PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
女性大臣の日(7月19日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日女性大臣の日(7月19日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月19日は「女性大臣の日」。今回は「女性大臣の日」の意味や由来を解説します。

また、「女性大臣の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に女性リーダーのいる企業や女性向けのサービスや製品を提供している企業、イベント企画を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「女性大臣の日」の意味・由来とは?

1960年(昭和35年)のこの日、池田勇人が第58代内閣総理大臣に任命され、第一次池田内閣が発足。このとき中山マサが厚生大臣として入閣し、日本初の女性大臣が誕生したことに由来しています。

中山マサの厚生大臣としての在任期間は5ヵ月と短かったものの、母子家庭への児童扶助手当支給を実現するなどの実績を残しました。その後これまでに40人を超える女性大臣が誕生しています。

また、この記念日はいつ誰によって制定されたかは不明で、イベントなども行われていません。

「女性大臣の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「女性大臣の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「女性大臣の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「女性大臣の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「女性大臣の日」を元に発信をする流れ

「女性大臣の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「女性大臣の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「女性大臣の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「女性大臣の日」を広報PRに活かした事例

「女性大臣の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「女性大臣の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例をピックアップ。社会での女性の活躍に関する事例をGOODポイントとともに紹介します。

事例1.次世代女性リーダーの育成を目指す産官学連携プロジェクトが開始

事業構想大学院大学と社会構想大学院大学を運営する学校法人先端教育機構は、「次世代女性リーダー育成プロジェクト研究」を開始することをプレスリリースで発表しました。土浦市と、総合商社である関彰商事とともに、「事業構想大学院大学」の産官学連携プロジェクトとして実施します。

プレスリリースでは、プロジェクトの背景や概要を記載しています。土浦市市長や関彰商事社長、事業構想大学院大学長の取り組みへのコメントも掲載しているのがGOOD。記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、女性躍進への想いやプロジェクトへの期待感が伝わる好事例です。

参考:土浦市 × 関彰商事 × 事業構想大学院大学【次世代女性リーダー育成プロジェクト研究】を開始

事例2.女性活躍支援プロジェクト本格始動、育児短時間勤務の選択を拡充

株式会社IKホールディングスは、連結子会社である株式会社アイケイとともに取り組む「ワーキングウーマンプロジェクト」が本格始動したことを発表。育児短時間勤務の時間選択拡充が決定したことをプレスリリースで配信しました。

プレスリリースにはプロジェクト発足の背景を説明したうえで、今回拡充を決定した「育児短時間勤務の時間選択制度」を紹介しています。新たな取り組みだけでなく、これまでの取り組み実績も記載しているのもGOOD。「女性大臣の日」に絡めたプレスリリースではありませんが、女性の活躍に向けた活動内容がわかる社員インタビューを掲載するなどの工夫が参考になる事例です。

参考:グループ初の女性活躍支援プロジェクト「ワーキングウーマンプロジェクト」が本格始動 育児短時間勤務の時間選択拡充が決定!

事例3.モンスターラボ「えるぼし」3つ星を取得

ソフトウェアの開発、販売を行う株式会社モンスターラボは、「えるぼし認定」にて、最上位の3つ星を取得したことをプレスリリースで発表しました。女性活躍推進の取り組みに対して優良企業として認定する評価です。

プレスリリースでは、同社が大切にしているValueから、実施してきた「多様性への取り組み」を紹介。表を用いたり、重要なところに太字を使ったりして、情報をわかりやすくまとめている点がGOODポイントです。「女性大臣の日」に関連した発信ではないものの、認定を受けた際に参考になる広報PRの好事例です。

参考:モンスターラボ、「えるぼし」の3つ星認定を取得

「女性大臣の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「女性大臣の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「女性大臣の日」にちなんだイベントやキャンペーンを開催したり、活躍する女性たちなどに関する調査リリースを出したりするのも一案です。また、自社で独自に女性が活躍できるような取り組みをしている場合は、積極的に発信するとよいでしょう。

「女性大臣の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ