コエステ株式会社は、5月8日の「声の日」に合わせて、有名人の声に関する調査リリースを発表。10〜50代の男女1000人に、声が好きな有名人を投票してもらうアンケート調査です。
男性では福山雅治、女性では石原さとみが1位を獲得。歌手や俳優のほか、声優やお笑い芸人も多数ランクインしています。
また、「声の日」に関する調査リリースのなかで、自社が提供するプラットフォーム「コエステーション」を紹介しているのがGOODポイントです。自然な流れで自社サービスへと誘導できる、有用な広報事例といえるでしょう。
参考:総合1位は福山雅治と石原さとみ!コエステ発表!「声が好きな有名人ランキング2020」
事例2.ボイスメディアで、リスナーに向けてステイホームを呼びかけ
ボイスメディアVoicyを運営する株式会社Voicyはニュースリリースにて、ボイスメディアでコロナ禍でのステイホームを啓発する取り組みを発表。自社のボイスメディア「Voicy」のチャンネルで、通勤・通学中のリスナーに自粛を呼びかけるプロジェクトです。
文字を読んだり映像を見たりするのではなく、「声で届ける」ということに特化しているのが魅力。コロナ禍での注意喚起に加え、じっくりテレビを見る時間がない人への認知拡大にも効果が期待できる広報事例です。
参考:声で届ける StayHome、通勤通学時よく聴かれる 6つの音声ニュースチャンネルが呼びかけ開始
「声の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
5月8日の「声の日」にちなんだ広報PRを考えるときは、歌やラジオなど、声に特化した商品・サービスに絡めると良いでしょう。また、「声の日」にまつわる調査リリースを発信するのも一案です。
ほかに「お客様の声」のようなアンケートを実施したり、声優のデビューや新作を発表したりといった広報PRも有用といえます。
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